健康、生活 › 2017年08月30日

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2017年08月30日

歯と歯肉の間に歯垢(プラーク)や歯石が溜まり、細菌が繁殖しはじめた状態です

歯周病は、歯垢が歯と歯肉の間に挟まる事で炎症を起こし、骨を溶かして最後には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気で、日本人の約80%が歯周病にかかっていると言われています。歯周病はむし歯と違い、軽度から中等度ではほとんど症状がなく進行するので、自分ではなかなか気が付きにくく、痛みや腫れに気付いた頃には歯周病がかなり進行している事が多いので厄介です。歯周病の原因は主に歯垢・歯石で、取り除く事で大部分が改善されます。歯を失わないために、早めの治療で歯を守りましょう。
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歯周病の症状
こんな症状はありませんか?
歯周病は気づかないうちにどんどん進行してしまいます。一つでも当てはまった方は、早めの受診をおすすめします。
歯ぐきの色が赤い
歯と歯の間にすき間がある
歯みがきの時に出血しやすい
歯ぐきから膿がでる
冷たいものが歯にしみる
不規則な生活を送っている
起床時に口の中がネバネバする
口臭がある
歯ぐきが時々腫れる
歯がグラグラしている
口腔内カメラ
歯周病の進行と治療方法
軽度歯周病
歯と歯肉の間に歯垢(プラーク)や歯石が溜まり、細菌が繁殖しはじめた状態です。
歯肉に軽い炎症が起き腫れて、歯磨きをすると出血が見られます。
【治療方法】
ブラッシング指導による歯磨きの改善。
1~2回のクリーニングで、短期間の治癒が可能。
中等度歯周病
出血や口臭がひどくなっていき、歯周ポケット内の歯石が目立ちはじめます。
炎症による骨の後退も見られます。歯周ポケットも深くなり、歯が長くなったように感じ、グラつき始める段階。
【治療方法】
歯周ポケットの奥に付いた歯石を除去。
進行度により、歯周外科が必要となるケースもあります。
重度歯周病
歯肉が化膿して腫れあがり、歯を支える骨も溶けだしている状態です。
歯槽骨が歯を支えきれなくなり、揺さぶるとグラグラと大きく動き、膿が出たり、痛くて物が噛めない状態です。
【治療方法】
歯周外科の処置が必要。
歯の保存が難しい場合は、抜歯となることもあります。  


Posted by koikenina at 16:32Comments(0)

2017年08月30日

早期の治療で歯周病を進行させないようにすることが大事です

歯周病・歯槽膿漏も虫歯と同じ感染症です。歯周病は特殊な細菌により引き起こされており、その細菌を増長させるのがプラーク(歯垢)です。ですから歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石がついていないことなど、ブラークコントロールが歯周病を起こさないためには重要です。歯周病の治療に大切なことは定期的なメンテナンスです。日常の歯ブラシだけでは歯茎の隙間に入ったブラークや歯石は落としきれません。
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歯周病は早期の治療が大切です
歯周病は、歯石除去によるメンテナンスや毎日のブラッシングにより、歯周病菌を取り除くことで進行を止めることは可能です。早期の治療で歯周病を進行させないようにすることが大事です。
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歯周病のメカニズム
歯周病は、歯根の周辺に、バイオフィルムが形成され、それが歯ぐきの奥に進行して5mm程度の歯周ポケットというものをつくることから起きます。バイオフィルムのなかの歯周病菌が、あごの骨を溶かし始め、歯根がぐらつくようになります。最終的には歯が抜けてしまいます。
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検査
レントゲン撮影と、専用の器具による測定により、歯周ポケットの深さを計測し把握します。レントゲンで見ると、歯を支える地盤である歯槽骨が溶けて後退している様子が把握できます。歯周ポケットは、健康な場合は、2mm程度の深さですが、5mm程度になると歯周病が進行していることになります。治療をしないと、骨がどんどん溶け、歯根が地盤で固定できなくなって歯がぐらついてきます。その結果、歯が抜けてしまうのです。

歯周病になりやすい人の口腔内のリスク
口で呼吸する人…唾液の分泌が減り、歯肉が乾燥するため。
偏食…やわらかい物や甘い物を好んで摂取していると、プラークができやすいため。
はぎしりをする人…歯を支えている組織に非常に強い力がかかり、骨が吸収さるため。
歯並びのよくない人…歯ブラシが当てづらく、プラークがたまりやすいため。
かみ合わせのよくない人…ものを噛むとき特定の力が歯にかかり、骨が吸収されるため。
天然歯でない人…かぶせ物など、適合の悪い個所にプラークがたまりやすいため。  


Posted by koikenina at 16:09Comments(0)

2017年08月30日

歯周病を要因として内臓疾患の悪化など二次病変の危険性ももっています

歯周病原菌の温床 歯周ポケット
「歯周ポケット」とは、歯と歯茎の間にプラークがたまることで歯茎がはれ、隙間が大きくなって形成されます。「歯周ポケット」は「歯周病原菌」が繁殖するのに非常に適しており、放っておくと歯茎の下にある歯槽骨を溶かしまいます。しかし、「歯周病原菌」が増殖していても、痛みなどの自覚症状は少なく、静かにゆるやかに進行していきます。
そして、気づいた頃には恐ろしく進行しており、歯を失う危険をもっているのが歯周病の特徴です。更に、歯周病を要因として内臓疾患の悪化など二次病変の危険性ももっています。
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歯周病は大きく分けると歯肉炎と歯周炎に区別されます。
歯肉炎
歯茎にプラークが付着すると歯肉に炎症がおこり、歯磨きなどの際に出血しやすくなります。大きな自覚症状はありませんが、健康な歯肉が「うすいピンク色で引き締まっている」のに対して、「歯肉炎」の状態は「赤みが強く丸く膨む」となっています。だけど、「歯肉炎」の状態であれば十分な歯磨きでプラーク除去を行えば、元の状態に回復することが可能なのです。
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歯周炎
歯肉炎の状態を放置していると炎症が歯肉から、歯槽骨、歯根膜へと広がり歯の土台を破壊していきます。ここまで進行すると「歯周炎」という状態になり、どれだけプラークを取り除いても正常な状態まで回復出来なくなります。進行が中等度になると、歯茎から膿がでる「歯槽膿漏」状態になり、歯のぐらつきが起こります。更に重度になると、ぐらつきが大きくなって移動し、やがて抜け落ちてしまいます。一度「歯周炎」になると正常な状態にはもどりませんが、早期の歯周治療を受けることで進行を最小限に食い止め、歯周外科治療などで歯を残すことが可能となります。

ブラッシング指導
歯周治療の最初かつ最も重要な柱がプラークコントロールです。これまでも繰り返した様に、歯周病の根本的な原因は、歯垢(プラーク)です。まずこの歯垢を取り除く事が治療の大前提です。そのため繰り返しブラッシング指導を行ないます。毎日の正しいブラッシングによって歯垢がつかない状態になっただけで、歯肉の炎症がかなり収まってきます。
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スケーリング、ルートプレーニング
ポケットの中、すなわち歯根に付着している歯垢や歯石を除去して歯根面を硬く、滑らかにし歯垢や歯石を付着しにくくします。歯肉のポケット内の歯根面は患者さん自身では掃除できません。この部分の清掃がスケーリング・ルートプレーニングといわれる処置です。  


Posted by koikenina at 15:26Comments(0)