健康、生活 › 治療の期間はどのくらいかかりますか?

2020年06月24日

治療の期間はどのくらいかかりますか?

歯並びや噛み合わせが悪くなるのはなぜ?
私たちのあごは退化する傾向、簡単に言えば小さくなる傾向にあります。あごの骨はその形や大きさが生活環境に左右されやすく、柔らかい食べ物が多い現在、 あまり噛まない、あるいは噛む必要がないことが1つの原因です。歯に比べてあごが小さい人は60%以上を占めると言われています。このため歯とあごの大きさが合わなくなり、乱ぐい歯、八重歯、出っ歯といった不正が生じてきます。この不調和が大きすぎる場合、永久歯を抜いて治療することもあります。

大人でも矯正治療はできますか?
何歳から始めても矯正治療は十分可能です。成人だからといってあきらめることは全くありません。ただ、治しやすさや治療目標レベルは、症状や年齢によって変わります。「早期発見・早期治療」が大切です。
歯科用拡大鏡
治療の期間はどのくらいかかりますか?
歯並びの不正の程度、種類、年齢、個人差などによって大きく異なりますが、一般的に2~3年位の治療期間を要する人が一番多いようです。歯並びの一部分を治すだけならもう少し短く、半年から1年位ですむこともあります。通院は、3~5週間に1度の割合で行います。

治療に痛みを感じますか?
歯を動かすために、始めの段階は弱い力をかけます。それにより歯の周りの骨に変化が現れます。その時に固いものを食べると痛みを感じます。この痛みは人により、また装置により違いますが、ほんの少しであることが多く、また治療をした日から1~3日くらいでおさまりますので、その間は卵料理やハンバークなど柔らかい物を食べてください。
歯科 ユニット
最近では、温度によって歯にかかる力をコントロールできる矯正装置もありますので、痛みがひどいときは冷たいお水を飲むと装置が緩くなり、痛みがおさまります。ある時期を過ぎると通常の力を加える程度で済むので、あなたのご予定を医師に伝え、それに合わせて治療を進めていくとよいでしょう。



Posted by koikenina at 11:49│Comments(0)
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