健康、生活 › 2018年10月02日

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2018年10月02日

歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です

歯周病は、歯周病の原因菌により歯を支える骨が破壊される病気です。一度破壊された骨は元に戻すことができません
レントゲンによる検査
歯周病は、歯周病の原因菌により歯を支える骨が破壊される病気です。一度破壊された骨は元に戻すことができません。そのため歯周病のリスクを知るためには、X線撮影をしてどこまで骨が破壊されているのか知ることが、それ以上に悪化さえないためのリスクヘッジになるのです。それぞれの患者さんの歯周病のリスクを調べるために歯周組織検査と同時に歯と歯肉の内部の骨の状態を調べるX線写真検査はとても重要です。
ダイヤモンドバー
プロービング
歯周組織の検査をするために、プローブという先端に目盛がついている器具を使い、歯と歯ぐきの間の溝の深さを測ります。歯と歯肉の間には溝があり、健康な歯では溝の深さが2~3mm程度ですが、歯周病を発症して歯ぐきが腫れたり、歯を支える骨が溶けたりすると、歯と歯肉の間の溝は深くなり、4mm以上になるとリスクが高い歯とされます。また、歯の溝の深さを測るのと同時に、プロービング時の出血の有無もチェックします。歯ぐきの腫れなど表面上は問題なく見えても出血が見られる場合は、歯周ポケット内部で炎症が起きていることがあります。

スケーリング・ルートプレーニング
歯周病の原因は、むし歯と同じく歯の表面に付着したバイオフィルムの中で繁殖する細菌です。バイオフィルムは唾液中の栄養と結びついて石のように固い物質になります。これが歯石です。歯石の表面の凹凸に細菌が付着しやすく、歯ブラシの先が届かない凹凸の中で繁殖した細菌が歯周病の原因になります。
そのため、バイオフィルムを破壊するだけではなく歯石の中の細菌も除去しなければ、歯周病の進行を止めることができません。
歯科 鉗子
歯周病の原因となるバイオフィルムが増殖している場所は、歯と歯肉の間の歯周ポケットの中ですから、患者さんが歯ブラシしただけでは除去することはできません。そのため歯周ポケットの中でバイオフィルムが歯石となって歯の根に付着するのです。
歯石となったバイオフィルムは強固に歯に付着しているため、スケーラーという専用の器具を使用して取り除くスケーリングをした後、歯の表面をツルツルに滑らかにしてバイオフィルムが付きにくくするルートプレーニングをおこなうことによって歯周病の進行のリスクを軽減することができます。  


Posted by koikenina at 12:27Comments(0)

2018年10月02日

クリーニングにより、虫歯の原因となる歯垢(プラーク)や歯石,バイオフィルムを除去します

PMTCとは、歯科医師や衛生士といった専門家が(Professional)、専用の器械を使用して(Mechanical)歯を(Tooth)磨く(Cleaning)ことです。歯や歯肉を傷つけない専用の器械を使い、ご家庭の歯磨きでは落としきれない汚れを除去すると同時に、表面をツルツルに磨くことで歯垢がつきにくくなり、虫歯や歯周病の予防になるというメリットもあります。

PMTCの効果
歯質が丈夫になります
着色除去にはカルシウムパウダー、研磨には歯の再石灰化を促すフッ化物入りペーストを使用し、仕上げにもフッ素塗布を行いますので、歯のエナメル質が強化されて、歯が丈夫になります。
光照射器
虫歯を予防できます
クリーニングにより、虫歯の原因となる歯垢(プラーク)や歯石,バイオフィルムを除去します。歯の表面を磨くことでプラークがつきにくくなり、フッ化物が浸透しやすくなります。

歯周病・歯肉炎を改善、予防することができます
歯の表面だけでなく、歯肉縁下数ミリ付近まで歯垢(プラーク)を除去しますので、歯肉の症状も改善されます。また、PMTCを繰り返すことで歯肉が引き締まってくるので、歯周病や歯肉炎の予防にもつながります。

歯の審美性を向上させます
歯の表面についた茶しぶやタバコのヤニ、食物に含まれる色素を取り除きますので、本来の自然な歯の白さを取り戻すことができます。また、歯の表面を磨くことで、汚れ自体がつきにくくなります。
マイクロモーター
PMTCの流れ
お口のクリーニング、歯石取り
毎日の歯磨きでブラッシングができていない所をチェックし、必要があればブラッシング指導を行います。PMTCの前のお口の状態をチェックし、歯石があれば取り除きます。

歯の着色落とし
カルシウムパウダーを使って、歯の着色を落とします。薬剤として塩の細かい粒子を使うケースが多いようですが、味が強かったり、歯を傷めたりする場合がありますので、うえた歯科医院では最新のカルシウムパウダーを使用しています。

歯の清掃
歯の表面、歯と歯の間、歯のつけ根の部分に、クリーニング用の研磨ペーストを塗り、歯の清掃を行います。最初にブラシで歯の表面の汚れを落とし、専用の三角チップで歯の間を磨きます。次に、シリコンラバーのカップで、歯の表面や歯茎の間を磨きます。  


Posted by koikenina at 11:38Comments(0)