健康、生活 › それは歯の病気の大もとを治していないからです。

2019年07月09日

それは歯の病気の大もとを治していないからです。

歯が痛くておいしいものが食べられない。
これは大変つらいことです。
だから皆さん頑張って歯医者さんでみてもらいます。
でも、せっかく治してもまたどこか悪くなってしまう。
これはどうしてでしょうか?
それは歯の病気の大もとを治していないからです。
ほとんどの歯の病気(虫歯、歯周病、顎関節症)はかみ合わせに問題があることから生じているのです。理想的な咬合(顎の位置)をしていれば、歯そのものを守ることができます。
そこで矯正治療が必要となってくるのです。
矯正治療で理想的な噛み合わせになれば、歯はいつも健康な状態にすることができます。単に局部的な歯の治療を繰り返すのではなく、これからは顎の位置をしっかりと調べて、理想的な咬み合わせに矯正することが重要です。
ほとんどの歯の病気は顎の位置に問題があることから生じています。顎の位置を悪いままにしておくと、局部的な歯の治療をどんなにしても、完全に治すことできません。再びどこかが悪くなって歯医者さんに通院しなければならなくなります。
そんなことの繰り返しになってしまいます。
歯科 タービン 滅菌
なぜ矯正治療が必要なの?
健康な歯には、理想的な歯並びと顎の位置が必要です。
例えば、傾いた建物をつっかえ棒で支えてもその建物のバランスの悪さ、つっかえ棒にかかる負担を解消する事はできません。
同じように、歯並びの位置や顎の位置に問題のある方は、矯正治療で根本的に治療し、歯や顎を理想的な位置に誘導していく必要があります。
これまで矯正治療は、見た目をキレイにする美容的なものと誤解されてきました。
しかし、矯正治療こそが歯科医療にとって必要とされているものなのです。
理想的な歯並びと顎の位置に矯正することで、歯の病気から大切な歯を守ることができれば、歯石や歯垢がたまりにくくなります。
歯科 口腔内カメラ
このように、矯正治療で理想的な歯並びや顎の位置を作ることは、歯の健康だけでなく、カラダ全体の健康づくりにもつながるのです。
矯正治療で歯は抜くのでしょうか?
従来の矯正治療は、小臼歯という犬歯の後ろの歯をよく抜歯していましたが、このやり方では理想的な咬み合わせを作ることは難しくなります。
当院では、親知らずがあれば抜歯することがあります。
これは顎関節に近い位置の親知らずを抜歯することによって、顎関節への影響を少しでも取り除き、理想的な顎の位置へ誘導するため、加えて治療途中・治療後の親知らずからの力により歯が悪い位置に移動したりもとに戻ったりすることを防ぐために必要な治療です。もともと親知らずのない方は矯正治療において歯を抜くことはありません。



Posted by koikenina at 10:46│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。