健康、生活 › 80歳で20本の歯を残すには30歳代からの歯周病対策が必要となります。

2018年12月29日

80歳で20本の歯を残すには30歳代からの歯周病対策が必要となります。

歯周病とはお口の中の磨き残しの歯垢(デンタルプラーク、バイオフィルム)、歯石により、歯肉が炎症を起こして赤く腫れたり、出血したりする歯肉炎と歯肉炎が進行して骨などが破壊される歯周炎の総称です。歯周病の初期では自覚症状がないまま進行するので歯がグラグラするなどの異常に気づいたときは重症化していることがほとんどです。そのため歯周病は症状のないうちに予防、及び治療が必要となってきます。最近の調査によると、25歳以上の日本人の8割に歯周病があると言われていますのでめずらしい疾患ではないのです。80歳で20本の歯を残すには30歳代からの歯周病対策が必要となります。
超音波スケーラー
歯周病の自覚症状
朝起きたとき、口の中がネバネバする
歯磨き時に出血する
口臭が気になる
歯肉がむずがゆい、痛い
歯肉が赤く腫れている
かたい物が噛みにくい
最近歯が長くなったような気がする
昔に比べて歯と歯の間にものがはさまりやすくなった
歯周病は早期発見・早期治療が大切です。上記の症状がある方は、一度診療にいらしてください。

プロによる歯のクリーニング ~ PMTC
歯科衛生士が専用の器具とフッ化物入りペーストを用いて、歯の汚れを徹底的に除去する方法です。PMTCの効果
エアーモーター
歯質の強化
フッ化物入りペーストにより再石灰化を促進し、歯のエナメル質を強化します。

虫歯の予防
細菌性バイオフィルム(歯の汚れが成熟されて形成される細菌が作った膜)を破壊し、プラークを除去し、再付着を防ぎ、虫歯を予防します。歯周病、歯肉炎の改善・予防歯と歯肉の間の汚れを除去することにより、歯肉の症状を改善します。歯肉が引き締まるので、歯周病の予防にもつながります。

審美性の向上
タバコのヤニや茶シブなどの沈着した色素を取り除き、光沢のある本来の歯面に回復します。



Posted by koikenina at 16:46│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。