健康、生活 › お口の病気(むし歯と歯周病)の原因は歯垢(細菌のかたまり)です

2018年12月04日

お口の病気(むし歯と歯周病)の原因は歯垢(細菌のかたまり)です

歯周病はプラークの中にいる歯周病菌がもとで発症する可能性があります。
自覚症状のないまま歯ぐきが炎症を起こしてしまうものであり、やがて顎の骨が溶けはじめ、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうリスクもある怖い病気です。日本人の30代の9割が感染していると言われています。
歯医者 マイクロスコープ
定期健診とメインテナンスの重要性
歯の治療が終了するとホットしますね。治療が終わったのに、どこも痛くないのに、どうして定期的に歯科医院に通院しなければいけないの?と思われる方も多いと思います。でも安心は出来ません、治療が終了したそこからがスタートなのです。お口の健康を維持するためには、まず病気に罹らない予防と、むし歯や歯周病の治療が終了してからのメインテナンスが重要です。予防とメインテナンスは、いずれも患者さん御自身が日常生活で日頃心がけるべき事(御自分で行うブラッシング)と、歯科医院で受ける予防処置(PMTC)や指導があります。快適な食生活を維持し継続していただくため、当医院では治療とは別に、予防やメインテナンスを行う専用の診療台を設置し、歯科医師や歯科衛生士は、あなたのお口の健康維持を支えます。

PMTC
お口の病気(むし歯と歯周病)の原因は歯垢(細菌のかたまり)です。歯垢をとることをプラークコントロールと言います。プラークコントロールを実践するためには、毎日御自身で行うブラッシングが大切で、これをセルフケアーと言います。セルフケアーですべての歯垢をとりきる事が理想ですが、現実には磨き残しがあり、なかなか上手くはいきません。そこで、セルフケアーで十分にプラークコントロール出来ない部分をサポートするのが、プロフェショナル・メカニカル・トウース・クリーニング(PMTC)です。PMTCは、歯科医師、歯科衛生士が、歯の表面についた歯垢や沈着物を特殊な医療機器を使って取り去った後、歯垢の再付着を防ぐために、歯の表面をお薬できれいに磨く処置のことを言います。
歯科 鉗子
PMTCによって得られる効果
歯周病の改善および進行防止:御自身では磨きにくい部位の歯垢を除去し、歯肉の状態を健康にする。
むし歯予防:ブラッシングだけでは落とすことの出来ない歯垢を取り除き、フッ素を塗布することで歯垢の再付着を防ぎ、むし歯の発生や進行をおさえることが出来ます。
歯質の強化:歯垢を取り除いた歯の表面に、直接フッ素が配合されたお薬で磨くことで歯の再石灰化(歯を固く、強くする)を促進することが出来ます。
審美性の向上:光沢のある、歯の表面を回復することが出来ます。

歯周病の治療やその予防、メインテナンスのみを希望される方も、知識の普及から最近増えております。歯科医院は、むし歯の治療だけをする所では、ないのです。自分の歯を出来るだけ永くもたせたい、自分の歯で美味しく食事がしたい、当医院では治療とは別に、予防専用の診療台を設置し、歯科医師や歯科衛生士がそうした方のニーズにも積極的にお応えしておりますので、安心してお問い合わせください。



Posted by koikenina at 13:07│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。