健康、生活 › 軽度の歯周病は歯が赤く、 ブラシをすると出血するくらいで症状がほとんどありません

2019年03月11日

軽度の歯周病は歯が赤く、 ブラシをすると出血するくらいで症状がほとんどありません

軽度の歯周病は歯が赤く、 ブラシをすると出血するくらいで症状がほとんどありません
歯周病とは、口腔内の細菌(歯周病原性細菌と言われる歯周病を引き起こす細菌)が、 歯と歯肉の間から入り込み、毒素によりその付着をこわし、 進行すると歯肉の下にある歯を支えている歯槽骨(アゴの骨)を溶かし、 だんだんと歯がゆれだし、最悪の場合には歯が 自然と抜けてしまうこともある細菌による感染症です。

軽度の歯周病は歯が赤く、 ブラシをすると出血するくらいで症状がほとんどありません。
中等度の歯周病では、労わると歯肉が腫れる、口臭がある、歯がしみる、 朝起きた時に口の中が特にネバネバするなどの症状が出てきますが、 食事をする上で特に咬むのに不自由な症状がないのが普通です。重度になると、歯肉が後退してきた(歯がのびたようになった)、歯が動いてきた、 歯がグラグラする、咬みにくくなった、歯肉から膿が出る等の症状も出てきます。

歯周病の進行は、特別な場合、(他の病気の影響、急性の歯周病他)を除いて 10年~40年以上かけてゆっくり進行するため、日々の変化は少なく 「沈黙の病気」と呼ばれるほど自覚症状が感じられにくいため、 気がつかずに悪くなっている場合がほとんどです。
歯周病を予防したり、治すためには、いかに早く発見し、治療するかがキーとなりますので、 早めの検診、定期健診をお勧めします。
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歯周病ってどう防ぐの?
一般に歯周病は進行が非常にゆっくりしているため、初期の段階では、ほとんど自覚症状がなく、気がつかない間にどんどん悪くなってゆきます。そのため、歯周病に対してもっとも大切なのは歯周病にかかりにくい環境を作るための予防だと思います。
予防をするためには、その病気の原因を知ることが大切です。
歯周病の主な原因はプラークですので(他の誘因として生活習慣病、喫煙ほかがあります。)歯周病の予防は、まずプラークをできるだけ除去することが一番です。
“私は毎日ブラッシングをしているのに…なぜ?”と思われる方も多いと思います。
その最大の理由は、きちんと磨けていないため、磨き残りが多いから「磨いても磨けてなければ意味がない」つまり「磨いている」と「磨けている」との全く別のことになります。
人はそれぞれ口の形、大きさ、歯並びが違います。
そのため、それぞれの人に合った磨き方が必要なのです。
歯周病にならない磨き方ができるようになると虫歯にもなりにくい環境ができてきます。
それぞれの人の口の中の状態(虫歯、被せ物、入れ歯、歯周病他)は、それぞれの人の過去が反映されています。
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これらの過去を変えることはできませんが、予防を することでそれぞれの人の未来、これからの人生を変えられると思います。自分自身の歯で食事を摂り続けるそのために自分自身で毎日行う予防と自分ではケアしきれない部分はプロの私達の出番です。皆さんの口の中で磨けてない部分はないか、歯石はできてないか確認して、プラークコントロールをしていきます。



Posted by koikenina at 11:34│Comments(0)
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