健康、生活 › 歯周病が進行すると、歯の周囲の骨が破壊されて歯がグラつくようになります

2021年01月11日

歯周病が進行すると、歯の周囲の骨が破壊されて歯がグラつくようになります

歯周病の検査方法
プロービング検査
プローブとよばれる目盛が付いた針のような形状の器具を、歯と歯肉のすき間に差しこむことで歯周ポケットの深さを測定する検査です。歯周ポケットが深いほど症状が進行していることを示します。また、検査時に痛みや出血がある場合も症状が進行していると診断します。治療前だけでなく治療の段階ごとにこの検査を行なうことで、症状の改善度をチェックできます。
動揺度の検査
歯周病が進行すると、歯の周囲の骨が破壊されて歯がグラつくようになります。動揺度の検査では、歯をピンセット状の器具で挟んで揺らして、その揺れ具合を4段階に分けて測定し、歯周病の進行度を調べます。歯の揺れがほぼない場合は、動揺度は0、歯が前後に動く場合は1、前後左右に動く場合は2、前後左右上下に動く場合は3と診断します。
レントゲン検査
レントゲン検査により、歯の周囲の骨が炎症によってどのくらい破壊されているかを詳しく調べるられます。また、歯肉に隠れているために直接は確認できない歯根の表面の歯石の有無なども、レントゲン検査を行なうことで、確認できます。
超音波スケーラー
TBI(歯磨き指導)
歯周病の治療の基本は、適切な歯磨きによって毎日しっかりと歯垢を取り除くことです。TBI(Tooth Brushing Instruction=歯磨き指導)では、まず現状の歯磨き方法について確認させていただいた後、磨き残しができやすい部分の歯垢を取り除くコツや、お口の状態に合った歯ブラシの当て方や動かし方についてレクチャーいたします。歯肉炎や軽度歯周炎であれば、適切な歯磨きを毎日行なうだけで症状を改善できる場合もあります。
エアーモーター
スケーリング/ルートプレーニング(歯石除去)
スケーリングでは、スケーラーとよばれる器具を使って歯磨きだけでは取り除けない歯垢や歯石を取り除きます。ルートプレーニングでは、スケーラーを使って歯周ポケットの奥に溜まった歯石や汚染されたセメント質を取り除き、歯根の表面をツルツルに磨きあげます。歯根の表面が滑らかになると、歯肉が歯根に接着しやすくなります。



Posted by koikenina at 11:11│Comments(0)
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