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2020年08月11日

ハイブリッドセラミックとセラミックの違い

ハイブリッドセラミックは、歯科治療に使われる樹脂素材のひとつで、レジンと言う樹脂素材にセラミックの微粒子を練りこんだものです。詰め物として使用されたり、被せ物として使用されたりすることがある素材です。ハイブリッドセラミックには、セラミックという名前が付いていますが、陶器であるセラミックよりも樹脂の方に近い性質を持っており、施術方法もレジンとよく似ていることが特徴です。ハイブリッドセラミックは、セラミックよりも安い治療費で、天然の歯に近い自然な仕上がりや強度や耐久性がレジンよりも高いことから良く使われている歯科治療の素材です。
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ハイブリッドセラミックのメリット
ハイブリッドセラミックは、陶器であるセラミックの微粒子を樹脂に混ぜ込んで作る素材なので、銀歯のように金属成分が染み出して歯茎の黒ずみを引き起こしたり、金属アレルギーを起こしたりする心配がないというメリットがあります。樹脂は適度な柔軟性があり、噛みあう歯にダメージを与えにくいというメリットがありますが、耐久性や強度がセラミックと比べると低いので、ハイブリッドセラミックにすることにより強度を高めることができるということもメリットです。セラミックと比べると材料が安いため、セラミックよりも安い費用で治療を行うことができて、見た目も樹脂よりも自然の歯に近く変色しにくいというメリットがあります。
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ハイブリッドセラミックのデメリット
ハイブリッドセラミックは、安い費用で治療をすることができる樹脂の強度や耐久性を高め、変色しにくい自然な歯に近い色に仕上がるというメリットがありましたが、セラミックと比べると強度や耐久性は低いことがデメリットです。見た目はセラミックの方が透明感や色合いなどが自然の歯に近く、美しいので、高い審美性を求めるならセラミックを選ぶことをおすすめします。費用と合わせて考えて、自分が納得できる物を選ぶようにすることが大切ですが、セラミックは高すぎると思っている人でも、レジンとセラミックの長所をあわせ持つハイブリッドセラミックでの治療なら受けることができる場合があります。



Posted by koikenina at 10:58│Comments(0)
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