健康、生活 › 歯の変色はどうしておこるの?

2020年04月07日

歯の変色はどうしておこるの?

<歯の表面の着色>
いわゆる茶渋と呼ばれている食品などに含まれる色素が歯の表面に沈着して歯の色が変色する事があります。タバコを吸われる方はヤニが付きやすいですね。毎日のお手入れによって着色を防止することは可能ですが一度付いた着色は普段のお手入れでは取れなくなることもあります。この歯の表面の着色であればホワイトニングを受けなくても歯科医院での専門的な歯のクリーニングで除去することができます。
 
<加齢による変色>
悲しいことに年を重ねるごとに歯の色は黄ばみを増してきます。いくらお手入れに注意していても黄ばみが起きてしまうことがあります。また生まれつき歯が黄色い方もいらっしゃいます。この加齢による黄ばみや生まれつきの黄色い歯は表面から変色が進んでいる場合が多いです。
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<薬剤などの影響で深部からの変色>
歯の変色の原因が薬剤や外傷や病気による場合は深部から変色していることが多いです。有名な薬剤にテトラサイクリンがあげられます。このテトラサイクリンは抗生物質なのですが昭和40年によく処方されていました。
あなたが小さいときもしくわお母様が妊娠中にこの薬剤を大量に服用すると歯が茶色や黒に変色したり横縞が目立つ変色になる場合があります。
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ホワイトニングの効果はどれくらい持続する?
ホワイトニング効果がずっと維持されるのが望ましいのですが残念ながらそうではありません。その方の歯の性質や生活習慣にもよって異なりますが、一般的に半年~1年程持続します。一度手に入れた白さを持続させるには2~3年に一度のタッチアップ(追加のホワイトニング)をしていく必要があります。タッチアップを定期的に行うこにより再着色しづらい歯になっていくという結果が報告されています。再着色する理由としては食物などの外因性着色、年月とともに色調が濃くなるという自然現象等があり、ゆっくりですが術前の状態に戻っていきます。



Posted by koikenina at 16:22│Comments(0)
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