健康、生活 › 2018年08月11日

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2018年08月11日

むし歯のおこる仕組みは、歯周病とは違います

歯周病は歯と歯肉間の溝に付着した歯垢中の細菌によっておこる感染症です。 歯垢中の細菌により歯肉に炎症(出血・腫れ)を起こし、その後歯を支えている骨(歯槽骨) を吸収させる病気です。35歳で80%以上の人が歯周病といわれていますが、35歳になって突然歯周病になる訳ではなく、15歳位から発症し少しずつ進行していきます。 ゆっくりと進行するため初期ではほとんど自覚症状がありません。口臭、歯肉からの出血、歯肉の腫れ、痛みなどの自覚症状がある時はすでに進行している状態かもしれません。
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歯肉年齢を上げるトラブル要因
歯周病はお口の中の歯垢が原因となって、炎症を起こす感染症の一つです。 炎症がある程度進行するまで、ほとんど痛みや自覚症状がありません。そして再発もしやすいのです。 歯周病にかかる人が加齢に伴い、増える傾向にありますが、最近では若い女性にとても増えています。 特に生理前などホルモンバランスが変化する時期は歯肉から女性ホルモンが多くしみでる時期で、その影響で歯周病菌増えやすくなるのです。 ホルモンバランスが変化しやすい時期は特に念入りなお口のケアを心掛けることをおすすめします。

回数多く歯磨きするほどよい?
 歯磨きの回数と歯肉の状態の関係も調べられています。言われていることは、歯磨きの<回数>よりも、<質(すみずみまで良く磨けているかどうか)>の方が、歯肉の状態により関連しているということです。<歯肉炎>の関連では、1日に何度も歯磨きしていても、どれもがおおまかな磨き方で、磨き残しがあるよりは、1日1回でも、すみずみまでしっかり磨けているのが大切です。(1日に2回以上磨かない方が良いということではありません。前のブログでお話した、過剰な歯磨き、にならないようにするのも気をつけた方がよいです。)
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むし歯予防も考えないと!
 むし歯のおこる仕組みは、歯周病とは違います。いろいろなものを口にしたとき、ばい菌が酸をつくって、歯を溶かしていくのがむし歯です。できれば、毎食後の歯磨きをお勧めします。ただし、昼食後などは、しっかり歯磨きするのは、難しいのが現実かもしれませんね。
 むし歯予防のための歯磨きの点でも、歯周病の場合と同じようなことが言われています。単純な回数だけでなく、どれだけ磨き残しなく磨けているかが大切です。
 フッ素には、歯の質を強くして、むし歯を予防する効果があります。歯磨きの際は、フッ素入りの歯磨き粉を使って頂き、歯磨き粉がしっかり歯の表面に行き渡るように磨いて下さい。
総合して考えると、、
上のことを総合して、習慣的にも適当と思え、お口の中をフレッシュに、1回の歯磨きを補完する、ということを含めて、「1日に2回は磨いて頂き(通常朝と夜)、そのうちの少なくとも1回は、磨き残しのない理想的な歯磨きをお願いします。歯磨きの際は、フッ素入りの歯磨き粉を使ってください。」とお勧めしています。  


Posted by koikenina at 15:29Comments(0)

2018年08月11日

歯周病(歯槽膿漏)の大きな原因は食べカスを栄養源とする細菌です

歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏と呼ばれていました。
虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の原因
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染することによって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。プラークは歯肉炎だけでなく心臓病や動脈硬化との関わりも推測されています。 歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。 歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物が噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
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歯周病(歯槽膿漏)の大きな原因は食べカスを栄養源とする細菌です。清掃不良部位の細菌の増殖によるものがほとんどで、一度歯周ポケットを形成するとブラッシングのみでは除去できません。空気を嫌うこの細菌は歯の根の方向に深く進もうとする傾向があります。又、「噛みしめ」や「くいしばり」など過剰に加わる「力」も歯や歯周組織を壊していく大きな原因です。こうして歯を支える健康な繊維や骨を破壊していきます。

歯周病の進行は非常に遅いため、普段の口腔内の変化ではなかなか気がつきません。
気づかないうちに歯周病は進行し、多くの人が歯槽骨が吸収して歯が動くのを感じてから初めて症状を自覚します。さらに歯周病は口腔内だけではなく、全身にも影響を及ぼすことが最近分かってきました。歯周病菌そのものは強い病原性を持っているわけではありませんが、菌が歯周炎を起こした歯肉から血液に入りやすい状態になり、全身疾患の原因になる場合があるのです。

プラークコントロール
歯周病予防、治療共に基本となるのがプラークコントロールです。
プラークコントロールとは歯周病の原因である歯垢(プラーク)の増殖を抑えることに重点を置いた予防、治療法で、正しい歯磨きの仕方や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用してプラークコントロールをする事が歯周病予防治療の基本です。
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スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため早めに取り除くことが大切です。
歯石・歯垢(プラーク)を除去し再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え症状の改善が期待できます。  


Posted by koikenina at 15:25Comments(0)

2018年08月11日

歯周病にならないためには、どうすればいいのでしょうか

歯周病は、歯科の三大疾患の一つで日本人に多い病気です。
虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支える歯茎もとても大切です。症例は、歯を支えている歯肉や顎の骨が、化膿したり破壊されりする病気です。歯周病は限度を越えてひどくなるとどんなに一生懸命に治療しても手遅れになります。治療に早すぎるという事はありません。あまりひどくならないうちに完全に治療する事が重要です。歯周病は歯ぐきだけが腫れた状態となる歯肉炎(しにくえん)と、歯と歯ぐきをつないでいる部分が壊されたり、歯を支えている骨が壊される歯周炎(ししゅうえん)に分類されます。
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定期健診の時は、歯茎の検査(歯周組織検査)を行い、それと同時に1本1本の歯の動き(動揺度)の確認を行い、歯面の汚れの付き具合を調べます。 歯ぐきの検査と歯の動きの検査で、その歯を咬み合わせた時にどの程度の負担がかかっているかが知ることができます。もし過大な負担がかかっている場合には咬み合わせの調整(咬合調整)を行い、他の歯と同じ様な咬み 合わせに調整してなるべく1本の歯に負担がかからないようにしてあげなければなりません。 なので、定期健診の際、咬み合わせの調整を行っていく場合がほとんどです。

歯ぐきの検査をしている時に、説明を受けてその数字が大きかったら歯肉炎が進んでいたり、歯槽膿漏が進んできているという事に繋がっていきます。歯周炎はブラッシングで改善していく場合がほとんどですが、歯槽膿漏 の場合はブラッシングのみではなかなか改善しない場合があって歯槽膿漏を今より進行しないようにするためには、咬み合わせの調整や、以前被せていた差し歯、入れ歯が合っていなくなっていたら作り直したり、歯ぎしり をしてしまう方にはマウスピースを入れたりと歯槽膿漏にかかってしまった原因の1つ1つを治していかないと歯槽膿漏の進行を緩めることはできません。
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歯周病が起こる原因としては、口の中に常駐している300~500の細菌が、ブラッシングを十分に行わなかったり、砂糖を過剰摂取してしまうことで、ネバネバした物質を作り歯の表面にくっついてしまいます。これを「プラーク(歯垢)」といいます。
このプラークは、強くうがいした程度では落ちることがないぐらいの粘着性を持っています。プラークが持っている細菌は、虫歯や歯周病を引き起こしますが、特に歯周病を引き起こす細菌が多く存在していることが分かっています。
そして、プラークは歯肉を炎症させるだけではなく、歯を溶かしていってしまいます。
つまりは、このプラークを取り除かない限りは、ずっと歯周病になるかもしれない可能性が残ってしまいます。
また、プラークを放っておくと硬くなってしまい、「歯石」になってしまいます。歯石になってしまうと歯の表面に付着し、ブラッシングだけでは取り除くことが不可能となるという、プラークよりも面倒な存在になります。歯石の中や周りに細菌が入り込むことで、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

歯周病にならないためには、どうすればいいのでしょうか?まずは、年に数回、歯科院で定期検診を行い、歯石を取るようにしましょう。「虫歯はないから行かなくても大丈夫!」と思っている方でも、細菌は常に300~500は口の中にいるので油断は禁物です。また、歯科院でデンタルフロスの使い方を教えてもらい、日常の歯のブラッシングのときに一緒に行うようにしましょう。
  


Posted by koikenina at 12:29Comments(0)

2018年08月11日

歯周病の進行は非常に遅いため、普段の口腔内の変化ではなかなか気がつきません

歯周病とは、歯を支えている歯肉(歯茎)や歯槽骨に起きる病変で、以前は、「歯槽膿漏と呼ばれていました。
虫歯と違って痛みはありませんが、進行すると歯茎が腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の原因
歯周病の原因は、虫歯の原因と同じくプラーク(歯垢)です。歯茎の周りにプラークがたまり、プラークが細菌に感染することによって歯肉が炎症を起こして腫れ、歯肉炎を起こします。プラークは歯肉炎だけでなく心臓病や動脈硬化との関わりも推測されています。 歯周病が進行すると歯茎の腫れがひどくなり、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる隙間ができます。また、炎症が歯槽骨や歯根膜まで及び、歯茎から膿が出たり、歯茎がやせて下がってきたり、歯がぐらついてきたりします。 歯周病がさらに悪化すると、歯槽骨が溶けて歯のぐらつきがひどくなり、食べ物が噛むことができなくなって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
超音波スケーラー
歯周病(歯槽膿漏)の大きな原因は食べカスを栄養源とする細菌です。清掃不良部位の細菌の増殖によるものがほとんどで、一度歯周ポケットを形成するとブラッシングのみでは除去できません。空気を嫌うこの細菌は歯の根の方向に深く進もうとする傾向があります。又、「噛みしめ」や「くいしばり」など過剰に加わる「力」も歯や歯周組織を壊していく大きな原因です。こうして歯を支える健康な繊維や骨を破壊していきます。

歯周病の進行は非常に遅いため、普段の口腔内の変化ではなかなか気がつきません。
気づかないうちに歯周病は進行し、多くの人が歯槽骨が吸収して歯が動くのを感じてから初めて症状を自覚します。さらに歯周病は口腔内だけではなく、全身にも影響を及ぼすことが最近分かってきました。歯周病菌そのものは強い病原性を持っているわけではありませんが、菌が歯周炎を起こした歯肉から血液に入りやすい状態になり、全身疾患の原因になる場合があるのです。
マイクロスコープ 歯科
プラークコントロール
歯周病予防、治療共に基本となるのがプラークコントロールです。
プラークコントロールとは歯周病の原因である歯垢(プラーク)の増殖を抑えることに重点を置いた予防、治療法で、正しい歯磨きの仕方や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用してプラークコントロールをする事が歯周病予防治療の基本です。

スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため早めに取り除くことが大切です。
歯石・歯垢(プラーク)を除去し再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え症状の改善が期待できます。  


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