健康、生活 › 超音波を使用し、歯の表面や歯肉との境目に付着している歯石と歯垢を壊します

2020年08月19日

超音波を使用し、歯の表面や歯肉との境目に付着している歯石と歯垢を壊します

PMTCについて
PMTCとは
PMTCとは「Professional Mecanical Tooth Cleaning」の略で「専門家による機械を使った歯面清掃」を意味します。歯科衛生士が専用の機器を使用し、「歯面に付着したプラーク(歯垢)やステイン(着色汚れ)を徹底的に除去、洗浄します。
当院では表面のクリーニングの一環として行っています。歯面を磨き上げた後にはトリートメントで歯の表面をコーティングします。

PMTCの流れ
① 歯の状態のチェックと歯石・歯垢の除去
歯の状態をチェックします。 「染め出し液」を使用すると、磨き残しなどが原因で歯に蓄積している歯石や歯垢(プラーク)がピンク色に染まります。
生体情報モニター
このピンク色が濃ければ濃いほど、歯石や歯垢が多く残っていことになります。 歯の状態を確認してから、歯石と歯垢の除去をします。
超音波を使用し、歯の表面や歯肉との境目に付着している歯石と歯垢を壊します。 それらを水と一緒に洗い流します。

② PSC(プロフェッショナル・ステイン・クリーニング)
歯石と歯垢を洗い流した後は、PCMTのメインとなる専門の機械を使ったクリーニングになります。 歯を守り強くするフッ素を配合した研磨ペーストやジェルを、歯と歯の間や歯と歯茎の間に注入します。
研磨剤を注入し終えたら、回転式のブラシやゴム製のチップなどを使ったクリーニングを始めます。 チップも回転ブラシもやわらかい素材で作られているため、歯や歯茎を傷つける心配はなく、痛みももちろんないため、通常の虫歯の治療などよりもリラックスして受けることができます。
マイクロスコープ 歯科
③ フッ素コーティング
専用の機械でほぼ完ぺきに歯の汚れが洗浄された状態で、歯の表面に仕上げのフッ素を塗っていきます。 フッ素ジェルを表面に塗った後は、数分間放置します。歯に浸透したら終了です。 ほぼ汚れが無い状態でフッ素コーティングをした場合、通常よりも効果的に、歯の着色汚れや虫歯を予防する事が期待できます。
なお、フッ素をより浸透させれるため、PMTCが終了した後、1時間ほど飲食は控えます。 一連の作業が終了した後は、歯科衛生士から歯の磨き方や、普段の生活で歯の健康のために必要な事に加え、受診するペースなどの説明があります。 健康で綺麗な歯を保つため、指導に従い1日1日しっかりケアすることが大切になります。



Posted by koikenina at 15:47│Comments(0)
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