健康、生活 › 2017年10月

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2017年10月24日

歯周病とは歯の周り、すなわち歯を支える土台(歯肉や歯槽骨)が炎症を起こして溶けてしまう病気です

近年、歯周病は虫歯を抜き、日本人が歯を失う原因のナンバー1になりました。また、40歳以上の80%以上が歯周病にかかっているというデータもあります。
最近では食生活の乱れによる10代の歯肉炎も増加傾向です。歯周病の一番怖いところは歯肉の小血管を通して菌が直接あるいは産生する酵素、毒素が運ばれ全身にダメージを与えるところです。

歯周ポケット
「歯周ポケット」という単語は、テレビや健康系の雑誌などですっかりおなじみですね。 健康で問題のない歯ぐきは、歯と歯ぐきの間にある溝(歯周ポケット)の深さが0~2mmです。

しかし、歯周病菌によって歯ぐきが炎症を起こしたり、顎の骨が溶けたりすると、徐々にこの溝が深くなってきます。歯周ポケットが4mm以上になると歯周病が始まり、6mm以上になると重傷の歯周病といえます。ポケットが深くなると、歯周病菌や歯石の温床となってしまいます。
家庭用超音波スケーラー
歯周病と生活習慣について
下記のような生活習慣は、歯周病を誘発するとともに悪化させてしまいます。
1 歯磨きをしない
お口の中に食べかすや歯周病菌が残ってしまい、虫歯や歯周病の原因になります。

2 タバコを吸う
タバコを吸うと血行が悪くなり、歯を支える組織にも悪影響が出ることで、歯周病が進行してしまいます。

3 ストレスが日常的にかかる状況にある
精神的ストレスのせいで体の抵抗力が弱くなったり、食生活が変化したりすると、
歯周病が悪化しやすくなります。

4 歯ぎしり・噛み締め
無意識下の歯ぎしり・噛みしめも、お口の健康にとって大敵です。
顎や歯周組織に負担をかけた結果、歯肉が弱まり、歯周病が急速に進行します。
生体情報モニタ
5 口で呼吸をする癖がある
口の中が乾燥すると歯石が付着しやすくなります。
唾液による自浄作用もなくなってしまい、歯周病菌の温床となります。

6 栄養が偏った食事、偏食傾向が強い
食生活の乱れや偏食などによって体の抵抗力が弱まると、歯周病になりやすくなります。  


Posted by koikenina at 15:06Comments(0)

2017年10月23日

口腔内には非常に多くの細菌が生息しており、その中には体の中に入り込むことで重篤な病気を引き起こすものも存在しています

食べ物のカスなどから発生するプラーク(歯垢)。その中に含まれる「歯周病菌」によって引き起こされる病気が「歯周病」です。症状としては、まず歯茎が腫れてブラッシングの際などに血が出るようになり、進行すると膿が出るようになります。さらに進行すると歯槽骨(顎の骨)が溶かされて、結果として歯が抜けてしまうのです。歯周病は初期の自覚症状がほとんどないことでも知られており、歯の痛みや違和感に気付いたときには重症になっていることも珍しくはありません。
パルスオキシメーター
口腔内には非常に多くの細菌が生息しており、その中には体の中に入り込むことで重篤な病気を引き起こすものも存在しています。その中の1つが歯周病菌で、何らかの原因により体内に入り込むことで、心臓病や肺炎、糖尿病、早産といった症状が引き起こされると言われています。

心臓病
歯周病菌によって炎症が起こり、血栓ができることで心筋梗塞や狭心症が引き起こされます。また、心臓に菌が入り込むことで心内膜が炎症を起こし、細菌性心内膜炎を発症させることもあります。

肺炎
歯周病菌が肺に入り込んで感染すると肺炎を引き起こすことがあります。
歯科用マイクロスコープ
糖尿病
糖尿病の方が歯周病にかかると、糖尿病の症状が悪化する危険があります。また、歯周病が糖尿病を引き起こすこともあります。

早産
歯周病菌が引き起こした炎症が子宮に影響し、早産を引き起こすことがあります。歯周病を患っていると、早産や未熟児の出産確率が約7倍になってしまいます。

歯周病の進行
健康な歯肉:健康な歯肉はひきしまり、弾力があるピンク色をしています。歯ブラシで多少こすっても出血しません。

歯肉炎~軽度歯周炎:歯と歯ぐきの間にプラークがたまって、歯ぐきが腫れ出血しやすくなっています。歯を支える骨にはあまり影響がないか、もしくは微量の骨吸収がみられます。また、歯周病は悪くなる時期(活動期)と静止期を繰り返しながら進行していきます。

中等度歯周炎:歯周ポケットが形成され、歯石が深部まで付着し、歯を支える骨が半分くらい失われています。

重度歯周炎:歯を支える骨がほとんどなくなり、歯がぐらつき、このまま放っておくと歯がぬけてしまいます。歯ぐきが下がる、膿が出るなどの症状もみられます。
  


Posted by koikenina at 16:42Comments(0)

2017年10月23日

日本人の多くが悩まされる歯周病

歯周病菌は、虫歯菌同様にプラーク(歯垢)の中に潜む細菌です。プラークは歯と歯ぐきの境目に付着しやすく、そこで石灰化してさらなるプラークを付着させます。歯周病菌が活発化すると、歯ぐきに炎症を起こし始めますが、重度になるまでこれといった自覚症状があらわれません。そのため、放置されてしまい、歯の喪失につながるのです。データでは、日本人が歯を失う原因第一位は、虫歯ではなく歯周病なのです。

【こういう方は注意が必要です】
歯周病は感染症であるため、発症は免疫力と深く関連していると考えられています。今は歯周病の症状や兆候がなくとも、次のような生活習慣がある方は、歯周病になりやすいため注意しましょう。

喫煙・不規則な生活習慣
喫煙や睡眠不足、不規則な生活サイクルではストレスや疲労が解消されず、免疫力の低下につながり、歯周病菌がお口の中で繁殖します。
歯科 スケーラー
お口のケアが十分でない
歯周病菌が生息するプラークがお口の中に溜まると、歯周病も進行しやすくなります。歯みがきだけでなくフロス、歯間ブラシなどデンタルケアの工夫が必要です。

よく咬まない食事・間食が多い
よく咬まないと洗浄効果がある唾液が分泌されません。そのため、細菌が繁殖しやすくなります。また、間食が多くお口の中に常に食べかすがあると、歯周病菌の栄養源になります。

軽度歯周炎
歯周炎が始まり、歯周ポケットは3~4mm程度になります。歯周ポケット内にプラークや歯石がたまると炎症がさらに広がり、歯ぐきの色は赤みを帯びてきます。また、歯を支える歯槽骨が溶け始めます。
生体情報モニタ
中等度歯肉炎
炎症が進行し、歯周ポケットが4~6mm程度と深くなった状態です。歯槽骨の吸収もさらに進行し、歯を指で押すと動きが始まります。ここまで進行すると、歯ぐきの腫れや出血など自覚症状が現れます。

重度歯肉炎
定期的に歯ぐきが腫れて、痛みもひどくなる状態です。  


Posted by koikenina at 15:21Comments(0)

2017年10月20日

歯科医院のかかり方に対する意識変化も必要と言えるでしょう

現代人が歯を失う要因を大別すると、歯周病が5割、虫歯が4割、その他(事故・矯正時の抜歯など)が1割となっています。歯周病は年齢とともに静かに進行し、放っておくと自然に歯が抜ける疾患です。昔は、歯周病の適切な治療法はなく、年を取ると歯が抜けるのは当然と思われていました。しかし、最近では歯周病の原因と対策が明らかになり、治療法も著しく進歩しています。従って、歯周病が進行しきってしまう前に適切な処置、メンテナンス行うことで一生自分の歯を守ることも出来るのです。
歯科 ユニット
歯周病は治せる病気
以上のように、歯周病には
(1)静かに進行する病気
(2)社会的な病気
(3)自分で予防できる病気
という特徴があります。
食生活の変化、高齢化の進行に伴って、歯周病割合は年々増加していますが、歯周病の原因と対処法も明らかになってきています。その為には、歯肉炎にまで進行するまでに早期発見が重要となります。
「歯医者は歯が痛くなってから行く」のではなく「痛みが出る前にメンテナンスをして貰い」適切な対処法を専門家にアドバイスを受けて、ご自身の「歯」と「全身」の健康を守っていきましょう。
マイクロスコープ 歯科
プラークコントロール
歯周病の予防と治療に欠かせないのが、歯面に付着したプラーク(歯垢)を取り除く毎日のセルフケアです。お口の中の状態は個人差があるので、歯科医師や歯科衛生士に適切なブラッシング方法を指導してもらいましょう。自分ではしっかり磨いているつもりでも磨き残しもありますので、かかりつけの歯科医院を持ち、定期的にプロフェッショナルケアを受けることも必要です。以前は痛みがある時だけ通っていた歯科医院ですが、最近では歯周病の予防や治療後の維持など長期的な健康管理を求めて来院する人も増えています。歯科医院のかかり方に対する意識変化も必要と言えるでしょう。

検査方法1
プローブという物差し状の器具を用いて、歯周ポケットの深さを検査します。深ければ深いほど、歯周病が進行しています。

検査方法2
X線写真で、顎全体の骨の状態を検査します。骨密度が低いほど、歯周病が進行しています。  


Posted by koikenina at 16:53Comments(0)

2017年10月20日

歯周病は痛みのないままどんどん進行してしまいます

最近では小学生にも歯周病がみられますが、歯周病のピークは50歳代と言われており、70歳以降の人に歯周病が少ないのは、歯の喪失により、歯周病に罹患する歯が少なくなるためです。70歳以上で「なんでも噛んで食べることができる」と答えている人は半数に過ぎないという調査結果があります。歯が失われると食物を咀嚼する機能が損なわれ、栄養のバランスが崩れてしまいます。

下記の症状が一つでも該当する場合、すでに歯周病に罹患している可能性があります。
歯科医院で早めに診てもらいましょう!
歯肉(歯ぐき)が赤く腫れている
歯を磨くと出血する
歯肉(歯ぐき)を押さえると血や膿がでる
ときどき歯ぐきが腫れ、痛みを感じる
歯がぐらぐら動く
歯と歯の間に食べ物が挟まる
口臭がある、あると言われたことがある
固いものが噛みにくい
歯科用 ダイヤモンドバー
歯周病は痛みのないままどんどん進行してしまいます。意識してお口の中をチェックし、早めの治療を心がけましょう。

軽度歯周病
歯ぐきが少し腫れ始め、ブラッシングすると出血することがありますが、まだ自覚症状は少ない段階です。

中度歯周病
歯ぐきの腫れや出血が増し、顎の骨が溶け始めて歯が少しグラグラします。また朝起きたときに口の中がネバつきます。

重度歯周病
顎の骨や歯ぐきは大きく溶かされ、歯がグラグラします。歯ぐきはブヨブヨして膿も出ており、このまま放置すれば歯が抜け落ちてしまいます。
歯の模型
歯周病は、なってからの治療より、ならないための予防が大切です。
歯周病の進行によって失われた歯ぐきや顎の骨は、元通りにはなりません。歯周病は予防が可能な病気ですので、まずならないようにする「予防」が大切です。

歯周病の進行には、咬み合わせが深く関係しています。
咬み合わせが乱れていると、一部分の歯ぐきや顎の骨に過度に力がかかり、歯周病を悪化させてしまうことがあります。歯周病治療には、咬み合わせの改善も重要です。  


Posted by koikenina at 16:47Comments(0)

2017年10月20日

歯周病は、日本人の成人のうち約8割が感染しているとされるお口のトラブルです

歯周病の恐ろしいところは、自覚症状がないままに進行し、気がついたときには重症化してしまっていることが少なくないという点。歯周病は、歯垢(プラーク)に生息する歯周病菌が原因のお口の感染症です。

免疫力と関係が深く、30歳以上になると発症することが多くなってきます。はじめのうちこそ、歯周病は歯ぐきに軽い炎症を起こす程度ですが、放置すると、最終的に歯を支える顎の骨が溶かされ、歯が抜け落ちてしまうことも……。虫歯よりも歯を失うリスクが高い歯周病は、その仕組みをしっかり理解して、適切に予防できるようにしましょう。

知っておきたい「嫌気性歯石プラーク」
歯周病菌や虫歯菌の温床となる歯垢(プラーク)とは、細菌が集まって作り出す黄白色のネバネバした物質。歯の表面やくぼみ、歯ぐきとの境目などに付着しています。歯垢が集まって膜状になるとバイオフィルムとなります。歯周病菌は、空気中の酸素が苦手な嫌気性の細菌で、歯垢の状態では外気に触れやすいため繁殖はゆるやかです。
歯の模型
しかし、膜状のバイオフィルムとなると、酸素が遮断されることで、絶好の繁殖環境となるのです。さらに、これら歯垢にカルシウムが付着し石灰化することで、最終的に歯石となります。歯石そのものには、病原性はほとんどありませんが、歯石に歯垢が付着しやすいため、悪循環のもととなりやすいのです。そのため、歯周病の治療や予防では、歯石を除去することが第一の処置となることがあります。歯石は、セルフケアの歯みがきでは落とせないため、歯科医院で専用器具を使った歯石除去の処置(スケーリング)が必要です。
超音波スケーラー
この中で一つでも気になる項目があれば、歯周病の疑いがありますので、歯周病の検査をおすすめいたします。
朝起きると口の中がネバネバする
口臭がする
歯みがきをすると出血する
歯が少しグラグラする
歯ぐきがむずがゆい、痛い
歯と歯の間に物がはさまる
歯ぐきが赤く腫れている(薄いピンク色ではない)
歯が長くなったような気がする
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた
物がかみにくい
冷たいものでしみる
歯ぐきから膿がでる  


Posted by koikenina at 15:32Comments(0)

2017年10月19日

歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています

歯周病はその名の通り「歯をささえる周りの組織(歯周組織)」に起こる病気で、細菌による感染症です。歯や歯と歯ぐきの間に細菌が繁殖し歯の周りにバイオフィルム(薄いバイ菌の膜)を形成することにより起こります。大きく分けると、歯ぐきの炎症による出血・腫れを特徴とする「歯肉炎」と歯を支えている骨が破壊される「歯周炎」があります。症状が進行すると、破壊されて後退した歯槽骨は歯を支えることが困難になり歯を失ってしまうことになります。

軽度歯周炎(P1)
外見では歯肉炎と区別がつきにくいのですが、このように歯根の3分の1程度の深さまで破壊されている状態です。

中程度歯周炎(P2)
このように歯根の3分の2程度の深さまで破壊されている状態です。歯槽骨が失われているために、歯のグラつきがはじまります。また歯肉の炎症により口臭・出血・朝起きた時の不快感などを訴えられる方が多くみられます。
電気歯髄診断器
高度歯周病(P3)
このように歯槽骨が大きく失われた状態です。 歯槽骨を失った歯はかなりグラグラ。
そのせいで食事がとりにくくなったり痛みを訴える場合も。ここまで進行すると歯を救えない場合もあります。

歯周病が全身に及ぼす影響
歯周病が影響する症状について一部ご紹介します。気になる方は、早めにご相談ください。

糖尿病
歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。糖尿病の人はそうでない人に比べて、歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いという疫学調査が複数報告されています。さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきています。歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。
エアーモーター
誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。肺や気管は、咳をすることで異物が入らないように守ることができます。しかし、高齢になるとこれらの機能が衰えるため、食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際むせたりすると細菌が気管から肺の中へ入ることがあります。その結果、免疫力の衰えた高齢者では誤嚥性肺炎を発症してしまいます。誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります。  


Posted by koikenina at 17:18Comments(0)

2017年10月19日

周病は歯槽膿漏とも、呼ばれている歯肉の病気で,成人のほとんどは歯周病にかかっているといっても過言ではありません

歯を失う原因はムシ歯よりも多いと言われ,知らないうちに歯ぐきの骨がなくなる病気です。磨き残しなどによる歯垢(プラーク)の中には歯周病菌が増殖、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊し、歯を失ってしまうのです。おもな原因は歯垢(プラーク)ですが、糖尿病などの全身の病気やタバコを吸うなどの生活習慣 が、歯周病をひきおこしたり悪化させる原因にもなっています。
コントラ 歯科
歯周病の症状
朝起きたとき、口の中がネバネバする。
ブラッシング時に出血する。
口臭が気になる。
歯肉がむずがゆい、痛い。
歯肉が赤く腫れている。 (健康的な歯肉はピンク色でひきしまっている)
かたい物が噛みにくい。
歯が長くなったような気がする。
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に 隙間がでてきた。
このような症状がひとつでもある人はある程度の差はあれ、歯周病の可能性があります。心当たりがある方は、検査を受けることをおすすめします。
抜歯 器具
「歯肉炎」
歯と歯茎の境目に歯垢や歯石が溜まり、炎症を起こします。歯茎が腫れ、歯茎を押すと出血することもあります。

「軽度歯周炎」
歯肉の炎症が進み、歯と歯茎の溝(歯周ポケット)が深くなります。歯周病菌が歯を支える顎の骨(歯槽骨)にまでおよぶようになります。

「中等度歯周炎」
さらに歯周病が悪化し、歯を支える歯槽骨の半分程度までが破壊された状態です。歯を押すとグラつき、歯茎の腫れや出血がみられます。歯が浮く感じや強い口臭も目立つようになります。

「重度歯周炎」
歯槽骨がすっかり破壊され、歯がグラグラと揺れるようになります。最終的には、抜け落ちてしまいます。
基本治療
この療法は、ほとんどの歯周病に対する基本的な治療法です。ポケットの深さを測定し、スケーラーと呼ばれる器具などを使い、歯垢、歯石の除去を行います。(スケーリング&ルートプレーニング、ブラッシング)スケーリングは歯の表面や根の表面の歯垢歯石を取り除くことです。ルートプレーニングは根の表面がざらざらしたり、歯石で満たされていたり、毒素や微生物で汚染された表層をきれいにすることです。 このことにより、歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2mm~3mm)維持されればメインテナンスに移行します。  


Posted by koikenina at 15:53Comments(0)

2017年10月17日

根っこが露出して歯が長くなったように見える

歯周病とは、歯を支える歯茎やその下にある骨が壊されていってしまう病気のことを言います。歯と歯茎の間に細菌が繁殖することで感染し、歯の周りに炎症が起こります。日本人の40歳以上の人の約80%が歯周病を患っていると言われており、もはや国民病と言える域に達しています。生活習慣病の1つと考えられており、日々の生活習慣を気を付けることによってある程度防げるものだとされています。
歯科機器
歯周病セルフチェック
ブラッシングすると歯ぐきから出血する
りんごを食べると歯ぐきから出血する
歯肉が赤く腫れていて、引き締まらない
何度か歯ぐきが腫れたことがある
歯ぐきから膿が出る    
硬いものを噛むと痛い
食べ物が歯の間にはさまりやすくなった
根っこが露出して歯が長くなったように見える
前歯が前方に出てきて、出っ歯になった
朝起きた時、口の中がネバネバする
歯がグラグラする
口臭があるとよく言われる。
歯が浮いた感じになる
いかがでしたか?
もし1つでも当てはまるとしたら、それは歯周病の症状が現れているのかも知れません。
「自分は大丈夫!」なんて思わずに、歯医者さんで健診を受けてみてください。
ハンドピース
歯周病治療の流れ
[STEP1]  初期検査
綿密な検査をし、歯周病の原因を調べます。レントゲン撮影や、歯周ポケットの深さや日頃行っているブラッシング方法を行ってもらい間違ったブラッシング方法で磨いていないか調べます。
[STEP2]  初期治療
歯の汚れ(歯石も)を取り除きながら、歯ぐきの改善を目指します。最初は、患者さんや歯ぐきに出来るだけ負担のかからない方法を選択します。歯石が付くのは、正しいブラッシングが出来ていないことが原因です。
[STEP3]   再評価
歯周病の治り具合をチェックします。歯石除去や正しいブラッシングで歯周病が治らない場合は、外科的な治療が必要になる場合もあります。
[STEP4]  外科治療(必要に応じて)
初期治療によって治らない場合、外科手術を行います。
[STEP5]  定期検査
全ての歯周治療が終了した後は、長期的な健康維持のために3-4ヶ月毎の定期検診にきて頂きます。歯石が溜まってしまえば、また歯周病になってしまう可能性がありますので定期検診の度に、歯のみがき方をチェックしたり、新たに付着した歯石を取り除きます。  


Posted by koikenina at 16:41Comments(0)

2017年10月17日

驚くべきことに、世界で最も患者数の多い病気は歯周病です

ギネスブックに「全世界で最も患者が多い病気は、歯肉炎などの歯周病である」と記されているほど・・・厚生労働省の調べでは、日本人の成人の約80%が歯周病にかかっているというデータもあります。また、「歯を失う原因の第一位が歯周病」ということも耳にされたことがあるのではないでしょうか。自覚症状が少ないため気づかないまま悪化することが多く、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
 
【 歯の喪失原因 】
1位 歯周病(42%)
2位 う蝕(32%)
3位 その他(26%)
『痛みがないから・・・」「今は特に困っていないから・・・」「仕事で忙しいから・・・」などで
放っておくと知らないうちに進行してしまうかもしれません。
家庭用超音波スケーラー
初期
歯周ポケットが1~5mm。 自覚症状はほとんどありません。
治療法
お口の中のプラークを除去するプラークコントロールを行います。歯科医院にて歯石や歯の根元の汚れを除去します。

中期
歯周ポケットが5~8mm。この段階でも自覚症状はほとんどありません。 歯ぐきの腫れや出血に気づくこともあります。

治療法
お口の中のプラークを除去するプラークコントロールを行います。歯科医院にて歯石や歯の根元の汚れを除去します。症状によっては歯周外科手術を行うこともあります。
ニッケルチタンファイル
重度
歯周ポケットが8mm以上。
歯を支えている歯槽骨が溶かされ歯がグラついたり、歯ぐきが赤く腫れあがったりします。 口臭がきつくなることもあります。

治療法
お口の中のプラークを除去するプラークコントロールを行います。歯科医院にて歯石や歯の根元の汚れを除去します。症状によっては歯周外科手術や抜歯を選択することもあります。歯並びが原因の場合は、並行して矯正治療も行います。  


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