健康、生活 › たとえば、顎の骨や顎関節をはじめ、舌の粘膜の状態、口の中の癌の有無、噛み合わせや歯並び、唾液の量や質など

2018年11月30日

たとえば、顎の骨や顎関節をはじめ、舌の粘膜の状態、口の中の癌の有無、噛み合わせや歯並び、唾液の量や質など

予防とは、読んで字のごとく、「予め、防ぐ」という意味です。
昨今の医療界では、この言葉に非常に重きをおき、今までの悪くなってから治すという医療のみならず、悪くなる前に病気となる原因を発見し、早期に絶つという医療が重要視されております。

歯科医療においても虫歯や歯周病などの病気になってからの治療だけではありません。痛くなる前にお口の中の健康を守り、また増進するための、積極的な医療もあります。 つまり、病気の原因から治す方法です。

これがもっとも効果的です。とりわけ歯科においては、虫歯や歯周病などの病気になったら元通りならない場合もあります。また病気になると、ただ一本の歯を失うだけでは止まらず、心身の健康を含めた大切なものまで失ってしまいます。虫歯だから削って詰めましょう、痛いから神経をとりましょう、揺れてきたから抜きましょう…これが今までの歯科医療です。
ハンドピース
予防歯科とは、虫歯や歯周病に限らず、口の中のあらゆる所を検査します。たとえば、顎の骨や顎関節をはじめ、舌の粘膜の状態、口の中の癌の有無、噛み合わせや歯並び、唾液の量や質など。

細かい検査を定期的に行うことにより、見落とされがちな口の中の疾患を早期に発見することができます。また大きな効果として、自分の口の中の状態を正しく知ることで、口の健康に対する意識が高まるという事があります。

検査だけでなく今後の生活での注意点や、その人にあった歯磨きの指導ができます。
早期発見、早期治療につとめ、もとから虫歯をつくらないようにするための知識の習得と意識の改善、これが最も重要なのです。自分の歯は自分で守りましょう!
口腔内カメラ
当院では年齢、お口の中の状態に合わせた予防システムでむし歯、歯周病予防を行っております。むし歯の予防法はその年齢ごとによって注意点も変わりますし、使用する予防器具(ブラシなど)も変わってきます。
食生活、治療した歯の本数などのさまざまな情報を元に、その人個人によって異なるむし歯になるリスクの原因を突き止め、改善していきます。
小児(乳幼児・児童)を対象にフッ素塗布や予防プログラムも取り入れております。



Posted by koikenina at 13:28│Comments(0)
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