健康、生活 › 口臭がある気がします。歯周病の可能性はありますか?

2020年05月12日

口臭がある気がします。歯周病の可能性はありますか?

人にはそれぞれ体に臭いがあるように、お口のなかにも臭いがあります。正常な臭いの場合は生理的口臭といいますが、他人に不快感をあたえるような場合にはそれを口臭と称します。口臭の原因については色々なことが考えられますが、なかでも一番相関性が高いとされているのが歯周病です。歯周ポケットに棲む嫌気性菌は硫化水素やメチルカプタンといった物質を産生し、これが口臭の元となります。ご自身ではなかなか気付きにくいこともあるため、歯周病検診を受けられることをおすすめします。
こんな方は一度受診が必要だと思われます。

(1)歯茎から出血する。
(2)口の中がねばつく。
(3)歯茎がはれている気がする。
(4)歯と歯の間に食べ物がよく詰まる。
(5)舌が真っ白になっている。
(6)ぐらぐらの歯がある。
(7)唾液が出にくい。
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など、何か気になることがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
女性が歯周病にかかりやすいって本当ですか?
女性ホルモンが大きく関わっているといわれています。特にエストロゲンという女性ホルモンは、ある特定の歯周病細菌の増殖を促すこと、また歯茎を作る細胞を標的とすることが知られています。
タイミングとしては思春期、妊娠・出産期、更年期に女性ホルモンのバランスが特に変化するため注意が必要です。女性特有の歯周病リスクを正しく理解して適切なセルフケアとプロケアでご自分の歯を守っていきましょう。
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歯磨きをしていても歯周病になりますか?
歯周病に最も効果的な治療法は歯磨きです。歯磨きが歯周病治療の基本となります。そのため歯周病の予防にも治療にも歯磨きは欠かせません。歯磨きといっても歯ブラシの当て方や回数、歯磨きのタイミング、歯間ブラシ等の補助的清掃用具の使い方など、正しく歯磨きができて初めて歯周病予防ができると思います。「磨いている」と「磨けている」は大きな差がありますので、一度歯科衛生士にご相談ください。歯磨きはとても重要な歯周病予防手段です。正しい歯磨きを身に着け、しっかり歯周病を予防をしましょう。



Posted by koikenina at 11:08│Comments(0)
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