健康、生活 › 40~50代においては、実に50%の方が歯周病によって歯を失っていることも分かっています

2020年01月14日

40~50代においては、実に50%の方が歯周病によって歯を失っていることも分かっています

「歯ぐきが腫れて血が出てくる…」「歯がグラグラするようになった…」こうした症状に悩まされている方は、歯周病になっているかもしれません。お口の中の細菌によって歯茎に炎症が起こり、歯を支える骨が壊されていく病気を「歯周病」といいます。ある調査では、歯周病は30代の方の90%以上の方がかかっていると言われています。

40~50代においては、実に50%の方が歯周病によって歯を失っていることも分かっています。歯周病は初期段階に自覚症状が出づらく、気づかない間に症状を進行させてしまう特徴があることから「沈黙の病(サイレント・アーミー)」とも呼ばれる厄介な病気です。また、歯周病は虫歯と同じように、歯槽骨が1度溶けてしまえば元に戻ることはありません。歯周病から歯を守るためにも、お口の定期的な衛生管理と予防を実践していくことが大切です。
生体情報モニタ
歯周病と全身疾患との関係
主に、歯周病は以下のような全身疾患と深い関わりがあります。

糖尿病
重度の歯周病になると、「炎症性サイトカイン」と呼ばれる物質が血液のなかで増加します。サイトカインは、血糖値を下げる働きを持つインスリンを妨害し、糖尿病を悪化させる恐れがあるのです。ただし、これは同時に、歯周病を治療することによって糖尿病に良い影響を与える可能性があることも示唆されます。歯周病と糖尿病の両方にかかっている方は、早期に歯周病治療を受けることをオススメします。

低体重児・早産
妊娠期の女性にとって重要な役割を果たす女性ホルモンの一種「エストロゲン」には、歯周病菌の増殖を助け、歯肉を形作る細胞を侵食する作用も持っています。エストロゲンの働きによりお口の中が荒れ、歯周病にかかると、低体重児および早産のリスクが通常時と比べて7倍高くなるという統計結果が出ています。妊婦さんはお口の衛生管理に特に注意を払い、予防を実践していくことが大切です。
歯科 口腔内カメラ
動脈疾患(心筋梗塞・脳梗塞など)
近年の研究では、歯周病菌は体内で動脈硬化物質の生成を促し、血管内にプラーク(脂肪性沈着物)を作り出すことで血液の通り道を狭める恐れが指摘されています。歯周病をそのままにしておくと、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈疾患を引き起こすリスクが高まるのです。動脈疾患予防のためにも、歯周病の早期解決が重要です。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
食べ物や異物が誤って肺に入り、肺に炎症を引き起こす病気を「誤嚥性肺炎」と呼びます。
歯周病菌が異物と一緒にお口の中に侵入すると、誤嚥性肺炎のリスクを高める恐れがあります。歯周病の治療・予防は、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。