健康、生活 › 近年、歯周病菌が原因でさまざまな病気の引き金になると報告されています。

2019年07月17日

近年、歯周病菌が原因でさまざまな病気の引き金になると報告されています。

現代人が歯を失う最大の原因は歯周病と言われています。
歯周病とは、口腔内のバクテリアが引き起こす感染症で、歯の周りの組織を破壊する病気のことをいいます。多くは、歯茎の炎症(歯肉炎)として発症し、進行すると歯槽骨が溶けて「歯周炎」はじめて膿が出て、最後には歯がぐらぐらとなり抜かざる得ない状態に追い込まれます。上記のような状態を放置したままにしますと、口臭、歯肉炎、歯槽膿漏(歯周病)へと進行していきます。従って、歯磨きはもちろんのこと、歯石も取っていかなければなりません。またときには、歯周外科が歯の根元にまでおよぶ歯石等を取るために必要になってきます。他に歯周組織を再生させる目的によっても必要になってきます。
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歯周病が引き起こす全身疾患
近年、歯周病菌が原因でさまざまな病気の引き金になると報告されています。
歯茎に進入して細菌は自らの住居として歯周ポケットというものを作り始めます。 実は歯周ポケットの壁は薄い皮膜の直ぐ下は血管があり、細菌が簡単に入り、全身をめぐることは不思議なことではありません。歯周病が引き起こす疾患には以下のようなものが挙げられます。
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歯周組織の再生には
GTRとエムドゲインがあり、GTRとは歯根面と骨欠損を人工の膜で被覆することによって 歯周組織が再生するためのスペースを確保する方法で、人工の膜によって確保されたスペースに 歯周病によって失われた組織を作る細胞が優先的に集まり、歯周組織が再生します。
エムドゲインはスウエーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料です。エムドゲインの主成分(エナメルマトリックス デリバティブ)は子供の頃、歯が生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。
歯周外科の際に手術部位にエムドゲインを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現します。こうして初めて歯が生えた時と同じような強固な付着機能を持つ歯周組織の再生を促すのです。

予防歯科とは
虫歯・歯周病になる前に予防するという意識
当医院では、患者さんの口腔内を把握し、歯ブラシの当て方、磨きにくい部位のチェック等を行い、虫歯にならないように、ブラッシング指導を行い予防します。必要に応じて、歯を染め出しして、ブラッシング指導を行います。
また、お子さんでは、あらかじめフッ素を用いて虫歯の予防を行います。また、虫歯等お口の治療後(終了後)が、非常に大事です。その為、検診を積極的に呼びかけております。一度治した歯は、虫歯に再びかかり易いので気をつけていただきたいと思っております。



Posted by koikenina at 11:55│Comments(0)
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