健康、生活 › 35歳を過ぎると8割以上が歯周病を抱えている!

2020年11月20日

35歳を過ぎると8割以上が歯周病を抱えている!

 世界で最も患者数が多い感染症と言われる「歯周病」。日本でも35歳を超えると、8割以上が歯肉炎も含めた歯周病にかかっているという調査結果が出ています。しかも、45歳以上になると、自分でケアしただけでは回復が見込めない状態(歯周ポケットの深さが4㎜以上)の人が3割超!年齢を重ねるごとに歯周病罹患率が上がるだけでなく、その深刻度も増しています。

歯の土台がくずれる病気「歯周病」は感染症
「歯ぐきが赤い」「歯をみがいたら血が出た」それは歯周病の始まりかもしれません。虫歯は歯そのものに起こる病気ですが、歯周病は歯肉や歯槽骨など歯をとりまく組織に起きる病気です。歯肉が赤くなったり、腫れるといった症状の「歯肉炎」、歯肉から血や膿が出たり、歯を支える骨・歯槽骨が溶け始めるなどの症状が出る「歯周炎」、その両方が歯周病と呼ばれます。軽度の歯周病である歯肉炎は、正しい歯磨きをして、原因である歯周病菌のすみか「歯垢(プラーク)」を取り除くと健康な状態に回復します。しかし、歯周炎になってそのまま進行すると、歯を支える土台は弱って、歯は抜け落ちてしまいます。
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歯垢1㎎の中に約10億個もの細菌
歯周病は数十種類もの細菌による感染症です。歯垢1㎎の中に約10億個もの細菌が存在し、繁殖して毒素を出して歯肉に炎症を起こします。痛みはほぼありませんが、放っておくと歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットは次第に深くなり、歯周病菌の増殖にうってつけの環境をつくりだして重症化します。この感染症は、風邪やインフルエンザなどと違って完治しません。慢性感染症なので、細菌の活動を封じるには治療の継続が必要です。
また、歯周病が怖いのは、症状が口の中だけで収まらないところ。近年の研究で、歯周病菌が肥満や全身のさまざまな病気に関係することが明らかになってきています。
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歯周病の特徴
 歯周病は、細菌による感染症で、歯をとりまく組織に起こる
慢性感染症なので、治療を継続していないと細菌の活動を封じ込めることはできない
歯肉炎・歯周炎ともに歯周病である
痛みなど、自覚症状がほとんどない
歯周病が進行すると、歯が抜け落ちる
歯周病は、全身の病気に関与している
歯周病の原因となる菌そのものは、虫歯菌同様、キスなどでもうつる



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