健康、生活 › 歯周病は初期から最終段階まで、3つの段階に分けられます。

2017年12月11日

歯周病は初期から最終段階まで、3つの段階に分けられます。

歯周病は、歯ぐきの腫れや出血に始まり、最終的には歯を 失うことにつながる恐ろしい病気です。日本人の成人の8割が発症しているといわれ、年齢を追う ごとに自覚症状を持つ人の割合が高くなっていきます。

誰だって歯周病にかからずに、年をとっても自分の歯で おいしい食事を楽しみたいですよね。そのためには、日頃の歯周病の予防が必要なのです。
抜歯鉗子
歯周病を予防するためには、まずは歯周病とはどのような病気なのかを知っておく必要があります。正しい知識があれば、歯周病は決して怖い病気ではないはず。ここでは、歯周病の原因や症状、簡単にできる歯周病の予防法についてご紹介します。

歯周病は初期から最終段階まで、3つの段階に分けられます。
軽度歯周炎
症状
歯周ポケット(歯と歯茎の間にできた隙間)はおよそ3~5mmです。歯茎の腫れが感じられるようになると、すでに菌は歯周組織に入り込んで、歯根膜や歯槽骨にも侵入しています。すると歯周ポケットはさらに深くなり、歯垢や歯石が溜まりやすくなります。
治療
歯石除去を含めた歯茎の周り(見えている部分)のお掃除をして、歯磨き指導をします。
歯科用マイクロスコープ
中等度歯周炎
症状
歯周ポケットがおよそ4~7mmになります。菌による炎症はさらに進み、歯槽骨が歯根の長さの半分程度まで冒され、もう歯を支えていられなくなります。歯のぐらつきを感じるようになり、これによってますます歯周ポケットが深くなってしまいます。
治療
歯石除去を含めた歯茎の周り(見えている部分)のお掃除に加え、麻酔をかけて歯茎の中まできれいにします。歯磨き指導をします。

重度歯周炎
症状
歯周ポケットが6mm以上の深さになります。すでに歯槽骨は原型をとどめておらず、歯がぐらぐらになり、ちょっとしたことで出血し、抜けてしまいます。
治療
中度までとの大きな違いは、歯周外科の治療が必要になることです。



Posted by koikenina at 17:56│Comments(0)
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