健康、生活 › 2020年07月09日

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2020年07月09日

虫歯菌はほとんどの方の口腔内に常在菌として常に存在しています。

むし歯を発症させる因子
むし歯は、糖質・むし歯菌・歯質の3つの要因が重なった状態で、時間が経つと次第に進行していきます。食べ物や飲み物から糖質をとると、それを栄養にむし歯菌は酸を出し、歯の表面を溶かします。
細菌
虫歯菌はほとんどの方の口腔内に常在菌として常に存在しています。
虫歯を治療で治しても、細菌そのものを口腔内からなくすことはできません。
細菌をコントロールしていくことが虫歯を再発させないカギです。
歯科 ユニット
糖分
むし歯は細菌が糖分を餌に酸を出すことによって歯が溶けて起こります。甘いものはもちろん細菌のエサとなりますが、糖分はほとんどの食べ物に含まれています。間食をだらだらつづける習慣は、糖分が口内を常に酸性の状態にし、むし歯のリスクが高めます。
歯質
歯の表面部分、一番外側の部分をエナメル質といいます。エナメル質は人間の体の中で最も硬い組織で、わたしたちの歯を守ってくれています。エナメル質の結晶構造が強固であれば、むし歯になりにくい。乳歯や、生えたばかりの永久歯はエナメル質の構造上、歯が弱く、むし歯になりやすいので注意が必要です。

むし歯はこうして進行します
C0 ごく初期のむし歯
歯の表面が脱灰(だっかい)して溶け始めた状態です。
痛みはまだありません。
脱灰が起こった部分は表面が白っぽくなります。
適切な歯みがきや、フッ素塗布などにより進行が防げるので、歯を削る必要はありません。

C1 エナメル質のむし歯
歯の表面を守るエナメル質が脱灰し溶け、穴が開いている状態です。
食べ物がしみますが痛みはほとんどありません。
治療は、むし歯を取り除き、修復材を詰めるという簡単な治療で済みます。
歯科顕微鏡
C2 象牙質まで進行したむし歯
むし歯部分が歯の神経(歯髄)に近づくにつれて、痛みを感じるようになります。
象牙質は柔らかくすぐに進行するため、早急な治療が必要です。

C3 神経まで達したむし歯
熱いものがしみたり、何もしていなくても激しい痛みを伴います。
痛みは体からの危険信号で、かなり症状が進んでいる場合がほとんどです。
神経と炎症の起きている部位を取り除く根管治療が必要です。

C4 歯冠部まで侵された末期のむし歯
痛みを感じる神経が壊死し、痛みを感じなくなります。
治療は抜歯となる場合も多くなります。  


Posted by koikenina at 13:03Comments(0)

2020年07月09日

セラミックのみでつくられた歯科素材であり、詰め物・被せ物に使われます

歯を美しくしたい
歯の見た目を美しくしたいという場合、銀歯をセラミックに取り替える審美治療のほかに、歯の色自体を白くするホワイトニングという選択肢があります。また乱れた歯並びを整える矯正治療も歯を美しくする手段の一つだといえます。

ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、ご自宅で専用のマウスピースを用いて自分自身で行うホワイトニングのことです。まず歯科医院で歯型を採り、自分専用のマウスピースを製作します。ご自宅でその中に低濃度の薬剤を入れて毎日一定時間歯に装着し、徐々に白くしていきます。オフィスホワイトニングと比較し、効果を得られるまでに日数を必要としますが、一度白くなると効果が長続きするのがメリットです。
歯科用拡大鏡
オールセラミック
セラミックのみでつくられた歯科素材であり、詰め物・被せ物に使われます。天然歯の白さと透明感を再現することができ、金属を用いないため金属アレルギーの心配がありません。ただし天然歯より硬いため、咬み合う歯を傷めてしまうことがあります。

ラミネートベニア
前歯の表面を薄く削り、セラミックの薄い板を付け爪のように貼り付ける治療です。前歯の形や軽度の歯並び・咬み合わせの乱れを整えることができます。金属アレルギーの心配もありません。

ジルコニアクラウン
人工ダイヤモンドにも用いられる、美しく強いセラミックの被せものです。天然歯と見分けがつかないほど自然な白さと透明感を再現できるうえ、耐久性が高いため奥歯への適用も可能です。もちろん、金属アレルギーの心配もありません。
ニッケルチタンファイル
メタルボンド
金属のフレームの表面にセラミックを焼き付けた被せものです。金属の強さとセラミックの美しさを兼ね備えています。ただし透明感は劣り、金属アレルギーの方には適用できません。  


Posted by koikenina at 12:35Comments(0)

2020年07月09日

歯の付け根にプラークがたまり、炎症を起こしはじめます

歯周病とは歯と歯茎の隙間から細菌(原因菌)が入り込み歯を支えている歯茎や骨などの歯周組織を壊していく病気です。その進行が進むことにより歯茎の発赤・腫れ・出血、口臭、歯のぐらつきなど様々な症状が現れます。

現在、成人の80%以上がかかっているといわれており、歯周病は歯を失う最大の原因となっています。歯周病も糖尿病と同じ生活習慣病としての慢性疾患であり、初期においては自覚症状のないままに進行し、気づいたときにはかなり重度まで進行しています。「自覚症状が無い=歯周病が無い」ではなく、歯周病はあなたの気づかぬうちに静かに忍び寄ってきて、あなたのお口を破壊していくのです。また、歯周病が全身疾患(心臓病・動脈硬化・糖尿病等)の原因になることもあります。
歯科 鉗子
歯周病の進行について
軽度の歯周病
歯の付け根にプラークがたまり、炎症を起こしはじめます。まだ痛みはありませんが、歯みがきをしたり、硬いものを食べたりした時に、出血を伴うこともあります。

中等度の歯周病
プラークが石灰化してできた歯石が大きくなるにつれて歯根膜(歯と歯肉をくっつけている膜)が溶かされ、歯周ポケット(歯と歯肉の間のすき間)ができてしまいます。歯肉が腫れて膿が出だし、歯槽骨(歯を支える骨)の破壊がはじまっています。

重度の歯周病
炎症が進行し歯槽骨が壊され、歯がグラグラします。歯根が見える状態までになると、血や膿も出て口臭もひどくなります。最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
歯科 ユニット
予防の大切さ
今日、歯周病治療についても次々と新しい効果的な治療が開発されています。しかしもっとも大切なことは、歯周病にならないこと、また再発させないこと。そのためには、ご家庭での毎日の正しい歯みがきと定期検診の受診が欠かせません。誰でも余計な治療を受けたくはないもの。ご自身の大切な歯を守るために、しっかりと予防に取り組みましょう。
  


Posted by koikenina at 12:17Comments(0)