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2018年01月19日

 なぜ歯周病になるのでしょうか?

歯周病は虫歯と同じ感染症です。特殊な細菌により引き起こされていて、その細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。ですから歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石がついていないことが重要です。プラークは歯ブラシで落とすことが出来ますが、歯石は石のように硬く、また歯や根にしっかりとこびりついている為、歯ブラシでは落とすことができません。そのため、歯石を取るためには特殊な器具、装置が必要です。

それ以外にも歯周病を起こす原因があります。それは「歯にかかる過大の力」「ストレス」「たばこ」「糖尿病」などですが、それらが複合的に関与して発症と進行をもたらしています。この中で最も問題なのがプラーク(歯垢)とたばこです。歯石は歯周病を引き起こす原因と考えられがちですが、歯石それ自体は引き起こすものではありません。プラーク(歯垢)の格好の住みかとなるため、そのままにしておくと細菌が増殖してしまいます。そのため、歯石は定期的に歯科クリニックで取らなくてはいけません。

つまり歯周病に対する管理は自分自身で行うことが80%、残りの20%が歯科クリニックにおいて行うこと、と言ってもいいと思います。
ダイヤモンドバー
歯周病にかかわる病気
歯周病(歯槽膿漏)に関与する病気には、糖尿病などの疾患があります。これらの要因は、それ自体が歯周病を発症させるものではなく、歯垢や歯石などの細菌に起因した炎症を悪化させるものです。したがって、以下に挙げるような疾患をわずらっていたり、要因を持っていたりする場合は、わずかな細菌でも大きな害がおよぶので、歯垢や歯石を徹底的に取り除く努力が必要です。

歯周病のセルフチェックをしてみましょう!
症状がひとつでもある人は程度の差はあれ、歯周病かもしれません。すぐに検査を受けましょう。
ユニファスト
朝起きた時、口の中がネバネバする。
ブラッシング時に出血する。
口臭が気になる
歯肉がむずがゆい、痛い。
歯肉が赤く腫れている。
かたい物が噛みにくい。
歯が長くなったような気がする。
前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。
歯周病(歯槽膿漏)は、目に見えない歯肉の溝の中に起こり、患者様が気づかない間に進行してしまいます。



Posted by koikenina at 12:49│Comments(0)
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