健康、生活 › 毎日の歯みがきでは落とすことの出来ない汚れの除去

2020年05月18日

毎日の歯みがきでは落とすことの出来ない汚れの除去

歯科医院で正しい歯の磨き方をマスターして、朝昼晩と毎食後に必ず歯を磨き、デンタルフロスも使用するなどして、細心の注意を払ってご自宅での口腔内ケアを行うことが出来れば歯科医院に行く必要はないのでしょうか?答えは「NO」です。

どれだけご自身で注意をしながら口腔内ケアをしたとしても、人間の手によるケアだけでは、どこかしらに汚れはたまってしまうのです。そうした汚れを除去するには、歯科医院で専用の器具で処置する必要があります。それが「PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」です。

歯磨きをきちんとしているけどクリーニングは必要?
歯磨きをどんなに丁寧にやったとしても、歯垢の60%ほどしか取りきることができないと言われています。歯間ブラシやデンタルフロスを併用したとしても90%が限界であるため、家庭でのケアだけでは歯垢は蓄積してしまいます。
マイクロスコープ 歯科
また、歯垢が固まって歯石になってしまうと自分では全く取れなくなってしまうばかりか、歯石のざらついた表面にさらに歯垢が付きやすくなってしまいます。主にその取り残しの部分から歯周病や虫歯が発生、進行します。

そのため、自分で取ることのできない汚れは歯科医院で定期的に取らなければ、歯周病や虫歯を予防することができません。歯垢や歯石の溜まりやすさには個人差がありますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月の間隔でクリーニングを行ったほうがよいでしょう。このスケーリングと呼ばれるクリーニングは保険診療で行うことができます。
ニッケルチタンファイル
特にこんな人にPMTCはオススメです
・虫歯ができやすい人
・歯周病にかかっている人
・歯の着色がつきやすい人
・歯並びが悪い人
・矯正器具が入っている人
・詰め物やかぶせ物が入っている人



Posted by koikenina at 16:53│Comments(0)
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