健康、生活 › 2018年09月26日

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2018年09月26日

「毎日、きれいに歯磨きをしている」と思っていてもどうしても磨き残しはあります

家や職場から近い、綺麗そう等の施設面はもちろん気になるところではありますが、医師の技術や自分との相性を気にされている方はとても多くいらっしゃると思います。医療は常に発展し、その捉え方や考え方は医院、医師によって違うため、自分にとって相性の良い医師を探すことは非常に重要な要素であることに間違いはありません。しかしながら歯科治療において、特に予防においては、衛生士の重要性は非常に高いものとなります。

予防に重要なのは衛生士
歯科医師との相性や医院の考え方とのマッチングももちろん重要な要素ではありますが、私たちはぜひ、衛生士に目を向けて頂きたいと思っています。対処治療は医師が行うものですが、そうならないための予防に関しては衛生士の専門分野です。すなわち、しっかりとした予防を行うためには、責任ある衛生士の役割が必要不可欠なのです。衛生士の志や技術は医院によって、またその中でも各衛生士によって大きく変わります。

PMTC (プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
PMTCとは、歯科衛生士が専用の器具とフッ化物入りペーストを用いて、歯の汚れを徹底的に除去するむし歯・歯周病の予防管理を目的としてシステム化された予防歯科の代表的な治療法です。
むし歯・歯周病の原因は、歯につく汚れの中にいる細菌です。毎日歯を磨いていても歯の汚れを完全に落とすのは簡単ではありません。歯科医院でPMTCを行うことによって、むし歯・歯周病を治療し、予防することができます。
歯科 コントラ
ブラッシング指導
「毎日、きれいに歯磨きをしている」と思っていてもどうしても磨き残しはあります。当院では、患者さんお一人お一人に最適な歯磨剤・歯ブラシを提案し、磨き方を指導しながら一緒に口の中の健康を管理していきます。いつまでも自分の歯で噛めるように、しっかりサポートさせていただきます。
歯科用ユニット
虫歯予防
通常の疾患と異なり「虫歯」は自然治癒する事はありません。
現在の虫歯の治療は失われてしまった歯質を修復しているのです、つまり埋めたり被せたりしている訳です。近年、素晴らしい材料が次々と開発され非常に審美性の高い治療が実現できるようになりました。しかしこれらは残念ながら修復であり回復ではありません。
虫歯になってしまったら出来るだけ早期に確実な虫歯を受ける事が非常に重要です。
また、虫歯に罹患して軟かくなってしまったり溶けてしまった歯は元にもどせませんので、虫歯にならない口腔内環境を作る事が重要です。虫歯菌の除去は薬剤による除菌を行うことが有効なケースもありますのでご相談下さい。  


Posted by koikenina at 16:01Comments(0)

2018年09月26日

歯を健やかに保ちながら、日々暮らしていくための鍵は、“予防”にあります

虫歯も歯周病も、痛みや出血などの自覚症状が出るころにはかなり進行していることがほとんどです。
歯医者は痛くなってから行くものと思っていらっしゃる患者様がほとんどだと思います。たぶん今これを読んでいる大半の方もそう思っているのではないでしょうか。歯が悪くなってから来院していただいた場合、私たちは治療をするしか方法がないのですが、私自身歯を守る立場の仕事として歯を削りたくないのが本音です。

なぜなら、歯は一度削ったら元に戻りません。だからできるだけ削りたくないのです。80歳まで20本の歯を維持するためにはできるかぎり削ったり、詰めたり神経の処置をしないほうが歯の寿命が伸びるというデータがあります。虫歯も歯周病も症状がひどくなってからの治療では回数がかかりますし、治るまでに時間がかかります。また、虫歯や歯周病は再発しやすい病気です。
 
ではどのようにすればよいでしょうか?
答えは、治療が終わってからの毎日のセルフケアとともに、専門医のプロのケアを1~3ヶ月に1回、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大事です。これこそ予防歯科の重要性です。
歯科用 ダイヤモンドバー
1.定期的な口腔内のチェック
皆さまの状態によって、1~3ヶ月ごとにお口の中を診査します。虫歯、歯周病のチェックを行い、前回と比較します。期間は、みなさまの症状や状態をみて考えていきます。
2.歯石や歯垢を取り除きます
従来の歯石歯垢をとるスケーリングのみならず、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という方法で、歯の表面から、細菌の付いたプラークをはがし取ります。
3.歯の強化
きれいになった歯面にフッ素を塗布し、エナメル質の強化や細菌の活動の抑制をはかり、むし歯の予防に役立てます。

抜歯鉗子
予防歯科(定期健診)の大切さ
歯を健やかに保ちながら、日々暮らしていくための鍵は、“予防”にあります。
そういった考え方が、数年前より注目されるようになり、当院でもそういった考えに則り、予防歯科を推奨しております。
虫歯や歯周病で歯を失うなどの深刻なお悩みは、定期的な健診やクリーニングを受けることで、未然に防ぐことができ、生涯に渡り、健康な歯を保つことにつながっていきます。
定期健診を受けていただく頻度の目安としては、3か月おきのご来院をおすすめしています。
  


Posted by koikenina at 12:10Comments(0)

2018年09月26日

まず、患者様から唾液を採取します

歯周病は痛みはないのですが、進行すると歯を支える歯槽骨を溶かす恐ろしい病気で、抜歯の原因第1位でもあります。(虫歯が1位ではなく、歯周病がダントツの1位です。)
この歯周病を予防すること、治療することが高齢になっても歯を残しておくための最善の策だと考えます。

「歯磨きをして歯垢を落とす」これはみなさん毎日なさっていると思いますが、実は歯磨きだけでは、歯垢はある程度落とせても細菌の固まりであるバイオフィルムを除去することは困難です。バイオフィルムとは、プラーク(歯垢)の固まりが成熟したものをさしネバネバしたものです。これが再石灰化して歯石になります。
口腔内カメラ
バイオフィルムにはカビ菌(カンジタ菌)をはじめ、複数細菌が住み着いており、この細菌が歯ぐきに炎症を起こしています。細菌が原因であることが重度歯周病治療が時間がかかる要因の1つです。

まず、患者様から唾液を採取します。その唾液を位相差顕微鏡という顕微鏡を使用して原因である細菌の種類と数を特定します。その結果に基いて、細菌除去の飲み薬と、細菌除去効果の高い歯磨き粉をお渡ししますので、ご自宅でホームケアを行なっていただきます。それと同時に歯石除去といった歯科医院で行う従来の歯周病治療を行っていただきます。

歯のスケーリング(軽度歯周病の方対象)
軽度の歯周病は歯肉炎と呼ばれます。この段階では歯茎の炎症によって、歯磨きの時に血が出やすいという症状が出ます。歯茎の溝はまだ浅く、歯石も表から見えるところにしかついていませんので、超音波スケーラーを用いてスケーリング(歯石とり)を行います。
マイクロモーター
歯のルートプレーニング(中等度歯周病の方対象)
中等度の歯周病になると歯を支えている骨が溶けて、歯茎の溝が深くなってきます。そうすると歯茎で隠れている部分にも歯石がつくようになります。その部分の歯石を手用のハンドスケーラーで取り除き(スケーリング)、また、スケーリング後のざらついた表面をなめらかに仕上げること(ルートプレーニング)で、汚れの再付着を防ぎます。痛みを伴う場合は麻酔を使います。  


Posted by koikenina at 11:31Comments(0)