健康、生活 › 2017年10月02日
2017年10月02日
歯周病になる前の健康な歯周組織です
特に歯と歯肉(歯茎)の間にある歯肉溝と呼ばれる部分に磨き残しなどがある場合、歯垢(プラーク)と呼ばれるネバネバとした細菌のかたまりが付着します。プラークには、数億個の菌がいるとされていて、その中でも歯周病を引き起こす菌によって、周囲が赤く炎症します。歯垢をそのまま放置すると、硬くなり歯石となります。歯石になってしまうと、歯磨きのブラッシングだけでは除去することが難しくなります。さらに放置すると、溝が深くなっていき、歯を支える土台が溶けていき、最終的には、歯が抜けてしまいます。
歯周病(歯槽膿漏)の進行
1歯周病になる前の健康な歯周組織です。
2歯肉に歯垢(プラーク)ができ、細菌の住処となります。歯肉が炎症で腫れ、歯とハグキの境目の溝(歯周ポケット)が広がり始めます。
3歯肉が腫れ始め、歯周病菌が歯周組織に入り歯根膜を破壊し始めます。歯周ポケットは深くなり歯垢や歯石が溜まります。
4炎症は拡大し、歯を支える骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めます。歯周ポケットは更に深くなります。
5歯を支える骨がが半分以上破壊され歯はグラグラです。咬み合わせが崩れ始め、咬合崩壊がはじまります。
6歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯科技工用品
PMTCを受けましょう
歯周病治療後のメンテナンス時にPMTCを行います。PMTCは、歯科医院でクリーニングペーストと専用の機器を使用して行う口腔内のクリーニングの事です。歯周病はバイオフィルムにより、歯周ポケットなどの歯周組織でどんどん進行していきます。PMTCでは、日頃の歯磨きでは落とせない歯周病の原因であるプラークや歯石などのバイオフィルムを、確実に除去することができます。
ブラッシング指導とご自宅でのケア
染め出しによる磨き残しのチェックを行い、歯磨きの問題点を調べ、効果的に行えるブラッシング(歯磨き)の指導を行っています。お口状況によっては歯間ブラシやデンタルフロスの使用法も説明します。
生活習慣を改善しましょう
カウンセリングから、患者様の日常生活・習慣をお聞きしておりますので、その結果から歯周病を改善していくために必要なこと、止めたほうが良いことなど、改善していく内容について詳しくご説明します。
口腔内カメラ
定期検診を受けましょう
歯周病は気づかないうちに進行していきます。歯がグラつくようであればかなり進行しています。定期的に歯科医院でチェックを受けていただくことで、日ごろのケアの改善点がお伝えでき、プロによる歯のクリーニングを行い、再度、歯周病予防のスタートを切りましょう。
歯周病(歯槽膿漏)の進行
1歯周病になる前の健康な歯周組織です。
2歯肉に歯垢(プラーク)ができ、細菌の住処となります。歯肉が炎症で腫れ、歯とハグキの境目の溝(歯周ポケット)が広がり始めます。
3歯肉が腫れ始め、歯周病菌が歯周組織に入り歯根膜を破壊し始めます。歯周ポケットは深くなり歯垢や歯石が溜まります。
4炎症は拡大し、歯を支える骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊され、歯がぐらつき始めます。歯周ポケットは更に深くなります。
5歯を支える骨がが半分以上破壊され歯はグラグラです。咬み合わせが崩れ始め、咬合崩壊がはじまります。
6歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯科技工用品
PMTCを受けましょう
歯周病治療後のメンテナンス時にPMTCを行います。PMTCは、歯科医院でクリーニングペーストと専用の機器を使用して行う口腔内のクリーニングの事です。歯周病はバイオフィルムにより、歯周ポケットなどの歯周組織でどんどん進行していきます。PMTCでは、日頃の歯磨きでは落とせない歯周病の原因であるプラークや歯石などのバイオフィルムを、確実に除去することができます。
ブラッシング指導とご自宅でのケア
染め出しによる磨き残しのチェックを行い、歯磨きの問題点を調べ、効果的に行えるブラッシング(歯磨き)の指導を行っています。お口状況によっては歯間ブラシやデンタルフロスの使用法も説明します。
生活習慣を改善しましょう
カウンセリングから、患者様の日常生活・習慣をお聞きしておりますので、その結果から歯周病を改善していくために必要なこと、止めたほうが良いことなど、改善していく内容について詳しくご説明します。
口腔内カメラ
定期検診を受けましょう
歯周病は気づかないうちに進行していきます。歯がグラつくようであればかなり進行しています。定期的に歯科医院でチェックを受けていただくことで、日ごろのケアの改善点がお伝えでき、プロによる歯のクリーニングを行い、再度、歯周病予防のスタートを切りましょう。
Posted by koikenina at
16:48
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2017年10月02日
歯周病は静かなる病気と言われています
歯周病は大きく2種類に分けられます。歯を支えている歯ぐきなどの歯周組織だけに炎症が起きている段階を「歯肉炎」といい、そこからさらに進行し、歯を支える顎の骨が溶け出してしまった段階を「歯周炎」といいます。歯肉炎はプラーク(歯垢)や歯石を除去し、正しいブラッシングを行うことで改善しますが、歯周炎はさらに治療が必要です。放っておくと歯が抜け落ちてしまうことにもつながりますので、早期発見・早期治療が大切です。
タービン 歯科
歯周病は静かなる病気と言われています。 悪化させると歯が1本もなくるなる可能性もあります!?歯周病とは歯周病菌により歯を支えている骨が解かされる病気です。初期状態では歯ぐきに炎症が起こり、腫れたり出血したりします。悪化すると膿みがでてきて顎の骨が溶けていき、歯を支えている組織が破壊され、最終的には歯が抜けてしまします。
歯周病は「静かなる病気」と呼ばれ、自覚症状がほとんど感じられない病気で、気づいた時には歯を支えている骨がボロボロになり、重症になっているケースも少なくありません。歯周病を予防するには早期発見、早期治療が重要です。
軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合
スケーリング
スケーラーと呼ばれる器具を用いて、普段のブラッシングでは除去できない歯や歯の根に付着した歯垢(プラーク)や歯石を除去する治療方法です。歯石は歯垢が石灰化したものです。スケーリングによって歯垢や歯石などの汚れを徹底的に除去することで、歯周病の発生を防ぐことができます。
ポータブルレントゲン
中度歯周病(歯周炎)の場合
ルートプレーニング
中度まで進んだ歯周病の場合、スケーリングでの歯石の除去に加え、ルートプレーニングと呼ばれる処置が必要になります。歯茎に隠れたさらに奥の見えない部分にある歯の根(ルート)に付いた歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質などを特殊な器具で除去する方法です。歯や歯の根の表面がツルツルになり、歯垢や歯石などの汚れが付きにくくなるという効果もあります。
重度歯周病(歯周炎)の場合
重度まで歯周病が進行している場合、スケーリングやルートプレーニングだけでは状態が改善されない可能性があります。その場合は、外科的な処置や、歯周病で溶けてしまった骨を回復させる歯周組織再生治療を行います。
タービン 歯科
歯周病は静かなる病気と言われています。 悪化させると歯が1本もなくるなる可能性もあります!?歯周病とは歯周病菌により歯を支えている骨が解かされる病気です。初期状態では歯ぐきに炎症が起こり、腫れたり出血したりします。悪化すると膿みがでてきて顎の骨が溶けていき、歯を支えている組織が破壊され、最終的には歯が抜けてしまします。
歯周病は「静かなる病気」と呼ばれ、自覚症状がほとんど感じられない病気で、気づいた時には歯を支えている骨がボロボロになり、重症になっているケースも少なくありません。歯周病を予防するには早期発見、早期治療が重要です。
軽度歯周病(歯肉炎・歯周炎)の場合
スケーリング
スケーラーと呼ばれる器具を用いて、普段のブラッシングでは除去できない歯や歯の根に付着した歯垢(プラーク)や歯石を除去する治療方法です。歯石は歯垢が石灰化したものです。スケーリングによって歯垢や歯石などの汚れを徹底的に除去することで、歯周病の発生を防ぐことができます。
ポータブルレントゲン
中度歯周病(歯周炎)の場合
ルートプレーニング
中度まで進んだ歯周病の場合、スケーリングでの歯石の除去に加え、ルートプレーニングと呼ばれる処置が必要になります。歯茎に隠れたさらに奥の見えない部分にある歯の根(ルート)に付いた歯垢や歯石、歯周病菌に感染した歯質などを特殊な器具で除去する方法です。歯や歯の根の表面がツルツルになり、歯垢や歯石などの汚れが付きにくくなるという効果もあります。
重度歯周病(歯周炎)の場合
重度まで歯周病が進行している場合、スケーリングやルートプレーニングだけでは状態が改善されない可能性があります。その場合は、外科的な処置や、歯周病で溶けてしまった骨を回復させる歯周組織再生治療を行います。
Posted by koikenina at
15:30
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