健康、生活 › 2019年03月25日

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2019年03月25日

歯周病に一番大切なのは早期発見と予防

歯を失う原因の60%以上が歯周病
歯周病は、歯の表面にプラーク(歯垢)がたまり、その中の歯周病菌が増殖することによって、歯を支える土台である歯周組織や骨を破壊します。歯ぐきや歯を支えている顎の骨などが破壊され、放っておくと最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうことがあります。
また、自覚症状がなく、自覚症状が出たときには相当進行している恐ろしい病気です。
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歯周病と体への影響
歯周病は、口腔内に影響を及ぼすだけでなく、全身へも悪い影響を与えます。歯周病菌が血液を通じて体内に侵入すると、心筋梗塞や糖尿病といった全身疾患を悪化させるだけでなく引き起こす原因となることがあります。
妊娠中であれば早産のリスクが高まります。

歯周病に一番大切なのは早期発見と予防
●プラークコントロール
歯周病の直接の原因である『歯垢(プラーク)=細菌の塊』の増殖を抑え、歯周病を予防する方法です。
歯槽骨が溶かされてしまうまで症状が進行してしまうと、治療が非常に難しく、残念ながら治療の甲斐なく歯を失ってしまう可能性が高くなります。歯周病にならないようにできるだけ早い段階で予防することが非常に重要になってきます。歯周病の予防には、正しい歯みがきにより、直接原因である歯垢(プラーク)を除去し、増殖を抑えることが大切です。これがプラークコントロールです。

[プラークコントロールの基本ブラッシング]
歯周病予防の基本は正しい歯磨き(ブラッシング)です。歯磨きによってプラークコントロールがある程度可能です。1にも2にも正しい歯磨きが何よりも大切なのです。歯周病の原因である歯や歯の周りに付着した細菌、歯垢(プラーク)をできるだけご自身で取り除き、増殖を抑えてください。

[歯科医院では正しい歯磨きの指導をしています]
口の中、歯並びは一人ひとり違います、その人に適した歯磨きの仕方も一人ひとり異なるため、エバト歯科医院では、患者さんにあったブラッシング法や歯ブラシを提供させていただきます。特に毎日、または毎食後に歯磨きをしているにもかかわらずむし歯になりやすかったり、歯周病になってしまう方は、歯磨きの仕方に問題がある可能性が高いので、1度ご来院ください。
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スケーリング&ルートプレーニング
歯磨き(プラークコントロール)では取り除けない歯石、歯垢(プラーク)を除去する方法です。歯垢(プラーク)は、時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない「歯石」になります。その歯石に歯垢(プラーク)が付着・増殖していくことで歯周病菌歯周病が進行してしまいます。また、歯周ポケットに溜まった歯垢(プラーク)、歯石は歯磨きでは取り除くことが難しくなります。歯石・歯垢(プラーク)を歯医者で除去してもらい、再び付着しづらくしてもらう治療法がスケーリング&ルートプレーニングです。  


Posted by koikenina at 12:24Comments(0)

2019年03月25日

歯肉炎の段階であれば、歯医者でのプラーク・歯石除去で炎症はほぼ治すことができます

現代人が歯を失う要因を大別すると、歯周病が5割、虫歯が4割、その他(事故・矯正時の抜歯など)が1割となっています。
歯周病は年齢とともに静かに進行し、放っておくと自然に歯が抜ける疾患です。昔は、歯周病の適切な治療法はなく、年を取ると歯が抜けるのは当然と思われていました。しかし、最近では歯周病の原因と対策が明らかになり、治療法も著しく進歩しています。従って、歯周病が進行しきってしまう前に適切な処置、メンテナンス行うことで一生自分の歯を守ることも出来るのです。
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歯周病とは?
一昔前は「歯槽膿漏」と呼ばれていました。歯槽とは、歯の根っこが収まっている歯槽骨で囲まれた部分です。その部分から膿が出てくる状態を表しているのですが、「歯槽膿漏」は現在では歯周病の一部のケースと分類されています。虫歯が「歯そのものが破壊される」のに対して、歯周病は「歯の土台が破壊される」病気なのです。

歯周病の原因
歯周病は、歯に付着した歯垢(プラーク)の中の歯周病原菌によって引き起こされる感染症です。プラークはほぼ80%が細菌の固まりで200~300種類程の細菌が存在しています。そのうち10数種類が「歯周病原菌」という事が明らかになっています。「歯周病原菌」は空気を嫌う性質があり繁殖する為には、ジメジメとして奥まった環境が適しています。その繁殖を促してしまう場所として「歯周ポケット」があるのです。

歯周病の治療方法
歯肉炎の段階であれば、歯医者でのプラーク・歯石除去で炎症はほぼ治すことができます。しかし、本当に治すためには治療後に、毎日の生活の中で正しい歯磨きを続け、プラーク・コントロールを実践することが必要です。プラークを除去しきる為のブラッシング方法は、自分の歯の形や特徴に合わせて歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。歯周園に進行している場合には、プラーク、歯石除去を行った上で十分な改善が認められない場合には、状態に応じた歯周外科治療を行います。歯周外科治療には、フラップ手術、歯周ポケット掻爬術、歯肉切除術、GTR法などがあり、歯周炎、虫歯の進行によって歯科医が示唆します。治療方法については、歯科医師からの説明と同意に従って適切な方法を選択して下さい。
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歯周病は治せる病気
以上のように、歯周病には
(1)静かに進行する病気
(2)社会的な病気
(3)自分で予防できる病気
という特徴があります。
食生活の変化、高齢化の進行に伴って、歯周病割合は年々増加していますが、歯周病の原因と対処法も明らかになってきています。その為には、歯肉炎にまで進行するまでに早期発見が重要となります。
「歯医者は歯が痛くなってから行く」のではなく「痛みが出る前にメンテナンスをして貰い」適切な対処法を専門家にアドバイスを受けて、ご自身の「歯」と「全身」の健康を守っていきましょう。  


Posted by koikenina at 11:45Comments(0)