健康、生活 › プラスチックのチップを使って歯と歯の間の汚れを落とします。

2019年05月02日

プラスチックのチップを使って歯と歯の間の汚れを落とします。

予防歯科とは、歯が悪くなってから歯科医院に行くのではなく、歯が悪くなる前に歯科医院でクリーニングを行うことによって虫歯にならないようにしたり、治療した歯が再び虫歯にならないようにケアしていくことをいいます。むかしは、「痛くなってから歯医者さんに行く」という考え方一般的だったので、結果として「歯医者は痛い」といったイメージがついてしまうこともありました。しかし、自分のもともとの歯を健康な状態で維持していくことが最も健康的で、痛い思いもしなくてすみます。また、治療にかかる費用よりケアの費用の方が少なくてすみます。そうした考えに沿って生まれたのが「予防歯科」です。

歯石とは?
プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したもの。この状態になると、歯ブラシだけでは取り切れなくなります。更に、表面がザラザラしているので、その上にもまたプラークがつきやすくなり、 炎症がひどくなったりと、お口の中の状態が悪化します。
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プラークとは?
歯の表面につく垢(あか)とでもいえそうなものですが、実は、食べ物の残りカスや、タバコや茶しぶなどによる歯の表面の汚れとは全く違ったモノで、非常に多くの種類の細菌の集団です。そして、歯の表面にしっかりくっついてしまっていて、うがいなどでは落とすことのできないものです。プラークは、もともと口の中にいる細菌が、歯の表面に残った食べ物の細片などをエネルギー源として、どんどんその数を増やし、同時に砂糖などの物質から「デキストラン」と呼ばれる非常にねばねばした、歯につきやすいのりのような物質をつくりだし、歯にべっとりとへばりついたものです。このプラークの中にいる細菌のあるものはむし歯をつくり、またあるものは歯周病の原因となります。

PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning の略で、歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入り ペーストを用いて、すべての歯面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。このPMTCは、約20年ほど前に虫歯、歯周病の予防管理を目的として 北欧でシステム化され、現在多くのリサーチに裏付けられて着実な臨床実績を上げています。
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PMTC(クリーニング)の流れ
プラークがどこに残っているのかを染色液で確認します。(行わない場合もあります)
歯の表面に専用のクリーニングペーストを塗ります。
プラスチックのチップを使って歯と歯の間の汚れを落とします。
歯肉を傷つけないように、柔らかいラバーカップで歯と歯肉の境目の汚れを落とします。
さわやかな洗浄液でお口の中をきれいに洗います。
歯の質を強くし輝きを増すために、きれいになった歯面にフッ素を塗布して終了です。



Posted by koikenina at 11:43│Comments(0)
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