健康、生活 › 2019年06月28日

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2019年06月28日

お口の健康は、全身の健康を守ることにもつながります

従来は、歯科医院は「痛くなったから行くところ」でした。そして、また痛くなるまで行かないところでした。
しかし、予防歯科の効果が明らかになり、健康な歯を保つためにはケアやメインテナンスが大切という考え方が広まり、歯科医院は、歯が痛くならないようにするために行く場所へと変わりつつあります。

予防歯科は、長い目でみるととてもスマートな方法
例えば虫歯の被せ物や詰め物には寿命があり、素材の品質にもよりますが、通常5〜10年で取り替えることになります。取り替える際に本来の歯を削る必要があるので、歯の強度も次第に弱まり、やがて歯を失い、インプラントや義歯など高額な治療が必要になることも珍しくありません。
歯科診療ユニット
一方、定期的に予防歯科を受診し、検診とメインテナンスを受けると歯やお口の中の清潔が保たれ、もし虫歯や歯周病になっていても初期のうちに簡単な治療で完治することができます。治療のための通院に多くの時間をかけたり、治療の痛みや不安感に悩んだり、高額な治療費をかけたりする必要がなくなります。

予防歯科は、数ヶ月や1年の単位で考えると手間や費用がかかるイメージがありますが、生涯を通して考えると、時間も医療費も有効に使えるとてもスマートなスタイルといえるのではないでしょうか。

お口の健康は、全身の健康を守ることにもつながります
しっかり噛んで食べることが健康の源であることはいうまでもありません。一方、多くの細菌やウィルスはお口から入ってきます。また近年、口の中の悪い細菌が糖尿病や肺炎の原因になっていることも新たにわかってきています。予防歯科で歯やお口の中を清潔に保つことは、全身の健康にもつながるのです。
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ご高齢の方は特にお口の中の清潔が重要
お年寄りになると口腔ケアがいっそう大切になってきます。免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなる一方、手首に力が入りにくくなるなど体の不具合により、歯磨きやお手入れがしにくくなるからです。さらにしっかり噛んで食べることは、認知症予防にもなるとの報告もあります。高齢の方こそ、定期的な検診とメインテナンスを受けていただく必要があるのです。
  


Posted by koikenina at 11:32Comments(0)

2019年06月28日

歯周病は再発の多い病気と言われており、治療により症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです

歯科医院に、ご来院される理由の大きな一つが「虫歯になったから」だと思います。
では、「なぜ、虫歯ができるのでしょうか?」これは、口の中にはたくさんの細菌が住んでおり、その中の一つであるミュータンス菌が主な虫歯の原因菌とされています。口の中の虫歯菌が、食べ物の中の砂糖を栄養に、表面にネバネバした物質をつくり、そのネバネバした物質の中に虫歯菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)といわれるものです。

そして、歯垢(プラーク)の中の虫歯菌は食べ物の中の糖質を材料に酸を作り、次第にエナメル質を溶かし始めます。これが虫歯と言われるものです。つまり虫歯とは、お口の中の細菌が私たちの食事から養分を摂取して排泄した酸によって歯が溶けてしまう現象をいいます。虫歯は、ミュータンス菌だけでなく、虫歯の進行に重要な役割を果たすと言われているラクトバチラス菌、そして歯の質にもそれぞれ個人差があります。その他の虫歯のなりやすい条件を満たしている人は特に歯を強くする対策が必要です。虫歯を予防するためにはこれらの要素を知り、それぞれをコントロールしていく事が重要であると言えます。
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メインテナンスが歯の延命の決め手になります。
歯周病は再発の多い病気と言われており、治療により症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです。 治ったといっても溶けてしまった骨が元通りに戻っているわけではなく、ほとんどが歯と歯肉が弱い結合で治っているのにすぎないのです。ブラッシングが不十分であったり、メインテナンスを怠ると細菌が活動しはじめ歯周ポケットが深くなり容易に「再発」をおこしてしまいます。
また、残念ながら治療の限界のため、部分的に治りきらないところが残ってしまうこともあるでしょう。そのような部位でも定期的なメインテナンスを継続することにより歯周ポケットがさらに深くならないように、「進行を食い止める」ことができるのです。 8020運動とは、80歳になった時に自分自身の天然歯が20本残ることを目指す運動です。

実際、日本に次ぐ世界第二の長寿国スウェーデンの80歳の老人の歯の残存数は、日本人の2倍以上(21本)で自分の歯で生活できる方が多くおられます。なぜなら、スウェーデンの人々は、歯医者は治療のためでなく、歯の汚れの除去や歯や歯ぐきの健康チェック、そして予防のため(メインテナンス)に歯医者に行くのが普通と考えているからです。予防歯科を受けて歯を大切にするという習慣が普通であり、これはアメリカやヨーロッパ各国もほぼ同様です。
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それに対して日本人のメインテナンス率は約2%です。しっかり定期的に予防歯科(メインテナンス)を受けることによって、天然歯で一生過ごせることが可能になります。
歯科クリニックにて、是非、予防歯科をお受け頂き、しっかりとした歯のメインテナンスを実施下さい。  


Posted by koikenina at 10:57Comments(0)