健康、生活 › 2019年06月19日

PR広告

  

Posted by at

2019年06月19日

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の細菌です。

歯ぐきが腫れている、歯を磨くと血が出る、歯がぐらぐらする……。
そのような症状が気になる場合、歯周病が進行している可能性があります。歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されていく感染症で、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある怖い病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。
歯科口腔内カメラ
歯周病はどうして起こるのか
歯周病の原因は、プラーク(歯垢)の中の細菌です。
歯ぐき(歯肉)と歯の間にはポケットという1mmくらいのすき間があります。このポケットにプラークがたまるとやがて歯石となり、すき間を押し広げていきます。これにより歯肉が炎症を起こし、放置しておくと症状はますます悪化します。
プラークは、ブラッシングが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取することで増えるため、日々の生活習慣も歯周病を作り出す要因といえます。
歯周病の進行度

歯肉炎
歯ぐきが炎症が起きている状態です。歯を磨くと出血することがあります。早期発見の場合は正しい歯磨きだけで症状が改善することがあります。

軽度の歯周病
歯肉と歯の間のすき間(ポケット)が広くなり、そこから出血したり膿が出たりして口臭を感じるようになります。まずは歯科医院にて歯石の除去を行い、ご自宅での正しい歯磨きや生活習慣の改善により歯周病リスクを回避していきます。
マイクロモーター ハンドピース 
中度の歯周病
ポケットでの炎症が慢性化し、歯の周辺組織が溶けていきます。口臭も強くなり、歯が浮いた感じがします。強くかむと痛みを伴い、歯がぐらついてきます。中度の歯周病の治療では、歯石の除去に加え歯の根の部分も専用の器材にて清掃します。症状が改善されれば、メインテナンス(定期的な検診、歯石の除去)に移行します。

重度の歯周病
歯根を支えている歯槽骨がほとんど溶けてしまいます。歯根が露出し、歯のぐらつきがひどくなり、最後には抜けてしまうこともあります。食事に影響が生じ、硬いものは食べられなくなります。ここまで進行してしまうと、手術等の外科的治療を検討しなければなりません。  


Posted by koikenina at 11:20Comments(0)

2019年06月19日

30年ほど前にスウェーデンで始まり、今では世界の先進国で広く行われています

虫歯・歯周病の原因はプラークですので、日々の正しいブラッシングが予防歯科において最も重要です。
しかし、正しいブラッシグと言っても、患者様のお口の状態よって磨き方は様々です。また、歯ブラシ一本をとっても「ネックの形状」や「毛の材質・形状・密度」に様々な種類があり、自分の口に合った歯ブラシを選ぶことも重要です。歯科医院(歯医者)歯科クリニックでは、患者様のお口の状態を把握し、しっかりお話を重ねることで、患者様1人ひとりに合った「磨き方」「歯ブラシ」をご提案致します。ブラッシング指導は女性の歯科衛生士が優しく、分かりやすくご説明致します。
歯科用プライヤー
PMTC
PMTCとは、プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)の略で、歯科医師や歯科衛生士といった専門家による機械を用いた歯の徹底的な清掃のことです。

30年ほど前にスウェーデンで始まり、今では世界の先進国で広く行われています。ただ単に歯ブラシの代わりに機械を使って掃除するというものではなく、歯ブラシ等では絶対に落とせないバイオフィルム(台所のヌルヌル汚れのようにこびりついてしまった歯の汚れ)を柔らかいゴムのチップなどを用いて剥がし取り、悪玉菌が多い状態を善玉菌が多い状態にしてしまおうというものです。

歯科医院で徹底的なクリーニングを受けてお口の中を善玉菌が多い状態にして、さらにお家でのお手入れを丁寧にしていただくと、次の定期クリーニングの日まで歯のバランス状態を良好に保つことができます。PMTCは、選び抜かれた様々な機械・器具・材料の中から、患者さまのお口の状態に合わせて組み合わせを決定します。それらを用いて予防歯科のプロフェッショナルである歯科衛生士が患者さまの歯を隅々までクリーニングします。日常のお手入れではできないレベルのクリーニングです。
ワックスポット
使用する器具の中には細い隙間に入れるために先がとがっているものもありますがクリーニング中に痛みを感じることはありません。気持ちよく眠ってしまう方もいらっしゃるぐらいです。クリーニング終了後は歯の表面がつるつるになってお口がさっぱりします。  


Posted by koikenina at 10:49Comments(0)