健康、生活 › 2019年04月30日

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2019年04月30日

削ったり被せたりする歯の治療は本当は「治った」わけではありません

むし歯治療生涯にわたり、美味しく食事をいただく為には、口腔内の環境を良くする事が大事です。
むし歯がある場合はまずむし歯治療をすることが第一歩になります。
大人のむし歯の場合は早期発見・早期治療が有効です。
当歯科医院では抜歯は最後の手段と考えています。
歯をできるだけ残すためにも早めに治療においで下さい。
歯科医院での早期発見と早期治療
治療後は毎日の歯磨きと医院での定期的な健診を受けていただくことでむし歯リスクを最大限減らすことが出来ます。
プライヤー歯科
とはいえ、
歯医者はなんとなく怖くて
痛い治療は嫌
解っているけど、むし歯は進行しているけど、痛くないのでほったらかしにしている
忙しいのでそのままに
というような方はまだまだ多いのが現実です。
怖い原因は治療時の痛みもそうですが、ドリルのキーンとした音や、今何をされているか解らないと言った不安要素が大半のようです。
当歯科医院では痛くない治療を心がけているのは当然ですが、不安を解消していただく為に治療についてのご説明をきちんと行います。不安な点や分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。
再石灰化とフッ素が歯を修復
唾液が、細菌の作り出した酸を中和して洗い流し、細菌によって溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す働きを「再石灰化」といいます。
「フッ素」は、細菌の活動を抑えたり、溶けたエナメル質を修復したり、歯質の強化したりとむし歯予防に効果的な成分です。フッ素配合のハミガキ剤を使って、初期のむし歯を修復しましょう。
治療後は必ず定期的メンテナンスへ
削ったり被せたりする歯の治療は本当は「治った」わけではありません。どんなに精密でも、所詮はつぎはぎの「修理」でしかありません。天然の綺麗な歯に比べて抵抗性は低いです。「治療」して、その後にお手入れをさぼれば再発の危険度はずっと高くなります。
ポータブルユニット 歯科
そうならないためにも、痛くなった歯を治療して終わり…ではなく、定期的にメンテナンスにおいで下さい。定期的メンテナンスを受けられるとむし歯や歯周病の再発率が低くなり(残念ながら再発率は0にはなりませんが)、生涯にわたりお口の中を快適に維持することが可能になります。
欧米では、定期的な歯のメインテナンスは常識となっています。もちろん食後や就寝前の歯磨きは重要ですが、それだけでは健康な歯を守りきれないのが現実です。医院でのメンテナンスで、日ごろの歯磨きだけでは落としきれない汚れを専用器具で落とし、さらにフッ素塗布やポケットのお掃除などの追加処置を行うことで、むし歯再発予防や歯周病再発予防ができます。  


Posted by koikenina at 12:04Comments(0)

2019年04月30日

歯周病に感染している場合、口の中に堆積するプラークにも多量の歯周病菌がいる

歯周病に慢性的に罹っていると、様々な全身の病気に罹る危険性を高めることが知られています。歯周病のある場所には、歯周病原性細菌とその細菌が産生する毒素、炎症のある場所で作られるプロスタグランディンやサイトカインなどのケミカルメディエーターが存在し、歯周病が悪化するに従い、その量も増えてきます。これらのものが歯肉の毛細血管を通じて全身に搬送されると、心臓血管疾患、脳卒中(脳梗塞)、糖尿病の悪化、低体重児出産などを引き起こす危険性を高めることが分かってきました。また、唾液の中に混じった歯周病原性細菌を含む細菌が誤って気道から気管支、肺の方に入ると、気管支炎、肺炎(誤嚥性肺炎)の原因ともなります。さらに歯周病は肥満やメタボリックシンドロームとの関連も言われるようになっています。
よって歯周病の予防や治療は、全身の様々な病気の予防や治療に役立つことにもなり、健康な生活を送るためにとても大切なことです
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歯周病と糖尿病
重度の歯周炎がある場合、炎症によって生じた物質(CRP)やサイトカインが血液に入り全身に回る。CRPは肝臓の働きを低下させ、ブドウ糖の代謝を阻害します。サイトカインは筋肉細胞や脂肪細胞に作用して糖の代謝を阻害します。すると糖濃度を下げるホルモンであるインスリンが作用しにくくなり(インスリン抵抗性)、糖尿病が悪化します。
 
歯周病と心臓病
歯周病がある場合、歯周病菌が歯肉に侵入し、血管内に入り込む。全身を流れ心臓へ。心臓の血管や弁や内膜にとりつき、アテローム性プラークをつくり血管を狭めたり炎症を起こし、感染性心内膜炎や心筋梗塞や狭心症を引き起こす。
 
歯周病と脳卒中
歯周病がある場合、歯周病菌が歯肉に血管に侵入し血管の内壁に歯周病菌がとりつき、アテローム性プラークをつくる。血管が狭まったり、血管内皮に傷害が生じ動脈硬化が起こる。その結果血管が詰まったり、破裂する。
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歯周病と肺炎
歯周病に感染している場合、口の中に堆積するプラークにも多量の歯周病菌がいる。プラーク内の歯周病菌やサイトカインが唾液に混じり、咽頭から気管に入る。歯周病菌が気管や気管支で炎症を起こしたり、他の病原菌の働きを助ける。その結果肺炎や気管支炎になる。現在、歯周病は、予防も治療も可能な病気です。 大切なのはしっかりとした検査と診断、オーダーメイドの治療と予防、そして継続したメインテナンスです。  


Posted by koikenina at 11:30Comments(0)