健康、生活 › ちょっとした白濁や変色が発生している段階です。自覚症状はありません

2020年07月21日

ちょっとした白濁や変色が発生している段階です。自覚症状はありません

虫歯をひらたくいうと「酸で歯が溶ける病気」です。
口の中にはたくさんの常在菌がおり、少ない人で120種、多い人では350種以上もの細菌が存在しています。大半は害がなく、むしろ口内環境を整えてくれるなくてはならない菌ですが、中には害をなす菌もいます。その中の一つが「ミュータンス菌」です。この虫歯菌が、餌である糖分を摂取する際「酸」を作り出し、結果として歯が溶けてしまうのです。
初期(歯の白濁及び茶褐色への変色):C0
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症状
ちょっとした白濁や変色が発生している段階です。自覚症状はありません。
治療方法
この段階の場合、適切な歯磨きと定期的なフッ素塗布を行うことによって経過を観察します。
ただし、正しい歯磨きの仕方を知っていることが大事になります。歯科医院で歯磨き指導を受け、正しい歯磨きを身に付けましょう。
中度(エナメル質から象牙質に侵食した虫歯):C1~C2
症状
エナメル質~象牙質にかけて虫歯がある場合は治療対象となってきます。
痛みなどの自覚症状がなく進行していることもあり、歯科医院で見つかることも多くあります。
自覚症状としては冷たいものや温かいもので凍みる、噛んで痛むなどが挙げられます。
治療方法
虫歯を除去してコンポジットレジンで詰めたり、セラミックや銀歯などの詰め物で対応していきます。
重度(歯髄(神経)に到達した虫歯):C3
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症状
何もしないで痛みが強い場合などは虫歯が歯髄まで到達していることがほとんどになります。
歯髄に炎症があり、ズキズキと鼓動に合わせて痛むことがあります。
治療方法
根(神経)の治療として神経を除去する治療が行われます。何度も通わなくてはならないのはこの状態の虫歯です。
治療Step1.麻酔をして歯を大きく削り、虫歯に侵された神経を取り除きます(複数回かかります)
治療Step2.神経がきれいに取り除かれたら、土台を立てて被せものをします(こちらも複数回かかります)
末期(歯根だけが残っている虫歯):C4
症状
虫歯の進行が著しく、歯茎の上に歯の頭が全く残っていない状態です。神経が死んでしまっているので、痛みはもはやありません。
治療方法
虫歯の進行状況や周囲組織の感染の範囲によって治療の方法が変わりますが、抜歯となってしまう可能性が非常に高くなります。抜歯後はインプラント、ブリッジ、入れ歯などの治療に移行します。



Posted by koikenina at 17:14│Comments(0)
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