健康、生活 › 神経の処置を行った歯は、数年経過すると変色することがあります

2019年07月02日

神経の処置を行った歯は、数年経過すると変色することがあります

毎日食事をすることで、歯には目に見えない汚れが溜まっていき、次第に黄ばんできます。ホワイトニングとは、歯科用の漂白剤を使って、歯を削らずに白くする施術です。歯のクリーニングだけでは取り除けない、茶渋やタバコのヤニなどの汚れを分解して落とします。ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。いずれも施術の基本は、漂白剤を歯の表面に塗って汚れを分解させることですが、それぞれに利点と欠点があります。

オフィスホワイトニング
歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングは、1~2回の通院で歯を白くすることができます。強い漂白剤を使用するので、場合によってはしみることもあります。
短時間で白い歯を手に入れられるので、就職や結婚を控えた方にはお薦めです。しかし、ホームホワイトニングよりも歯の色戻りが起こりやすいとも言われています。
デジタルワックスペン
ホームホワイトニング
患者さまが自宅で行うホワイトニングです。専用のマウスピースを作り、薬剤を注ぎ込んで歯に装着することで、次第に歯を白くしていきます。好きな時間にできるので、忙しい方に向いています。
ただし、オフィスホワイトニングに比べると薬剤の濃度が低いので、好みの白さにするまでには時間がかかることがありますが、その分、歯にしみることはあまりなく、後戻りも少ないです。
歯科ユニットテーブル
ウォーキングブリージング
神経の処置を行った歯は、数年経過すると変色することがあります。これを元の色に戻す方法がウォーキングブリージングです。特に前歯は、即座に歯を削って冠を被せるのではなく、多くの部分に健全な歯が残っていれば詰め物で対応します。
数年~十数年経過して予防の処置後の歯の変色が表れた際に、歯の裏側から漂白剤を入れる方法です。痛みは当然ありませんし、数年前まで保険治療がなされていた方法です。一度ご相談ください。



Posted by koikenina at 13:08│Comments(0)
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