健康、生活 › 「ギリギリ」と音をたてて、強く歯をこすり合わせる歯ぎしりです

2017年08月23日

「ギリギリ」と音をたてて、強く歯をこすり合わせる歯ぎしりです

睡眠中の歯ぎしりには、あごがだるくなったり、歯がすり減って摩耗してしまったり、冷たいものがしみる知覚過敏などを招いてしまうリスクがあります。寝ているので本人は気づきにくいですが、歯を食いしばったり、上下の歯をギリギリとすり合わせることから、まわりの人から迷惑がられることも多いと言えます。自覚しにくい症状ですが、あごのだるさを感じたり、歯がすり減っているような感覚のある方は、一度、診断を受けられることをおすすめいたします。

歯ぎしりの種類
グラインディング
「ギリギリ」と音をたてて、強く歯をこすり合わせる歯ぎしりです。歯ぎしりでお悩みの方に多いのがこのタイプです。

クレンチング
歯を強く食いしばるタイプの歯ぎしりです。音が出ないので他人にはわからず、本人もなかなか気づきにくいのが特徴です。
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タッピング
歯を上下に連続的に速くカチカチと噛み合わせるタイプの歯ぎしりです。歯ぎしりの中では稀なタイプです。

【歯ぎしりの原因】
以前は噛み合わせが悪いと歯ぎしりがおこると考えられていたが、最近では間接的には関連していても、直接的な原因ではないとされている。歯ぎしり発生のメカニズムは正確にはわかっていなく、精神的ストレスとの関連が深いとされており、歯ぎしりをすることにより、不安や憂鬱を発散させているともいわれています。他には飲酒や喫煙、カフェイン摂取などが歯ぎしりの要因とも考えられている。
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【歯ぎしりによる影響】
歯は垂直の力には耐えられる構造だが、歯ぎしりのような横からの力には比較的弱いです。このため歯ぎしりが長期間続いた場合には、歯と歯槽骨を結合する歯周組織が傷む事があります。また歯周組織の状態が良くても、歯ぎしりによって、歯が摩耗したり、咀嚼(そしゃく)筋や耳の前の顎関節に負担がかかったりすることがあります。
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【歯ぎしりの改善点】
歯ぎしりによる歯や顎関節への負担を減らすため、スプリント(マウスピース)を使い、噛み合せの安定を図り、その後に矯正治療を行い、症状の改善を得ます。マウスピース自体では歯ぎしりを減らせませんが、上下の歯が直接触れない様にしたり、顎関節の負担を軽減し、歯ぎしりで歯にかかる力を分散したりする事により、 結果的に歯ぎしりが落ち着く事もあります。



Posted by koikenina at 17:03│Comments(0)
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