健康、生活 › 歯と歯の間や歯と歯茎の境目には、日々の歯磨きでは落とすことが難しい細かな汚れが残ってしまいます

2018年04月26日

歯と歯の間や歯と歯茎の境目には、日々の歯磨きでは落とすことが難しい細かな汚れが残ってしまいます

予防歯科とは痛くなる前の予防が大切!
これまで歯医者へは「歯が痛くなってから行く」という方が多かったのではないでしょうか?確かに歯医者では痛みの原因を根本から取り除いてくれますが、少なからず歯の寿命を縮めてしまいます。歯は一度削ってしまったら、もう元には戻せません。近年は虫歯や歯周病にならないための予防歯科が重視されています。ずっと健康な歯を保つためにも、虫歯治療によるダメージを歯に与える前のケアが大切です。

虫歯の原因はバイオフィルム
歯と歯の間や歯と歯茎の境目には、日々の歯磨きでは落とすことが難しい細かな汚れが残ってしまいます。この汚れに住み着いた細菌の塊をバイオフィルムといいます。このバイオフィルムを放っておくと虫歯や歯周病、口臭、全身のさまざまな病気の原因となってしまいます。またバイオフィルムが歯の表面に形成されてしまうと、抗菌剤やフッ素化合物などの効果が十分に期待されなくなります。
ハンドピース
PMTC
プロによる徹底的なクリーニング「PMTC」PMTCとは、専用の器具を用いて行うプロによる歯のクリーニングのことです。毎日のブラッシングで落としきれなかった汚れを完全に除去し、虫歯や歯周病を防ぎます。どんなに毎日丁寧に磨いていても、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)には歯ブラシが届かない箇所ができてしまうため、磨き残しが出てしまいます。PMTCを行うことで、自身では取り除けない汚れを除去し口腔内を清潔に保つことができます。

予防歯科とは、虫歯や歯周病などにかかる前に予防することです。日本では悪くなってから治すことが当たり前となっており、健康保険制度でも予防歯科は取り入れられてないので、予防歯科に関する認知度も低くなっています。しかし、歯を守るために本当に必要なことは、虫歯になる前や、歯科治療完了後のメンテナンスを行うことにより、治療ではなく予防することが大切でしょう。
口腔内カメラ
プラークとは
歯面に付着した細菌の塊で、粘着性のある白色や黄白色の付着物です。虫歯や歯周病などさまざまな病気の原因となります。歯ブラシで落とすことができるため、毎日のブラッシングでしっかりと除去することが大切です。

ステインとは
お茶やコーヒー、ワインに含まれる色素や、タバコのヤニなどが歯面に沈着したものです。
時間経過とともに通常の歯ブラシでは落としにくくなります。毎日のブラッシングで予防することが大切です。



Posted by koikenina at 12:04│Comments(0)
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