健康、生活 › 2018年03月08日

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2018年03月08日

このままの状態を放置すると、最終的に歯は抜けてしまいます。

歯磨きが不十分なために、歯と歯肉の間に細菌が棲みついてプラークが溜まると、そこに炎症が生じます。
これが歯周病の始まりです。初期には自覚症状はほとんどありませんが、次第に赤みや腫れ、出血、排膿、口臭など、様々な症状が起こり始めます。

プラークが石灰化して歯石になると、通常のブラッシングでは取り除けなくなり、歯周病は悪化します。歯と歯肉が付着しているすき間に「歯周ポケット」ができて、さらに炎症が歯肉の内部まで進行すると、歯肉溝が深くなってきます。やがて歯根膜(歯と歯槽骨を繋いでいる組織)や歯槽骨が破壊され、歯を支える力が次第に弱くなって、歯はグラついてきます。このままの状態を放置すると、最終的に歯は抜けてしまいます。
スリーウェイシリンジ
クリニックでの歯周病治療
歯周病の治療で必要なことは、定期的に歯医者でメンテナンスを行うことと、毎日の正しい歯磨きです。歯科に定期的に通っていても、毎日の汚れを落とさなければ、意味が無くなってしまいます。当院では、お一人お一人の状態にあわせたメンテナンスと正しいブラッシング指導を行います。


歯周病にならないためにも正しいブラッシングで歯垢(プラーク)を取り除き、普段から予防することが大切です。当院では患者さまお一人お一人に合った、ブラッシングの方法をお伝えします。


スケーリングとは、歯石を除去することです。歯周ポケットの中に隠れている歯石を、スケーラー(歯石を除去するための専用器具)を使って取り除きます。歯石の中にはたくさんの細菌が棲んでおり、そのままにしておくと、細菌が歯周組織を破壊してしまいます。そのため歯周病の原因であるポケット内の歯石を取り除くことが、歯周病の予防と治療には大切なのです。
電気歯髄診断器

ルートプレーニングとは、目に見えない歯周ポケット深部に入り込んだ歯石をスケーラーで取り除き、さらに歯根を滑らかな面に仕上げる治療です。歯周ポケットが深いと、歯肉の下に歯石が付着してしまいます。また、歯根には細菌が出す“毒素”が根面に浸透していきます。そうした歯石や細菌を除去し、根面の汚染物質を取り除くのが、ルートプレーニングです。ルートプレーニングは、ポケットの奥深くまでスケーラーを挿入するため、通常は局所麻酔をした上で行います。  


Posted by koikenina at 15:54Comments(0)

2018年03月08日

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の細菌です。

歯周病は、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)、歯と骨の間を繋ぐ歯根膜という線維等の組織が壊されていく感染症です。歯周病は痛みなどの自覚症状が少ないまま進行するので、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある怖い病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。

なぜ歯周病にかかるのか
歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の細菌です。歯ぐき(歯肉)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があります。このポケットにたまったプラークが歯石をつくり、すき間を押し広げていきます。これにより歯肉が炎症を起こし、放置しておくと症状はますます悪化して、やがては歯を支えている骨を溶かしていきます。プラークは、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取することで増えるため、日々の生活習慣も歯周病を作り出す要因と言えるでしょう。
マイクロモーター
歯周病の進行度に合わせて、治療を行っていきます。
スケーリング
歯周ポケット内にたまった歯石をスケーラーと呼ばれる専用の器具で除去していきます。軽度の歯周病であれば、スケーリングだけでも症状の改善が見込めます。
超音波スケーラー
ルートプレーニング
歯周ポケットの奥に入り込んだ歯石や、歯周病菌に汚染されたセメント質を除去していきます。最後に、歯石が再付着するのを防ぐため、専用の器具で歯根面(歯ぐきに埋まっている歯の表面)を滑らかにします。

歯周病のメインテナンス
歯周病は生活習慣が要因となるため、再発しやすい病気と言えます。再発を防ぐには、定期的な検査と予防処置(専門家による歯垢、歯石の除去などのクリーニング)が必要です。治療が終了した後は、3~4ヵ月ごとに定期検診で口腔ケアを習慣化しましょう。
  


Posted by koikenina at 14:59Comments(0)