健康、生活 › 虫歯は、日本の成人の約9割が経験したことがあるといわれている、とてもポピュラーな病気です

2020年03月16日

虫歯は、日本の成人の約9割が経験したことがあるといわれている、とてもポピュラーな病気です

身近な病気だからこそ、「このくらい大したことない」「痛くないからまだ大丈夫」と軽く考えて、治療を先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか。先延ばしにした結果、虫歯の原因菌が根管にまで達してしまうと、治療するには時間も費用も増え、患者様の負担を大きくしてしまいます。さらに虫歯になっても、歯を削り、削った部分に詰め物や被せ物を装着すれば歯の機能は回復します。しかし、歯は一度削ると決して元には戻りません。さらに削れば削るほど歯の寿命は短くなっていくのです。
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虫歯の原因
虫歯の原因は、「プラーク」と呼ばれる細菌の塊です。プラークは歯みがきで除去できますが、歯と歯の隙間や歯と歯茎の境目など、歯ブラシの届きにくい場所や汚れがたまりやすい場所に残ってしまうこともあります。

歯に付着したプラークは時間の経過とともに増殖し、「バイオフィルム」と呼ばれるヌルヌルした膜に覆われた集団を作ります。バイオフィルムは歯みがきでは除去できず、放置すると虫歯や歯周病、口臭など、さまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

CO:ごく初期の虫歯
歯の表面のエナメル質がわずかに溶け、白く濁っています。見た目にはわかりづらく、痛みなどの自覚症状もありません。

C1:エナメル質の虫歯
エナメル質がさらに溶け出し、黒ずんでいます。痛みはまだありません。

C2:象牙質の虫歯
虫歯がエナメル質の内側にある象牙質に達しています。歯に穴があき、しみる・痛むなどの症状が出はじめます。
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C3:神経に達した虫歯
虫歯が歯の神経に達しています。何もしなくてもズキズキとした痛みを感じます。

C4:歯根まで達した虫歯
虫歯が歯根にまで達し、歯の大部分が溶かされています。神経が壊死しているので一時的に痛みがなくなりますが、放置すると膿がたまって再び激しく痛み出します。



Posted by koikenina at 11:42│Comments(0)
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