健康、生活 › あなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです

2019年05月01日

あなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです

予防歯科の目的は「お口の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。
小さなお子様であれば、虫歯が1本もないお口の環境をつくることが可能ですし、
成人の場合、治療した部分の再発予防、新たな虫歯、歯周病の進行、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶・コーヒー・タバコなどの汚れを完全には落とすことはできません。
研磨用ポイント
正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアが
あなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てるのです。欧米では虫歯や歯周病にならないため積極的に歯科医院を活用しています。日本人が持つ歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米の予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないため、健康で美しい歯のお手入れに利用するところ」、という考えです。
結果、70歳での平均残存歯数に大きな差が出ています。歯は一度失うと二度と生えてくることはありません。ずっと健康な自分の歯で美味しくごはんを食べたい方は、今から予防歯科を始めましょう。

まるで歯のエステ?「PMTC」
「PMTC」を簡単に説明すると、毎日の自分で行なう歯磨きで落ちない歯の汚れを歯医者さんで専用機器を用いてきれいにクリーニングすることです。毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や歯ブラシでは磨くことができない、歯周ポケット(歯と歯肉の間のみぞ)内の歯の根の部分もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。歯石を取るような治療ではなく、あくまで心地よい範囲の刺激で行なわれます。

自分の歯磨きと何が違うの?
汚れを取って磨くだけなら、自分の歯磨きと大きな違いは無い様ですが、歯磨きで落とすことができない汚れがあります。これは、「バイオフィルム」といってこびり付いた状態の細菌の塊で、歯周病や虫歯の温床になってしまうため、研磨剤や専用機器を使用して磨き落とすと歯周病や虫歯の予防には大変効果があります。難しい解説よりも一度体験すると案外病みつきになるようなサッパリ感が得られるかもしれません。
鉗子 歯科
PMTCの治療の流れ
1:視診、触診。ポケット探針等により、虫歯の有無、歯周病 の進行状態を検査します。 

2:歯に付着しているバイオフィルム、ブラッシングの苦手箇所、今後問題が起こりそうな
  部分をチェックし、セルフケア実践を目的としたブラッシング・フロッシング指導を行います。

3:専用の機器を使用し、バイオフィルム、歯石、着色の除去を行います。

4:フッ素入りのジェルを使って全体を磨き上げます。

5:検査した結果のデータをお見せして説明し、用紙をお渡しします。



Posted by koikenina at 11:32│Comments(0)
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