健康、生活 › 初期治療を行って、それでも歯周病が残る場合は、必要に応じて歯科医師による歯周外科を行います

2019年04月04日

初期治療を行って、それでも歯周病が残る場合は、必要に応じて歯科医師による歯周外科を行います

歯周病は初期治療(歯石取り・根面清掃・ブラッシングとお口の環境改善など)が最も重要だと考える当院では、初期の段階でできる限り時間をかけ徹底した処置を行います。その時間は短くても30分。一見長い時間に見えるかもしれませんが、丁寧な処置と分かりやすい説明をご提供するために最低限必要だと考えています。
歯科 口腔内カメラ
歯周病を改善するためのお手伝いをするのは、歯科医療業務を行う専門国家資格を持つ歯科衛生士です。当院では担当歯科衛生士制を導入していますので、患者さまお一人お一人に担当の歯科衛生士が付き、歯石やプラーク(歯垢)の除去、歯みがきの方法や生活習慣などについてのアドバイスまで、歯科医療の専門知識を元に丁寧なケアをご提供いたします。毎回同じ歯科衛生士が担当することで、お口の中の変化にも気づきやすく、よりきめ細やかな歯周病ケアができるようになっています。初期治療を行って、それでも歯周病が残る場合は、必要に応じて歯科医師による歯周外科を行います。

歯周病のほとんどのケースは時間をかけて治療すれば改善できます
「疲れた時に歯ぐきが腫れる」「年に何回も歯ぐきが腫れる」「歯ぐきがうずく」という方は、歯周病の検査を受けることを強くおすすめします。歯周病の治療は、短期間ではできるものではありません。ですが、しっかりと治療を行えば、ほとんどのケースでは状態を改善できます。歯周病が進むほど、歯と歯ぐきの隙間である「歯周ポケット」が深くなります。歯周ポケットが深い方は、必ず一度は、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)を受けていただくことを強くお薦めいたします。

重度の歯周病にも対応可能です
症状が重い患者さまの場合は、さらに外科手術による治療も可能です。その分期間は長くなりますが、根気よく治療を続けていけば改善することがでる場合もあります。もちろん私たちも全力でサポートしてまいります。
歯 ホワイトニング 機械
セルフケアで歯周病を改善してモチベーションアップ
歯周病は、歯垢(プラーク)の中に潜む歯周病菌に感染することで炎症がおこる病気です。歯周病の予防のために一番大切なのが、歯垢(プラーク)を綺麗に取り除くための日常的なセルフケア(歯みがきなど)です。また、定期検診でチェックすることも大切です。
定期検診では、セルフケアがしっかりとできているかを、歯垢染色液(歯垢だけを着色する専用の薬液)を使ってチェックし、磨けていない箇所をきちんと磨けるように指導していきます。定期的なチェックを繰り返すことで、正しいセルフケアが身に着きます。また、セルフケアで落とすことができない歯石やバイオフィルムという「ぬめり」に包まれた汚れも定期検診の際にクリーニングします。

さらに、定期的に歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の深さをチェックし、歯周病がどのように改善しているかを確認します。正しいセルフケアを身に着けることで、どんどん良くなる効果が目で見て実感していただけますので、予防に対するモチベーションが上がったと言っていただけることも多くあります。ぜひ体感してみてください。



Posted by koikenina at 10:45│Comments(0)
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