健康、生活 › 虫歯菌が糖分を栄養源に出した「酸」によって歯が溶かされる

2019年10月10日

虫歯菌が糖分を栄養源に出した「酸」によって歯が溶かされる

歯の痛みはすぐに対処しましょう
多くの方が経験したことがある虫歯ですが、その実態を正しく理解されている方はそう多くないように感じています。虫歯の特徴には次のようなものがあります。
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虫歯はこんな病気
ミュータンス菌等虫歯菌による感染症
虫歯菌が糖分を栄養源に出した「酸」によって歯が溶かされる
虫歯で溶かされた歯質は進行すると自然治癒しない
ごく初期には自覚症状がない
痛みやしみる症状があると、虫歯は進行している
自覚症状があるほどの虫歯は削るしか処置方法がない
歯を削る処置は、歯の寿命を縮めることになる
いかがでしょうか? 上記の虫歯の特徴を、どれくらいご存知でしたか? また、現在虫歯の症状があり、ドキリとした方もいらっしゃるのではないでしょうか? その虫歯、放置すると次のようなリスクを抱えることになりますよ。
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虫歯を放置するリスク
何もしていなくても激しい痛みが断続的に出てくる
治療の選択肢が減る(最終的には抜歯しかなくなる)
治療時の痛みや回数が増える、治療費もかかる
将来的に口腔内環境を健全に保つことが難しくなる
歯科医療で何より避けたいのは「抜歯」です。歯をたった1本失うだけで、お口の健康寿命が大きく縮んでしまうからです。

重度の虫歯は根から治します
C3(神経の虫歯)になると、歯質の大部分を削り、歯を抜かなくてはならない可能性が高まります。しかし、抜歯は全体の歯並びに大きく影響してくるため、なるべく避けたいもの。そこで登場したのが「根管治療(こんかんちりょう)」です。虫歯に汚染された部分だけを丁寧に除去し、歯の根を残して、歯を保存する方法です。

根管治療は、再治療を繰り返すと成功率が著しく低下するため、できるだけ精密に、初回にしっかり処置する必要があります。そのため、治療を何回かに分けて続けます。何度も通院するのが面倒になって途中でやめてしまう患者様もいますが、最後まで処置しなければ再発して歯を失ってしまいかねません。最後まで治療を終わらせることが重要です。また、できれば根管治療が必要となる前に、治療が行えるといいですね。



Posted by koikenina at 12:41│Comments(0)
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