健康、生活 › 口臭予防に効果的な方法は、細菌の活発な活動や繁殖を抑えること、唾液によりお口の乾燥状態を防ぐことです

2019年07月19日

口臭予防に効果的な方法は、細菌の活発な活動や繁殖を抑えること、唾液によりお口の乾燥状態を防ぐことです

口臭は、誰にでも起こりうる生理的口臭や、お口や全身の病気による口臭、飲食物や嗜好品による口臭、心因性の口臭などに大きく分類されます。
生理的口臭 (起床時、空腹時、緊張、疲労、加齢、女性の月経時など)
病気による口臭
歯や口の病気 (歯周病、舌苔、唾液分泌の減少、重症のむし歯など)
全身の病気
 鼻やのどの病気(副鼻腔炎、慢性鼻炎、慢性扁桃炎など)
 呼吸器系の病気(化膿性気管支炎など)
 消化器系の病気(逆流性食道炎など)
 その他の病気(糖尿病、腎不全など)
飲食物や嗜好品による口臭 (にんにく、ニラ、酒、タバコなど)
心因性の口臭
歯科サクション
実際には口臭を感じられなくても「自分には口臭がある」と強く思い込んでいる場合
お口のニオイ 発生のメカニズム
口臭の80~90%はお口の中に原因があると言われています。お口の中が不潔な状態でいると、食べカスや、新陳代謝で粘膜から剥離した細胞、血液成分、死んだ細菌のタンパク質成分などを、歯垢中の細菌が酵素で分解します。その結果として臭気物質(メチルメルカプタン、硫化水素、ジメチルサルファイドなど)が作り出され、口臭が発生します。このタンパク質分解酵素を持っている細菌は歯周病菌に多く、歯周病が進行すれば、口臭の強さを増すことにつながります。
口臭の予防方法
口臭予防に効果的な方法は、細菌の活発な活動や繁殖を抑えること、唾液によりお口の乾燥状態を防ぐことです。
細菌の活発な活動や繁殖を抑える
お口の中を清潔にしましょう。
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスといった清掃用具を適切に使用して、より細菌の少ないお口の環境を作りましょう。また歯周病や進行したむし歯がある場合には早めに治療しましょう。
歯科 鉗子
舌も定期的にお掃除しましょう(後述)
舌表面にもさまざまな種類のタンパク物質が付着・存在し、においの発生源になるとともに口腔内細菌が「舌苔(ぜったい)」という汚れを形成します。舌苔を定期的に専用の器具でお掃除しましょう。
唾液によりお口の乾燥状態を防ぐ
お口が乾きやすい習慣に注意する。
口呼吸や睡眠中に口を開けてしまう癖がある場合は、お口が乾きやすくなります。 鼻の通りが良ければ、できるだけ口を閉じ、鼻呼吸を心がけましょう。
噛んでリラックス
緊張、ストレス、疲労等がある場合には唾液の分泌が抑えられます。一方、よく噛むと唾液腺が刺激されて唾液が大量に分泌されるばかりでなく、最近は「噛むこと」に抗ストレス効果があることも分かってきました。食事をしっかり噛んでゆっくり楽しく味わいながら、口臭も予防しましょう。




Posted by koikenina at 12:12│Comments(0)
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