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2020年07月20日

加齢によって着色する場合

歯の着色の原因って?
主に以下の4つの原因が考えられます。
先天的に着色する場合
高濃度のフッ素を長期間服用した場合や、母胎がある種の抗生物質を服用した場合、ある種の歯の奇形などでは先天的に歯の色が全体的に着色している場合があります。この場合はホワイトニング治療では対応が難しい場合が多いと思います。
歯科用拡大鏡
日常生活の中で着色する場合
喫煙は大きく影響をします。また、赤ワイン、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、カレー等、着色しやすい食品を摂る頻度が多いと歯も着色しやすいと言われます。
歯の神経を取ったために着色する場合
通常神経をとった歯は、だんだん色が黒ずんできます。また神経をとった歯に金属の土台を入れた場合、その金属が溶け出して歯を真っ黒にする場合もあります。
加齢によって着色する場合
お歳を重ねると、だんだんと歯は黄ばんでくる傾向にあります。
ホワイトニングが有効なものは2と4のパターンです。1と3の場合はセラミック等で審美修復をした方がきれいになると思います。
歯科用コンプレッサー
ワイトニング治療の利点、欠点
セラミック修復でも同様のことができますが、歯を削らないホワイトニングの最大の利点は、歯にダメージを与えないことです。削った歯は平均すると10年弱で再治療が必要になるといわれますが、削っていないのでその心配はありません。価格的にもセラミック修復1本分の費用で、前歯全部が白くできます。

ただし、既に入っている被せや詰め物はホワイトニングできませんし、歯の着色原因によってもホワイトニングでは無理な場合もあります。つまり、欠点としてはできない場合もあるということです。治療目標を事前に相談する必要があります。またホワイトニングは、しみる等の多少の不快症状を伴うことがあることと、患者さんご自身の努力が必要になってくることも欠点といえば欠点でしょうか。



Posted by koikenina at 16:29│Comments(0)
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