健康、生活 › 病気などの特定の原因ではなく、日常生活の中で起こる口臭のことを生理的口臭といいます

2019年07月22日

病気などの特定の原因ではなく、日常生活の中で起こる口臭のことを生理的口臭といいます

歯周病といえば、歯肉の腫れや出血などの症状が知られていますが、口臭が気になるという人は多いのではないでしょうか。歯周病による口臭は、他の口臭とはどのような違いがあるのでしょう?歯周病は放っておくと口臭がひどくなるだけでなく、歯を失う恐れがあることから、しっかりと対処する必要があります。

原因別の口臭の種類
一口に「口臭」と言っても、原因はさまざまです。普通に生活していれば誰にでも起こりうる口臭もあれば、早急に治療が必要となる口臭もあることから、口臭が気になる場合は、その原因を見極めて正しく対処する必要があります。
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病的口臭
何らかの病気が原因で起こる口臭のことを病的口臭といいます。原因となる病気については、虫歯や歯周病、歯肉膿瘍のような口腔疾患と、消化器や呼吸器の病気、副鼻腔炎(蓄膿症)などの全身疾患の2つに分けられます。
病的口臭は、原因となっている疾患の治療を受けることによって症状が改善します。

生理的口臭
病気などの特定の原因ではなく、日常生活の中で起こる口臭のことを生理的口臭といいます。口臭のもとになっているのは食べかすや歯垢、舌苔などの汚れで、睡眠中や空腹時のように口の中が乾燥している時に起こりやすくなります。
生理的口臭は、水を口に含んだりガムを噛んだりするほか、緊張を和らげることで改善がみられます。

食品由来口臭
ニンニクやネギ類などの臭いのきつい食材を食べた後や、お酒を飲んだ後で起こる口臭のことを食品由来口臭といいます。食品由来口臭は、消化の際に血液に染み出たにおい成分が、息となって肺から外に排出されることで起こります。
食品由来口臭は、摂取後の一時的な現象のため、時間がたてば改善されます。
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歯周病の口臭の改善
歯周病の口臭を改善するためは、やはり根本的に歯周病を治療する必要があります。歯周病が進行すると炎症部分が化膿しはじめて、歯周病菌が放出するVSCに膿の臭いが混じって、さらに口臭が強くなる恐れがあるのです。
代表的な歯周病の治療には、口臭のもとにもなっている歯垢や歯石の除去があります。歯周ポケットに溜まった汚れを取り除くことで炎症が抑えられて、次第に口臭もなくなります。また、治療とともに歯ブラシやデンタルフロスなどでセルフケアをしっかり行うことも、歯周病の口臭の改善につながります。



Posted by koikenina at 12:36│Comments(0)
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