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2019年09月03日

歯科医師による治療が必要です。

歯周病は、炎症が歯肉(歯ぐき)におこる歯肉炎と歯槽骨を含めた歯周組織にまで炎症が
広がった歯周炎の総称で歯周疾患とも呼ばれます。
歯肉にのみ炎症が起こっている段階を「歯肉炎」、歯周組織に炎症が広がってしまった段階を「歯周炎」といい、これらを総称して、「歯周病」と呼びます。歯周病の初期に当たる歯肉炎の段階でしたら歯垢(プラーク)や歯石をしっかり除去すれば、その後、生活習慣の改善と口腔内ケアを自身で行う事により、健康な歯肉を取り戻すことが出来ます。しかし、歯周炎にまで進行すると、歯と歯肉との間に歯周ポケットという溝ができてしまっているため自身の努力では改善出来ません。歯科医師による治療が必要です。
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歯周病の予防
生活習慣を改善
治療後は歯みがきなどの適切なケアを続けて、歯周病の再発を防ぐ事が大事です。
歯周病の予防では、歯みがきのほか、生活習慣の改善も大切です。歯周病と関係が深い、糖尿病などの生活習慣病の予防・治療のためにも、以下のことを心がけ、全身の健康が歯の健康にもつながります。
□ 規則正しく、栄養バランスのよい食事をする。
□ 十分な睡眠をとる。
□ ストレスを上手に解消する。
□ 禁煙する。
現在では歯周病は、予防でき治療も可能です。 大切なのは予防・診断・治療・そしてメンテナンスです。
この15年の間に、歯周病治療は急速な進歩を遂げました。 以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康をとりもどすことができるのです。
まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それをためない、増やさないことが基本です。
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そのためには・・・
正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。
歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去することです。
傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にすることです。
健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメンテナンスを定期的に受けることです。
歯周病の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進むことです。 痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからで、それまではほとんど自覚症状はありません。 これがこの病気の最大の特徴で、また一番恐いところです。



Posted by koikenina at 11:57│Comments(0)
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