健康、生活 › 口腔内の状態、年齢や生活環境などにより実践すべき予防歯科の方法は一人ひとり異なります

2019年08月13日

口腔内の状態、年齢や生活環境などにより実践すべき予防歯科の方法は一人ひとり異なります

皆様が歯医者に行く時は、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
「悪くなってから」、「痛くなってから行く」と連想される方が多いと思います。すなわち「歯医者は治療をしに行くところ」と言うイメージを抱く方がほとんどなのです。確かに悪くなってしまったら治療する他ありません。しかし一度削ってしまった歯は元通りには戻りません。悪くならないように削らないように予防をすれば、歯を失うリスクを抑えることができるのです。
顕微鏡歯科

「ケア」の役割分担
予防するためのケアには、歯科医院で行なう「プロフェッショナルケア」と、歯科医師や歯科衛生士の指導にもとづき患者さまご自身が実践していただく「セルフケア」の両方で予防歯科を実践していくことが重要です。予防歯科を成功させるためには、こうした歯科医院と患者さまの行なう「ケア」の範囲を把握し、それぞれの役割を実践していくことが大切です。なかでも日々の生活の中で多くの割合を占める「セルフケア」が重要なカギを握ります。

セルフケア
歯科医師・歯科衛生士による指導を受け、磨き残しの場所があればその場所を把握して、ご自身の口腔内にあった適切な器具・方法でケアを行なうことが大切です。
ご家庭できるセルフケアといえば、まず歯ブラシによるブラッシングです。歯科医師の指導で適切なブラッシング方法を習得し、口の中を清潔に保ちましょう。一方で、歯間や歯と歯肉の間など、歯ブラシが届きづらい場所も存在します。そうした部位に使用するデンタルフロスや歯間ブラシなど、補助的清掃機具もご紹介いたします。
歯科用ポータブルユニット 
プロフェッショナルケア
口腔内の状態、年齢や生活環境などにより実践すべき予防歯科の方法は一人ひとり異なります。当院ではメンテナンスにより患者さまの予防歯科の実践のお手伝いをさせていただいています。メンテナンスでは磨き残しなどのチェック、患者さまご自身ではケアしきれない歯石除去や歯周ポケット内の洗浄、PMTCなどを行なっています。PMTCとは「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」を意味する言葉。歯科医院でしかできない、徹底的な口腔内の清掃を目的とした治療です。普段のブラッシングに加え定期的にPMTCを受けることで、虫歯や歯周病の予防効果が非常に高くなります。



Posted by koikenina at 12:59│Comments(0)
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