健康、生活 › 2017年08月10日

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2017年08月10日

誰もがかかる可能性のある身近なものですが、歯周病とはどのようなものなのでしょうか

歯周病はお口の中で増えた細菌によって引き起こされる歯肉の病気です。毎日歯を磨いていても、正しく磨けていないと歯肉と歯の間などには歯垢(細菌の塊)が溜まっていきます。それを落とさずにいると、歯肉に炎症が起き、腫れや出血、口臭などの症状が見られるようになります。同時に、目に見えない歯槽骨(歯を支える骨)も少しずつ溶けていきます。

中等度の歯周病では、歯肉の炎症が広がった面積は、全部で掌ほどの大きさになると言われています。歯を支えていた歯肉や歯槽骨が壊れていくことで、支えを失った歯はグラグラするようになり、治療せずに放置していると、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯垢と歯石の蓄積
口の中には数百種類の細菌が住んでいるといわれています。その細菌が、歯磨きが不十分であったり、糖を過剰摂取することによりネバネバとした物質を作り出し、歯の表面に付着します。これが歯垢です。この歯垢が歯と歯茎の間の溝などにたまります。歯垢1㎎の中には、10億個の細菌が住みついていると言われ、虫歯や歯周病を引き起こします。歯垢は粘着性があるため、うがいをしただけではとれません。
歯科治療器具
ブラッシングをして取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。歯石になってしまうとブラッシングだけでは取り除くことは不可能になります。この歯石を溜めていると歯と歯茎の間の溝、いわゆる歯周ポケットが深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなり歯周病を進行させる要因になります。
歯科器具

歯周病の治療は、いくつか治療方法はあります。
プラークコントロール指導を受けます。これはお口の中の歯垢を減らすことです。 歯磨き=プラークコントロールではありません。正しい歯磨きを行うことがプラークコントロールとイコールになります。
超音波スケーラー
スケーリングという歯石を取る治療を行います。スケーラーという器具を用いて歯石を取ります。歯石は歯磨きでは取ることができません。その上、90パーセント以上の人にあります。しかも、歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に治療が必要です。だいたいの目安は3~6ヶ月に1回が目安とされています。その後スケーリングではとることのできない歯の根っこ部分の歯石や、細菌に感染した歯質を専用の器具を使って除去します。それをルートプレーニングといいます。

以上の2つの治療を行っても症状が改善されない部分に対しては、歯周外科治療と呼ばれる治療を行います。この治療は、歯周病治療の基本治療が完了し、口腔衛生状態が良好で歯の保存を求める患者に行います。  


Posted by koikenina at 16:44Comments(0)

2017年08月10日

、歯を支えている骨が徐々に破壊され、最終的に歯が抜けてしまう病気を歯周病といいます

生活習慣病の一つとされ、現在では成人の約8割がかかっていると言われています。歯周病は初期段階では症状に現れにくいため、自覚症状が出てきた頃には末期状態ということもあります。また、心臓病や糖尿病などの全身疾患にも関連が深い恐ろしい病気です。
歯科器具
歯周病の症状
歯肉炎
歯ぐきが炎症すると、赤く腫れて出血も多くなります。この状態の場合、まだ歯を支える骨までには達していません。

軽度歯周炎
歯ぐきの炎症が進行すると、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットという隙間ができます。この状態になると、歯を支える骨にも影響が出てきます。

中度歯周炎
歯ぐきの炎症によって、歯を支えている骨が徐々に破壊されてしまいます。この状態になると、次第に歯がグラグラしてきます。
歯医者 器具

重度歯周炎
炎症が進み、歯を支えている骨がほぼなくなってしまいます。食べ物を噛むことも困難になり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

プラーク(歯垢)が歯周病の原因!
歯周病は歯ぐきの病気。
歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢)です。プラーク(歯垢)とは繁殖した細菌のかたまりでネバネバと歯の表面にこびり付いています。わずか1mgに1億個の細菌が存在していると言われています。歯周ポケットには歯垢(プラーク)がたまりやすく、歯垢の中には歯周病菌が潜んでいます。歯周病はこの歯周ポケットから進行します。歯周ポケットとは歯と歯茎の隙間にある溝のことです。歯周防菌によって、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。
超音波スケーラー
歯茎の腫れは歯周病に発達するかもしれません。歯茎の腫れは、歯周病の初期症状のひとつです。普段の歯みがきで、歯茎が腫れていないか注意して観察することが大切です。
腫れを放置したまま歯周病が進行するとにしていると、歯の周りの骨が溶かされ、歯がグラグラしたり、膿などが出て口臭が強くなります。さらに症状が進行すると、歯が抜けてしまうこともあるのです。  


Posted by koikenina at 16:24Comments(0)

2017年08月10日

「ブラッシングの際に血が出る」「歯ぐきが腫れている」といった症状がありませんか? 

もしかしたらそれは、歯周病の兆候かもしれません。日本は「歯周病大国」と呼ばれており、30代の約8割が歯周病だといわれています。歯周病は、歯周細菌と呼ばれる細菌が、歯茎の内側に入り込むことで発生します。

歯周病が進むと、歯ぐきだけではなく、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)にまで炎症が及びます。進行を抑えられなければ歯を支えることが困難になり、最終的には歯を失ってしまう恐ろしい病気です。歯周病を予防するには、早期発見・早期治療が欠かせません。
ハンドピース
歯肉炎
歯肉部分に炎症が起きている状態です。歯肉が腫れ、歯と歯肉の間に歯周ポケットと呼ばれる溝ができて歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。この段階であれば、適切なブラッシングで治すことも可能です。 

軽度歯周炎
歯周ポケット3~5mm程下がった状態です。歯茎が炎症を起こして、腫れや出血を起こし、歯茎が下がってしまいます。歯のぐらつきはあまりありません

中等度歯周炎
歯周ポケットが4~6mmとさらに深くなります。歯槽骨の破壊が進み、歯がグラグラしてきます。

重度歯周炎
歯周ポケットが7mm以上になり、歯槽骨が半分以上破壊された状態です。歯の付け根がむき出しになり、その歯はやがて抜け落ちます。外科手術による再生治療などがありますが、歯を失ってしまった場合には、入れ歯やインプラントの治療になります。
歯科材料

「スケーラー」と呼ばれる器具を用いて、歯周病の原因となる歯垢を除去します。軽度の歯周病に対して行う治療です。歯石は歯磨きでは取れないので、定期的に歯科医院で取ってもらいましょう。

歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなるため、スケーリングだけでは歯の汚れを取り除くことができません。そのため、「キュレット」といわれる専用の器具を歯周ポケット内部に入れ、歯周ポケットの奥深くにこびり付いた歯石を取り除きます。
超音波スケーラー
PMTCとは、Professional(専門家が) Mechanical(専用の機械で) Tooth(歯面を) Cleaning(クリーニングする)の略で、歯科医師・歯科衛生士が機械を使って行う、本格的な歯のお掃除のことです。お口の中にはホームケアだけでは取り切れない歯石・汚れ・バイオフィルム(口の中の細菌の巣)などが付着しています。毎日の歯磨きにプラスして、定期的に歯科医院へ通い、歯にこびりついた頑固な汚れを落としていくことが大切です。
  


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