健康、生活 › 歯周病は体調の変化やお口の中の環境により気付かないうちに進行しています

2020年04月10日

歯周病は体調の変化やお口の中の環境により気付かないうちに進行しています

歯周病(歯槽膿漏病)とは、歯の周り、特に、歯と歯の間の汚れと、歯と歯ぐきの境目の汚れ(磨き残し)が原因で、歯の周りの骨や組織を破壊していく病気です。
自覚症状
(1)歯を磨くとき、歯ぐきから血が出る。
(2)歯ぐきが赤く、腫れている。
(3)歯がグラグラする。
(4)口臭がある。(人に指摘されたことがある)
歯科 ユニット
歯周病は体調の変化やお口の中の環境により気付かないうちに進行しています。最近では、歯周病が全身の病気(心疾患・糖尿病・胃潰瘍・肺炎・低体重児出産)に影響を及ぼすことが分かってきています。飯田歯科では歯周病予防から、しいては全身の健康を考えます。歯周病の進行を抑制するには、自宅でのブラッシングと専門家による定期的なクリーニングが大切です。

歯周病とは歯周病菌と歯の周囲の歯垢(プラーク)が原因で、歯肉が炎症を起こし歯を支える骨が溶ける病気です。歯周病の治療は、原因となっているプラークを取り除くプラークコントロールや歯石除去(スケーリング)が基本ですが、歯周病が進行した場合には進行状態に応じた治療が必要となります。当院では、中等度以上進行した歯周病患者様に対しては歯周外科治療をおこなっています。
歯科顕微鏡
ところで、歯周病菌が酸素のある環境ではほとんど活動できない細菌だと言うことをご存じですか? 歯周病菌は歯と歯肉の境目(歯周ポケット)に巣を作ります。歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなり、歯周ポケットが深くなれば深くなるほど、酸素が届かないので歯周病菌が活動しやすい環境になります。そこで、歯周ポケットの深さを浅くして、酸素を届きやすくするために歯周外科治療が必要となります。



Posted by koikenina at 11:24│Comments(0)
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