健康、生活 › 虫歯の症状は、虫歯菌が生成する酸によって歯が溶かされることで現れます

2020年11月25日

虫歯の症状は、虫歯菌が生成する酸によって歯が溶かされることで現れます

虫歯菌は10種類ほどあり、なかでも特に虫歯を作る力が強いのが「ミュータント菌」です。「ミュータント菌」がお口の中に入ると、食べ物や飲み物などに含まれる糖分を分解して、グルカンという粘着質の物質を作り、歯の表面に貼りついて歯垢(プラーク)を形成します。歯垢を放置すると次第に厚みを増し、バイオフィルムと呼ばれる層を作り、その内部で菌が増殖して歯の表面のエナメル質を破壊していきます。

虫歯の進行過程
虫歯の進行過程は、「CO(シーオー)」から「C4」までの5段階に分けられます。このうち「CO」であれば、プラークコントロールやフッ素塗布などの、歯の再石灰化を促す治療だけで改善させることも可能ですが、「C1」以降からは歯を削る処置が必要となる場合があり、さらに「C2」以降からは痛み・しみなどの自覚症状が現れ始めます。なので、できるだけ早く当院にお越し頂き、適切な治療を受けられるようにしてください。
歯科 口腔内カメラ
CO:経過観察
歯の表面のエナメル質が、虫歯菌の酸により浅く溶けた状態です。痛み・しみなどの自覚症状はありません。プラークコントロールやフッ素塗布などの、歯の再石灰化を促す治療だけで改善させることも可能です。

C1:歯の表面の虫歯
歯の表面のエナメル質にだけ、穴が開いた状態です。この段階でも痛み・しみるなどの自覚症状はありませんが、放置していると虫歯が進行してしまうため、虫歯を削って詰め物を詰めるなどの治療が必要となる場合があります。

C2:歯の中の虫歯
エナメル質を突き破り、象牙質にまで進行した状態です。強い痛みなどはありませんが、冷たいものや甘いものがしみる、噛むと痛みが生じるなどの自覚症状が現れ始めます。この段階にまで進行すると、麻酔を使って治療しなければいけなくなる場合があります。

C3:神経にまで達した虫歯
歯髄(歯の神経)にまで虫歯が達した状態です。歯髄には神経や血管などが通っているので、噛まなくても激しい痛みを感じたり、熱いものがしみたりするようになります。この段階にまで進行すると、根管治療が必要となる場合があります。
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C4:歯根まで達した虫歯
歯冠部分(歯の目に見える部分)がほとんど溶けてなくなった状態です。歯髄は壊死しているので、痛みなどの自覚症状は軽減します。ただし、歯髄に感染した虫歯菌が歯根の先にまで進行すると、顎が腫れて激痛が起こる場合があります。この段階にまで進行すると治療が難しくなるため、抜歯を検討する必要があります。



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