健康、生活 › 2018年09月

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2018年09月27日

一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる

 矯正歯科の目的は、歯並び、咬み合わせの改善にあります。さらに良好な咬合の維持することで患者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を目指します。
① 歯科疾患の予防
② あご骨の成長発育障害の予防
③ そしゃく機能の改善と維持
④ 口唇閉鎖不全の改善
⑤ 発音の改善
⑥ 顎関節と咬合との調和
⑦ 体のバランスや運動能力の改善
⑧ 一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる
ハンドピース
メリットⅡ
 矯正歯科治療をすると、性格がポジティブに向かう傾向があるとされています。 ともすると、わたしたち矯正歯科医は、歯並びや咬み合わせの改善、さらには副次的なその予防に目を向けますが、矯正歯科を受診する患者さんの多くは外見の改善に大きな価値をおいています。わたしたち矯正歯科医は、患者さんが健康で美しい外見を求めることを後押ししています。
歯科レントゲン
リスク
 矯正歯科治療を始め、継続していくことによって生じるリスクについて、良質な治療を行う矯正歯科医師であれば、患者さんへ必ず事前に説明を行っています。またこれらのリスクが歯の健康に支障をきたさないレベルに留めるような治療を進めていきます。
 もし、矯正歯科医師がこれらのリスクを事前に説明しないで治療をする場合は、逆に注意が必要と言えます。
① う蝕、歯肉炎、歯周炎
 長期的な矯正装置の装着によって、歯の磨き残しから生まれるリスクです。
② 治療期間の延長 
 1.成長予測の困難性
 顎骨の成長予測は難しく、成長発育の量や方向およじ時期を常に考慮し治療を行う必要があります。この判断を誤ったり、予想外の成長発育が起こった場合、治療期間が長くなることがあります。
 2.不適切なメカニクス
 歯の移動を行う際、選択される矯正装置の力が適切なものでなければなりません。計画どおりに歯の移動をコントロールできず、結果として治療期間が長くなり、歯に負担(う蝕、歯根吸収)をかけてしまうケースがあります。
 3.患者の協力不足
 定期的な来院、口腔ケア、矯正装置の使用等において患者さんの協力が得られない 場合、治療の中断や延長を余議なくされる場合があります。
③ 歯根吸収の発現
 ある程度の歯根吸収は発現しますが、適正な矯正力による歯根吸収は修復され、最小限に留めることができます。また歯根吸収を引き起こすような矯正力をかけることはできるだけ避けるようにします。

④ 歯肉退縮  


Posted by koikenina at 16:01Comments(0)

2018年09月27日

あなたは、奥歯を咬みしめたとき、前歯も横の歯もしっかり咬んでいますか?

ファスナーも歯車も、歯がしっかり咬み合って、はじめて持ち前の機能を発揮します。同じように歯は、歯並びのきれいさだけではなく、すべての歯がきちんと咬み合い、あごの動きによく合って、食べ物を噛めなければなりません。一見きれいな歯並びでも、上下の歯がきちんと咬み合っているとは限りません。
 大切なのは、咬み合わせ!「歯並びをよくして、もっときれいになりたい」と、矯正歯科医を訪れる人はたくさんいますが、「咬み合わせをよくしたい」という人は、まだ少数派です。しかし、「きれいな歯並び」とは"よく噛める、正しい咬み合わせ"であることを知ってください。
矯正治療のメリットとデメリット
「矯正治療」には多くのメリットがありますが、その反面デメリットも同じくらいあります。「矯正治療」のメリット・デメリットをよく理解した上で、治療に踏み切るかどうかを考えてください。
メリット
虫歯予防
歯槽膿漏予防
消化器系臓器(胃・小腸・大腸など)への負担を軽減
笑顔に自信 → 精神的に積極的な自分へ
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デメリット
治療期間が長い・・・月に1回程度、約1年~3年治療のための来院が必要
経済的な負担・・・日本では保険がきかないため、全額自己負担
治療に伴う痛みなどの不快感・・・個人差が大きい。通常2~3日の間違和感あり
歯の根の先吸収する事がある
超音波スケーラー
矯正歯科治療の限界
 このように歯は歯槽骨の中で移動することができます。
 このことは一方で、矯正歯科治療で歯を動かしていく際の限界を表しているのです。
① 骨格的な不正に対する歯の移動の限界
② 歯の移動による顔貌変化の限界
③ オーバージェット(上下顎の前歯の距離の値が大きいもの)
④ 上下顎の正中線の一致
⑤ 過去の抜歯や先天欠如による歯の隙間(空隙閉鎖)
 歯槽骨をはみ出してた歯は長持ちしません。したがって不正咬合の原因が骨格的な不調和によるものであれば、歯の移動のみで理想的な咬合関係を獲得することが困難な場合があります。
  


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2018年09月27日

あなたの前歯に虫歯が出来たとします。

虫歯は除去して埋めればなくなりますが、なぜ隣の歯や他の歯ではなくその歯に虫歯が出来たのか考えたことがありますか?偶然ではありません。その歯が他の歯より虫歯が出来やすい環境にあったからです。その原因は歯並びであったり磨き方であったり様々です。

大切なのは、その歯は他の歯より虫歯になりやすい環境にあるということです。その環境を改善しない限り、虫歯を治した後に今まで通りの生活をしていたのでは、いつかまたその歯は虫歯になってしまいます。自分の口の中の環境を調べ、どう改善すれば良いかを知り、専門のケアと自宅でのケアを実践していくのが予防歯科です。予防歯科は取り組めば確実に虫歯や歯周病を減らすことができます。一緒に頑張っていきましょう。
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歯周病は成人のほとんどがかかっている病気です。
単に歯肉から出血するとか、歯肉が腫れて痛む事が歯周病ではなく、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてなくなっていく恐ろしい病気です。軽度から重度まで症状は様々ですが,知らぬ間に進行している事が多く、歯が動いてしまっていると手遅れの場合も多く見られます。それを防ぐためには歯周病の検査(精密検査)、レントゲン撮影などで調べ、歯肉の下の歯ブラシが届かない所をきれいにしなくては治りません。
当院では検査の結果を印刷してお渡ししますのでどこが進行している部分か、再度自宅で確認できるシステムを採用しています。
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歯槽膿漏と歯周病ってちがうの? 
歯槽膿漏(しそうのうろう)は、歯周病の症状の一つです。歯槽膿漏=(イコール)歯周病と捉えられることも多いようですが、厳密には歯周病は、細菌によって引き起こされる歯や歯ぐきの病気である「歯肉炎」と「歯周炎」の総称です。病名としては歯周病が正解です。日本人の場合、歯肉炎は10~20代前半ですでに60%のかたがかかっているといわれ、50才代でおおよそ80%の人がかかっているといわれるほど、多くの方が悩んでいる歯の病気です。だれもがかかっている病気だからといって軽視していると最後には取り返しのつかないことになってしまう怖い病気です。歯周病は予防できます。また、早期発見、早期治療がもっとも大切なキーポイントとなりますから、歯が痛くなくても、半年に一回は診察したほうがいいと言われています。(健康な歯と歯ぐきであれば、定期検診は痛くもなんともない、むしろリラックスできる癒しの場となるはずです。)  


Posted by koikenina at 11:42Comments(0)

2018年09月26日

「毎日、きれいに歯磨きをしている」と思っていてもどうしても磨き残しはあります

家や職場から近い、綺麗そう等の施設面はもちろん気になるところではありますが、医師の技術や自分との相性を気にされている方はとても多くいらっしゃると思います。医療は常に発展し、その捉え方や考え方は医院、医師によって違うため、自分にとって相性の良い医師を探すことは非常に重要な要素であることに間違いはありません。しかしながら歯科治療において、特に予防においては、衛生士の重要性は非常に高いものとなります。

予防に重要なのは衛生士
歯科医師との相性や医院の考え方とのマッチングももちろん重要な要素ではありますが、私たちはぜひ、衛生士に目を向けて頂きたいと思っています。対処治療は医師が行うものですが、そうならないための予防に関しては衛生士の専門分野です。すなわち、しっかりとした予防を行うためには、責任ある衛生士の役割が必要不可欠なのです。衛生士の志や技術は医院によって、またその中でも各衛生士によって大きく変わります。

PMTC (プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
PMTCとは、歯科衛生士が専用の器具とフッ化物入りペーストを用いて、歯の汚れを徹底的に除去するむし歯・歯周病の予防管理を目的としてシステム化された予防歯科の代表的な治療法です。
むし歯・歯周病の原因は、歯につく汚れの中にいる細菌です。毎日歯を磨いていても歯の汚れを完全に落とすのは簡単ではありません。歯科医院でPMTCを行うことによって、むし歯・歯周病を治療し、予防することができます。
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「毎日、きれいに歯磨きをしている」と思っていてもどうしても磨き残しはあります。当院では、患者さんお一人お一人に最適な歯磨剤・歯ブラシを提案し、磨き方を指導しながら一緒に口の中の健康を管理していきます。いつまでも自分の歯で噛めるように、しっかりサポートさせていただきます。
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虫歯予防
通常の疾患と異なり「虫歯」は自然治癒する事はありません。
現在の虫歯の治療は失われてしまった歯質を修復しているのです、つまり埋めたり被せたりしている訳です。近年、素晴らしい材料が次々と開発され非常に審美性の高い治療が実現できるようになりました。しかしこれらは残念ながら修復であり回復ではありません。
虫歯になってしまったら出来るだけ早期に確実な虫歯を受ける事が非常に重要です。
また、虫歯に罹患して軟かくなってしまったり溶けてしまった歯は元にもどせませんので、虫歯にならない口腔内環境を作る事が重要です。虫歯菌の除去は薬剤による除菌を行うことが有効なケースもありますのでご相談下さい。  


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2018年09月26日

歯を健やかに保ちながら、日々暮らしていくための鍵は、“予防”にあります

虫歯も歯周病も、痛みや出血などの自覚症状が出るころにはかなり進行していることがほとんどです。
歯医者は痛くなってから行くものと思っていらっしゃる患者様がほとんどだと思います。たぶん今これを読んでいる大半の方もそう思っているのではないでしょうか。歯が悪くなってから来院していただいた場合、私たちは治療をするしか方法がないのですが、私自身歯を守る立場の仕事として歯を削りたくないのが本音です。

なぜなら、歯は一度削ったら元に戻りません。だからできるだけ削りたくないのです。80歳まで20本の歯を維持するためにはできるかぎり削ったり、詰めたり神経の処置をしないほうが歯の寿命が伸びるというデータがあります。虫歯も歯周病も症状がひどくなってからの治療では回数がかかりますし、治るまでに時間がかかります。また、虫歯や歯周病は再発しやすい病気です。
 
ではどのようにすればよいでしょうか?
答えは、治療が終わってからの毎日のセルフケアとともに、専門医のプロのケアを1~3ヶ月に1回、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大事です。これこそ予防歯科の重要性です。
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1.定期的な口腔内のチェック
皆さまの状態によって、1~3ヶ月ごとにお口の中を診査します。虫歯、歯周病のチェックを行い、前回と比較します。期間は、みなさまの症状や状態をみて考えていきます。
2.歯石や歯垢を取り除きます
従来の歯石歯垢をとるスケーリングのみならず、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という方法で、歯の表面から、細菌の付いたプラークをはがし取ります。
3.歯の強化
きれいになった歯面にフッ素を塗布し、エナメル質の強化や細菌の活動の抑制をはかり、むし歯の予防に役立てます。

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予防歯科(定期健診)の大切さ
歯を健やかに保ちながら、日々暮らしていくための鍵は、“予防”にあります。
そういった考え方が、数年前より注目されるようになり、当院でもそういった考えに則り、予防歯科を推奨しております。
虫歯や歯周病で歯を失うなどの深刻なお悩みは、定期的な健診やクリーニングを受けることで、未然に防ぐことができ、生涯に渡り、健康な歯を保つことにつながっていきます。
定期健診を受けていただく頻度の目安としては、3か月おきのご来院をおすすめしています。
  


Posted by koikenina at 12:10Comments(0)

2018年09月26日

まず、患者様から唾液を採取します

歯周病は痛みはないのですが、進行すると歯を支える歯槽骨を溶かす恐ろしい病気で、抜歯の原因第1位でもあります。(虫歯が1位ではなく、歯周病がダントツの1位です。)
この歯周病を予防すること、治療することが高齢になっても歯を残しておくための最善の策だと考えます。

「歯磨きをして歯垢を落とす」これはみなさん毎日なさっていると思いますが、実は歯磨きだけでは、歯垢はある程度落とせても細菌の固まりであるバイオフィルムを除去することは困難です。バイオフィルムとは、プラーク(歯垢)の固まりが成熟したものをさしネバネバしたものです。これが再石灰化して歯石になります。
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バイオフィルムにはカビ菌(カンジタ菌)をはじめ、複数細菌が住み着いており、この細菌が歯ぐきに炎症を起こしています。細菌が原因であることが重度歯周病治療が時間がかかる要因の1つです。

まず、患者様から唾液を採取します。その唾液を位相差顕微鏡という顕微鏡を使用して原因である細菌の種類と数を特定します。その結果に基いて、細菌除去の飲み薬と、細菌除去効果の高い歯磨き粉をお渡ししますので、ご自宅でホームケアを行なっていただきます。それと同時に歯石除去といった歯科医院で行う従来の歯周病治療を行っていただきます。

歯のスケーリング(軽度歯周病の方対象)
軽度の歯周病は歯肉炎と呼ばれます。この段階では歯茎の炎症によって、歯磨きの時に血が出やすいという症状が出ます。歯茎の溝はまだ浅く、歯石も表から見えるところにしかついていませんので、超音波スケーラーを用いてスケーリング(歯石とり)を行います。
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歯のルートプレーニング(中等度歯周病の方対象)
中等度の歯周病になると歯を支えている骨が溶けて、歯茎の溝が深くなってきます。そうすると歯茎で隠れている部分にも歯石がつくようになります。その部分の歯石を手用のハンドスケーラーで取り除き(スケーリング)、また、スケーリング後のざらついた表面をなめらかに仕上げること(ルートプレーニング)で、汚れの再付着を防ぎます。痛みを伴う場合は麻酔を使います。  


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2018年09月25日

歯磨きだけでは取り切れないプラークや歯石をとってもらいましょう

厚生労働省のデータによると94%の方が歯磨きをしているというデータがあります。
また、60代で6本、70代で7本が入れ歯、80代で6割の方が総入れ歯というデータもあります。この2つのデータを重ねると、歯を磨いているのに歯が抜けていくことになりますから『歯が抜ける』=『老化現象』となってします。しかし、実際は成人してから「磨けている」「清潔な状態にしている」患者さまの歯は基本的に抜けません。以上より歯磨きをしていても、実はきちんと磨けていない人が大半だという事が2つのデータから分かります。知らない間に歯周病が進行し、歯が抜けてしまわないようにするためには、歯周病の知識と磨ける技術の習得が不可欠です。
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歯科医院で出来るケア
定期検診
ご自宅でのケアがきちんと行われているか確認します。必要であれば治療をおこないます。
クリーニング
歯磨きだけでは取り切れないプラークや歯石をとってもらいましょう。
セルフケア指導
歯科医師もしくは歯科衛生士による、患者様のお口の状態に合わせたセルフケア指導を行います。
重度歯周病の治療
重度歯周病の治療は、患者様の状態により選択できる治療の方法が多岐にわたります。歯科医師の推奨する方法と患者様の要望も含めた総合的な判断による治療計画を立てます。
歯周病の治療については、歯周病専門医が在籍しておりますので、何でもご相談ください。
基本にあるのはプラークコントロールで、失われた歯周組織の回復をはかることが大切になります。
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歯周病治療の天敵はモチベーションの維持?!
保険が適用できる歯周病治療。保険制度まであるのに、成人の80%が歯周病になってしまうのはなぜでしょうか?それは、自覚症状がでるのが遅い病気ということともう1つ大きな理由があります。それは、歯周病治療に根気が必要なこと 時間がかかってしまうことです。

歯周病は検査を含めて7回ほど通院をお願いすることになります。週に1回通院の患者様であれば約2ヶ月の治療になります。症状がないのに通院が多いと人は飽きてしまいます、治療が途中になって来院をやめてしまうケースも多くあります。しかしながら歯周病治療は歯という患者様の財産を一番守れる処置なのです。そこですまいるデンタルクリニックでは、患者様の歯を守るために、歯の大切さ、歯周病の怖さをしっかり理解してもらい、モチベーションを保って治療していただけるように次のような治療方法を確立しています。  


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2018年09月25日

どんな病気もそうですが、早期に発見し早期治療するのが治癒しやすいものです

初期のうちはほとんど自覚症状がないのですが、病状が進行すると、歯茎が腫れる、歯茎から出血がある等の症状を引き起こし、さらに悪化すると、歯と歯茎の隙間が深くなり歯周ポケットができ、炎症が歯槽骨(歯を支えている骨)に達し、この骨を溶かしてしまう病気です。

もちろん、歯槽骨が溶けてしまったら、歯を支えることは出来ませんので、歯がグラグラと動揺してきますし、噛むときに痛みを感じ、歯茎も痩せてきて歯が伸びたように見え、最悪の場合、自然と抜けてしまう場合もあります。 

しかも、今や成人の9割が歯周病であると言われ、ほとんどの人がかかっています。歯周病の自覚症状は先述のとおり病状がかなり進行しないと気がつかないので手遅れになっていることが多いやっかいな病気です。

どんな病気もそうですが、早期に発見し早期治療するのが治癒しやすいものです。歯周病についてもまったく同じことが言えます。症状が軽いうちに、治療をうけるべきです。歯周病が進行して、歯槽骨が溶けると治療しても元に戻すことは不可能です。

患者さんによっては「歯茎から出血しているけど、痛むことはないので治療はしない」という人もいますが、歯茎から出血があること自体、異常なことであり病気であるということを知っておくべきです。歯ブラシした時や、歯科医院で歯周病の検査をした時の歯茎からの出血は、将来、歯周病が進行して歯が抜けて入れ歯を装着する可能性が多いにあるというサインなので、深刻に受け止めなければなりません。
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歯周病(歯槽膿漏)の成り立ち
1. 歯と歯茎の境に歯垢(バイ菌と食べカスの塊)がつきます。
2. バイ菌の塊は、毒を出し歯茎を腫らします。
この頃、歯ブラシをすると出血が目立つようになります。(歯肉炎)
3. バイ菌が唾液と反応して固くなります。(歯石)
4. 炎症が歯茎だけにとどまらず、歯を支える顎の骨を溶かします。
よって、歯が揺れ始めます。(歯周病・歯槽膿漏)
5. この頃から歯茎から膿が出たり、歯茎が腫れたり、口臭がきつくなります。
そして、一番嫌なのが歯が揺れるため、食べ物がよく咬めません!
6. それでも放置しておくと、歯が抜けてしまいます。
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糖尿病と歯周病
合併症がまねく病状悪化のスパイラル糖尿病の大きな問題に合併症があります。糖尿病の3大合併症として、網膜症、腎症、神経障害。そして心疾患、脳卒中と続き、6番目の合併症が『歯周病』です。近年の研究で、歯周病は糖尿病を悪化させること、さらに糖尿病が悪化すると歯周病も悪化させてしまうといった相互に影響することが分かってきました。歯周病になると歯周病菌への免疫反応によってTNF-αと呼ばれる物質が発生します。この物質には血液中のインスリンの働きを妨げてしまう作用があり、糖尿病を進行させてしまうことがあります。  


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2018年09月25日

「とりあえず歯を動かしてみたけど、ダメでした」はありえない!

歯科矯正医療においては、様々な考えの歯科医師と治療テクニック(治療法)がありますが、1番大切なことは"矯正治療の『結果』がどうであったか?"ということだと思います。
"非抜歯による治療"や"とりはずしの出来る矯正治療"等、様々ですが、これから矯正治療をはじめようとしている方には、正しい矯正治療の情報を得て"矯正治療を受けてどうなりたいのか?"としっかりと考えて頂きたいと思います。そして、もし 口元を美しくしたい!! 美しい口元を子供に残してやりたい! とお考えなら、アイウエオ矯正歯科医院へご相談にお越しください。

「とりあえず歯を動かしてみたけど、ダメでした」はありえない!
歯科医師が原因のNG矯正に共通するのは、「歯科医師が立てた治療計画が不十分だった」と言うことです。歯科医師が矯正に関する教育をきちんと受けておらず、治療経験も少ないために診断を誤ったり、実行可能な治療計画を立てられなかったり、患者さんの質問に
答えられなかったりしているのです。

矯正治療は、どのような装置を使ってどのように歯を動かして排列するかをしっかりと見極め、きちんとした治療計画にそって行われるものです。矯正医であれば、歯がどのように動き、どのくらいの期間でどのような歯列になるかは、あらかじめ予測できるものです。万が一途中で治療方針の変更が必要になった場合でも、なぜ変更が必要なのか、変更することによって治療結果がどう変わるのか、治療期間は伸びるのかなどという患者さんからの質問にはっきりと答えることができるはずです。
歯科器具
しっかりとした治療計画を立てずに治療を開始するのは、行き先を確認せずに電車に飛び乗るようなものです。電車なら間違ってもスタート地点に戻れば良いですが、矯正は簡単にやりなおせるものではありません。矯正の教育を受け、臨床経験も豊富な矯正専門医を選ぶことをおすすめするのはそのためです。
光照射器
「歯を抜かずに治せます」
「見えない装置を使います」
「短期間で治せます」
・・・などという宣伝文句を見たことはありませんか? 
どれも患者さんにとっては魅力的なお話だと思います。しかし、それは本当にあなたにとって最適な治療法でしょうか?
患者さんが歯を抜きたくないというから、なんでもかんでも抜かずに広げる。装置が見えるのがいやだと言うから、とりあえず透明なマウスピースをはめてみる。それが患者さんの望みだから、適しているかどうかは問題にしない。そんな矯正治療が増えているように感じます。NG矯正を増やしているのは、患者さん自身かもしれません。
インターネットが普及し、矯正に関するさまざまな情報が氾濫していますが、全ての情報が正しいわけではありません。NG矯正の被害にあわないために、患者さんご自身にもある程度の矯正の知識を身につけていただきたきたいと考え、NG矯正をご紹介することにしました。これから矯正を始めようとお考えの方、また、今の治療に不安を感じていらっしゃる方のお役に立てればと思います。  


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2018年09月20日

歯周病が進行して歯を支える骨が吸収(溶けること)してしまうと歯を保存(残しておくこと)が困難となります

歯と歯肉の境目にある溝の深さをポケットプローブ(探針)という器具で測定します。
健康な歯ぐきのポケットの深さの目安は約1~2mm、3mm以上になると「歯周ポケット」となります。この歯周ポケットが深ければ深いほど、歯周病が進行していることを意味してします。また、ポケットプローブで測定した溝からの出血の有無も炎症の目安となります。もちろん炎症のある場合には、出血があります。

レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気なので、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。また、骨の質もレントゲンで調べることができます。骨の密度が小さいとレントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。
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歯周病の再生療法
歯周病が進行して歯を支える骨が吸収(溶けること)してしまうと歯を保存(残しておくこと)が困難となります。この吸収してしまった骨を再生して元の骨の形態に戻す治療法を歯周組織再生療法と言います。すべての骨吸収に対して可能ということではありませんが、CT等で事前に骨吸収の形態を把握して、適応症であるならば骨の再生ができます。
術前の歯の周りの骨が黒くなっているところが溶けてしまっている骨です。

術後1年の写真では歯の周りの骨がだんだん白っぽく写ってきていることがわかります。これが歯周組織再生療法です。歯周組織再生療法はマイクロスコープを使って行う繊細な手術ですので、非常に高度な技術が必要となります。

歯周病と歯ぎしりの関係
歯周病の症状は、かむ力によっても左右されます。歯周病によって顎の骨が弱くなってくると、歯は、より左右に揺さぶられるのです。家の基礎に例えるなら、くいの刺さった土台がひび割れてきている状態といえます。ただでさえ安定しませんし、隙間に歯周病菌が入り込む恐れもあります。
 歯科バイブレーター
<ナイトガードを併用した治療方法>
歯周病が確認され、なおかつ歯ぎしりや食いしばりが顕著な場合は、睡眠するときにお口へ「ナイトガード」を着用してみましょう。模型や絵図がございますので、詳しく知りたい方は、直接おたずねください。
  


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