健康、生活 › 2018年11月09日

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2018年11月09日

一度、治療した歯を再治療する際には、さらに大きく歯を削る必要があります

「予防に勝る治療は無し」と言います。歯磨きのアドバイスや、フッ素塗布、食生活のアドバイス等を行っています。定期的にお口の中をチェックしていくことで、万が一治療が必要となっても早期に発見できれば、簡単な治療で済むことが大半です。 定期的なご来院は、結果的に治療にかかる時間・費用が少なくて済みます。欧米では予防が定着しており、お年を召された時に残る歯の本数が、日本人とは比較にならないほど多いのです。患者様にぜひお勧めしたい診療の一つであり、治療終了時に必ず定期検診についてお知らせさせていただいております。
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「虫歯になっても、削って治療をすればよくなる」 このように考えている方は多いのではないでしょうか。確かに、虫歯の部分を削り取り、硬い金属の詰め物・かぶせ物をすると、何だか以前よりも丈夫になった感じがしますよね。 

しかし、残念なことに、歯は治療すればするほど悪くなります。あまり知られていない事ですが、お口の中というのは非常に過酷な環境に置かれています。熱い食べ物、冷たい飲み物が絶えず入ってきますし、物を噛み砕く際は、歯と歯がはげしくぶつかり合います。この厳しい環境が原因で、「歯」と「詰め物・かぶせ物」の間には目で確認できないほどの小さな隙間がどうしても生じてしまいます。そこから虫歯菌が侵入し、虫歯が再発することになるのです。 

そして、一度、治療した歯を再治療する際には、さらに大きく歯を削る必要があります。
この再治療のサイクルを繰り返してしまうと、最終的には削る歯もなくなり、抜歯、そしてインプラント・入れ歯・ブリッジの流れをたどることとなってしまいます。このことを裏付けるデータとして、成人の方の虫歯治療の70~80%は、新たにできた虫歯の治療ではなく、過去に治療した歯の再治療であると言われています。 1度治療した歯は強くなったのではなく、弱くなったという認識が大切です。治療後、虫歯再発とならないために、予防・メインテナンスの正しい知識を持ち、少しだけこれまでと違う行動をとることが大切となります。
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患者さんからよく聞かれる質問のひとつです。もちろん、毎日の歯磨き習慣は大切なことです。しかしながら、それだけでは虫歯・歯周病の予防ができないのも事実です。歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。  


Posted by koikenina at 16:13Comments(0)

2018年11月09日

この年代になると、幼い時の歯みがきの習慣によって大きく差が生じてきます

これからの歯科医療は「痛くなってから治療する」のではなく、「口腔内の病気をあらかじめ予防する」事が重要視されています。
将来的に生じるお口のトラブルを未然に防ぐことによって生涯にわたって健康な状態を保てる事につながると考えています。医療が発展し、世界的に見ても長寿とされている日本ですが、寿命が長くても「健康寿命」を長くしなければ、残された時間は「要介護」となり、現在の超高齢者社会における日本の状況はさらに悪化していくと懸念されています。生涯にわたって「噛める」という状況が「健康長寿」を達成する一つの要因になると考えられてきていますが、歯科治療の重要性はまだまだ認知されていないのが現状です。ここでは、ライフステージに沿って、注意しなければならない事や歯科医院での上手な治療の受け方を説明致します。
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青年期(18~39歳ごろ)
この年代になると、幼い時の歯みがきの習慣によって大きく差が生じてきます。親御さんの手を離れ、自分で色々な事が行えるようになってきた反面、お口の中のお手入れも雑になってしまう方も多くいらっしゃいます。また、歯科医院に通院するのが面倒になってくる年代でもあります。学生さんであれば、学校の行事や部活動などで時間が取れない、社会人の方であればお仕事が忙しくて来院する時間が無い、といって、痛くなるまで放っておく方も少なくありません。この年代のうちに、しっかりと定期的に歯科医院で検診する、クリーニングを含めた予防処置を行う、毎日の口腔ケアを習慣づけることで将来生じるトラブルの多くを回避できます。

こなかったので歯を喪失した」などの症状・自覚のある方は注意が必要です。そのまま放置していけば、壮年期・高年期になった時に多くの歯を喪失し、咀嚼能力が落ち、医療費もかかるうえに、健康状態が悪化していく可能性もあります。
しっかりと意識改革をして、歯科医院への通院をしていきましょう。

壮年期(40~64歳ごろ)
お仕事や家庭で円熟した時期にあると思いますが、身体機能などは徐々に低下してきています。 健康についての関心も高くなる半面、色々な不安に悩まされる年代でもあります。
多忙な時期は、不規則かつ偏った食事生活になりがちです。正しい情報を基に定期的な健診で、ご自身の健康状態をしっかり把握するようにしましょう。
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この年代で多く現れるのが「歯周病」です。虫歯とは異なり歯周病の症状ははっきりとしたものではありませんので、歯科医院での検査が必要になります。「歯がぐらつく」「歯肉から出血する」「口臭がきつい」などの症状が顕著な場合は歯周病が進行している可能性があります。
また、これまでに多くの歯を治療してきた方は、再度精密な検査をお勧めしています。
この時期に「以前治療した場所が悪くなってきた」「装着しているブリッジや義歯の具合が悪くなった」という患者さんは少なくありません。
比較的時間の余裕ができ、健康にも関心が深くなってきたこの時期に、お口の中全体の治療を行い、口腔環境を整えることが出来れば、高年期・老年期になった時にも、しっかり咀嚼し実りある生活を送れるようになります。  


Posted by koikenina at 12:56Comments(0)

2018年11月09日

では、なぜ「虫歯で歯が痛い」「歯周病で歯ぐきが腫れた、グラグラする」などの症状が起きるのでしょうか?

皆様はこれまで歯科医院に通った時、あるいは行こうとした時は、どのような状況だったでしょうか?
中には「最近歯科健診を受けていないから…」とか「お口のクリーニングをして欲しい」とお越しになる方もいらっしゃるかと思います。しかし、大多数の方が「歯が痛み出した」「歯に穴があいた」「歯ぐきが腫れた」など不快な症状を持って来院されます。このような状況で来院される方は高い確率で一般的に歯科のマイナスのイメージとされる『削る・抜く・かぶせる』などの治療が必要になってきます。これらの処置は一般に痛みを取り除く、病気の進行を防ぐために行う処置でありますが、歯に対してダメージを与えてしまうことは免れません。

では、なぜ「虫歯で歯が痛い」「歯周病で歯ぐきが腫れた、グラグラする」などの症状が起きるのでしょうか?一般的に、甘いものが好き!歯が弱い!歯磨きが悪い!タバコの吸い過ぎ!などの答えが挙げられますが、要は生活習慣を含めたお口の中の環境が虫歯・歯周病をはじめとする病気を起こしやすい環境であるということ、もっと具体的に言えば、病気を起こす直接的な原因である細菌が繁殖しやすい環境であるということです。ですから、いくら虫歯や歯周病の治療に時間とお金を費やし治したとしても、原因であるお口の中の環境が変わっていなければ必ず近い将来、同じような症状(結果)を招いてしまうということになります。歯科治療で一通りの処置が終了した後、「やれやれ、また痛くなったら…」ではなく、原因であるお口の環境を継続的に改善し、維持していくため予防・クリーニングが重要になってきます。
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ブラッシングの大切さ
「毎日、歯を磨いていますか?」と聞かれたら「もちろんです」とほとんどの方が答えられると思います。しかし「毎日きちんと磨けていますか?」と聞かれたら自信を持って「大丈夫!」と答えられる人は少ないと思います。

ブラッシングは思ったほど簡単ではありません。私自身、「これくらいで充分だろう」と考えチェックを行ったらビックリするほど磨き残しがあったという経験をしました。
ブラッシングはムシ歯・歯周病の原因である細菌をお口の中から洗い流すという歯科の予防には欠かせないものです。しかし、どの部分にどのように磨き残し、即ち歯垢が残っているかはご自身ではなかなか解らないと思います。またそれぞれの歯並びなどの違いから歯ブラシの当て方も変わってきます。
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ぜひ、歯科医院にて歯科衛生士と一緒にご自分に合ったブラッシングプログラムを作り、ご家庭で正しく、効率の良いブラッシングを行ってください。自分に合った歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスといった補助的清掃用具も使いましょう。  


Posted by koikenina at 12:25Comments(0)