健康、生活 › ジルコニアセラミッククラウンはオールセラミッククラウンのひとつで、金属を使用しないクラウンです

2020年03月27日

ジルコニアセラミッククラウンはオールセラミッククラウンのひとつで、金属を使用しないクラウンです

セラミッククラウンの種類
オールセラミッククラウン
金属を使用せず、全てセラミックでできたクラウンです。通常オールセラミッククラウンといった時には、「アルミナ」というセラミック素材の一種に「ポーセレン」というセラミック素材がコーティングされたものを指します。透明感があり、天然の歯に近い見た目で審美性が高いため、主に前歯に使用されることが多いクラウンです。
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ジルコニアセラミッククラウン
ジルコニアセラミッククラウンはオールセラミッククラウンのひとつで、金属を使用しないクラウンです。通常のオールセラミッククラウンよりも強度の高いセラミック(ジルコニア)をフレーム(土台)に使用しており、奥歯のように強い力がかかりやすい部分のクラウンとして適しています。強度・審美性共に大変優れています。

メタルボンドクラウン
歯ぎしりや食いしばる癖のある場合、オールセラミッククラウンでは割れたり欠けたりする恐れもあります。そこで使用されるのが、金属のフレームにセラミックを被せたメタルボンドクラウンです。透明感はオールセラミックに比べると劣りますが、外側から金属が見えることはありません。また、一部に金属を使用していますが、純度の高い金属を使用することで、経年変化による歯茎への着色を起こらないようにしています。

長い目で考えるならクラウンはセラミックで。セラミックのメリットとは?
高い審美性 
前歯部分の差し歯の場合、保険診療では金属にプラスチックをコーティングしたものを使用することがほとんどです。しかしながらプラスチックは透明感が無く、人口の歯だと分かりやすい難点があります。セラミッククラウンは透明感が自然の歯に近く、色調を細かく調節することができます。また劣化がほとんどなく、汚れも付きにくいため治療時の美しさを長く保つことが可能です。
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経年劣化の少なさ
保険適用のプラスチックは黄ばみやすく、金属部分は劣化により溶け出して歯茎を黒く変色させます(メタルタトゥーと呼ばれます)し、銀歯も時間とともに腐食が進みます。しかし、セラミックには経年劣化はほとんどありません。

身体にやさしい素材
セラミックは人間の身体に対して優しい素材(生体適合性の高い素材)で、人工関節など医療分野でも活用されています。見た目には分かりませんが、セラミックとプラスチックでは素材の粒子の大きさが異なり、プラスチックは歯茎に刺激を与え、赤い腫れなどを引き起こす場合があります。また、金属のクラウンは腐食によって溶け出した成分が体に吸収され他の身体トラブルの原因となります。



Posted by koikenina at 17:13│Comments(0)
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