健康、生活 › みなさまは治療が終わったあと、また虫歯や歯周病になり、歯科医院で治療を受けた経験はありませんか?

2019年12月10日

みなさまは治療が終わったあと、また虫歯や歯周病になり、歯科医院で治療を受けた経験はありませんか?

みなさまは治療が終わったあと、また虫歯や歯周病になり、歯科医院で治療を受けた経験はありませんか?もしそういう経験があるなら、それは定期的な検診や予防処置がきちんといかされていないのかもしれません。予防歯科の重要性がお分かりの方でも、ご自分のお口のリスク(虫歯や歯周病のなりやすさ)を知らなければ、予防しようがありません。

メンテナンスについて
メインテナンスとは、私たちお口の専門家が、歯科医院で定期的に皆さんのお口のケアを行い、お口のリスクを「検査、管理、予防」することにより、そういった治療終了後の病気の再発を予防していくことなのです。予防処置ですから、お口の環境が悪くなる前に定期的に行っていくことにより、健康なお口の状態を保つことができます。
歯科 口腔内カメラ
あまり知られていないのですが、実は初期の虫歯は痛みを感じませんし、歯周病も歯が揺れてくるまで気づかないことが多いのです。ですから、痛みが出たり、歯が揺れたりして歯科医院に訪れると、予想以上に治療期間がかかることはよくあります。そのため当院では治療終了後、3ヶ月ごとのメインテナンスをおすすめし、リスクの少ない方は間隔も少しずつ長くしながら、皆様のご負担が少なくなるように進めていきます。

PMTC(歯のクリーニング)
歯科医師、歯科衛生士が専門的な器械とフッ素入り研磨ジェルを使って行う歯面清掃(クリーニング)のことを言います。歯の表面から歯と歯肉の境の溝の中(1~3mmまで)のプラーク(細菌の塊)をすべて取り除くことができます。PMTCをすることによりツルツルに磨かれた歯面はプラークがつきにくくなります。

PMTCとはお口の健康維持のための環境作りを目的とした処置です。特に、タバコのヤニや茶渋など着色が気になる方や歯周病、口臭の気になる方にお勧めです。
歯科 技工 エンジン
【PMTCの効果】
・歯肉炎、歯周病、口臭の予防
・知覚過敏、虫歯の進行抑制
予防歯科と健康
日本の平均寿命は、女性が86.83歳、男性は、80.50歳。豊かな国日本は、世界でも有数の長寿国となっています。その背景には、国民全体の栄養状態がよく、免疫力が上がり、病気にかかりにくいことや、医学の進歩、保険制度が行き届いている、などの様々な理由があげられます。日本では、厚生労働省がかかげている8020運動のように、80歳までに20本の歯を残すという歯の健康推進運動もあって、国民の歯の健康状態はよい方向に進んでいます。しかし、その反面で、高齢者人口が増え続けているので、「8020」に達していない高齢者の絶対数も増えています。高齢者の歯の状態は良くなりつつありますが、まだまだ困っている人が多いのが実状です。長寿国日本でありながらも、年をとればとるほど、自分の歯の健康が保てなくなり、自分の歯でものを噛むことに不自由を感じている人が多いと言わざるを得ません。歯に特に問題を感じていない方でも、歯はどんどん老化していきます。知らないうちに、虫歯や歯周病に罹患していたりします。そうならないよう、気軽に歯医者さんに通う習慣をつけましょう。早い段階で歯科治療を受けることにより、その後の悪化を防ぐことが出来、結果的に治療費が安くすむ場合があります。



Posted by koikenina at 12:53│Comments(0)
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